山善で漫画収納用の本棚を買ってみました。少し大きな大判サイズ(A5判)と、一般的な新書サイズを分けて収納するために、2種類の製品を購入しています。CDCラック(CCDCR-2690)と文庫本ラック(CMCR-1360)という商品です。それぞれの本棚について、組み立て方の紹介や使い勝手のレビューをしてみようと思います。山善のコミック収納棚の購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事>>>【DIY】壁ぴったりの「本棚」を自作しよう!木材は1×8(ワンバイエイト)だけの簡単シンプル設計【作り方】
CDCラック(CCDCR-2690)
ドロヘドロや鉄コン筋クリートなどの大判サイズ(A5判)用に購入しました。棚板の高さを調節できるCDCラックです。
入っていたもの
基本情報は以下です。
- 商品名:CDCラック(CCDCR-2690)
- 本体サイズ:幅26×奥行17×高さ90cm
- 重量:5.5kg
- 材質:プリント紙化粧パーティクルボード、プリント紙化粧繊維板
- 原産国:インドネシア
- 収納目安:CD100枚、DVD60枚、コミック64冊
メーカー紹介文です。
すきまを有効活用!省スペースの収納ラック
スリムな奥行17cmで省スペース収納が可能です。 棚板は3cm間隔で21段階で高さ調節が可能なので、大小さまざまモノが無駄なく収納できます。
ダンボールを開けてみました。ラックは発泡スチロールで保護されています。安価な家具などによくある独特のニオイなどは特に感じませんでした。
中身をすべて取り出しました。入っていたのは以下のアイテムです。
- 天板、底板 2枚
- 左右側板 2枚
- 背板 1枚
- 可動棚 4枚
- 箱(付属部品)
- 取扱説明書
簡単にチェックしてみます。
取扱説明書です。セット内容、組み立て手順、品質表示などの記載があります。イラスト付きでわかりやすい印象です。裏には、注意事項や会社情報がありました。
可動棚です。ずっしりと重い感じがあります。漫画を並べても楽々支えてくれそうです。
横からは木部が見えます。
天板や側板などのパーツも似た作りになっていました。
背板です。厚みはほとんどありません。上から覗き込むと、ぐにゃっと波打っているのがわかります。たいして負荷のかかる部分でもありませんし、嵌りさえすればオッケーなのだと思います。
箱(付属部品)です。ネジや棚ダボなどが入っています。予備の部品もありました。親切です。
組み立て
説明書に倣って組み立てていきます。項目の1からです。
左右側板に天板/底板を取り付けてください。
側板に天板と底板を取り付けます。場所を合わせたらネジで留めるだけです。プラスドライバーは付属していないので自分で用意しました。「100均ダイソーの工具(スモーキーシリーズ)を”ほぼ全種類”揃えてみました【レビュー】」を使っています。
2か所を留めました。逆側もやってしまします。
終わりです。特に難しい作業ではありませんが、ネジを回すのに力が必要でした。
項目の2です。
背板を差し込んで左右側板を取り付けてください。
背板を差し込みます。溝に合わせて押し込むだけです。
側板を乗せてネジで留めます。
終わりです。特に苦戦したポイントはありません。スムーズに進みました。
項目の3です。
お好みの高さに棚ダボを差し込んで可動棚をセットしてください。
大きい漫画のサイズに合わせてダボを打ちました。ちなみに、使っている漫画は鉄コン筋クリートです。だいぶ昔に買ったものなのでボロボロだったりします。
棚板をつけます。ダボが引っ掛かるように溝が彫ってあるので、位置を合わせて乗せるだけです。
3枚の棚板をセットしました。
項目の4です。
ネジ止め箇所にネジ隠しシールを貼ってください。
台紙から剥がしました。丸いシールです。カラーはホワイト。ペラっと薄い感じがあります。
貼ってみました。ネジの銀色はしっかり隠れましたが、穴の黒色は薄っすら透けて見えます。なんとも言えない感じがあります。似たようなシールが100円均一に売っていたと思うので、気になって仕方がなくなったら、購入して重ね貼りでもしようかと思います。
項目の5です。
最後に、本体背板側に揺れ留めを取り付けてください。
説明書にアドバイスがありました。
揺れ止めは比較的差し込みやすい所にしっかりと差し込み、付属ネジを斜めにして固定してください。
※固くなっているところには無理にねじ込まないでください。
背板と底板の余裕のある隙間に半透明のパーツを取り付けました。先端の爪を差し込む形で装着しています。
ネジを斜め方向に差します。揺れ止めのガイドに沿って差し込めば、自然と角度が付いたので簡単でした。
棚の完成
組み立てが終わりました。ブログ用の写真を撮りながらの作業で30分ほどかかりました。組み立てだけに集中をすれば、15分ほどで終わると思います。
縦長の収納棚です。スラっとしていてスリムな印象があります。板の厚みも少ないので、スッキリしたイメージも強いです。存在感は控えめな形状になっていると思います。
カラーはホワイトです。真っ白、という感じの明るいホワイトになっています。注文するときは、もう少し落ち着いたオフホワイトみたいなものを想像していたのですが、これはこれで悪くないように思います。清潔感もあって奇麗な印象です。
棚板の間隔はA5判に合わせています。大きいサイズのマンガ本です。一番上の棚板だけ、中途半端なスペースになってしまったのですが、使い道は後々考えるつもりです。何かには使えそうな感じがあります。デッドスペースとして放っておくのはもったいない感じ。
下の段です。
上の段です。
安価な組み立て棚ということで、所々に変な隙間ができていたりします。棚板も微妙に傾いていたりします。揺れも少々。ちょっと注意なポイントかもしれません。ただ、価格を考えると十分すぎるクオリティには感じています。
漫画本を収納してみました。
良い感じだと思います。整理整頓が捗りそうです。せっかくのチャンスなので(?)細かく写してみます。
一番下の棚です。ドロヘドロの19巻から23巻と、おじさまと猫の8巻までが入っています。
下から2段目の棚です。ドロヘドロの1巻から18巻までが入っています。きっちり並ぶとディスプレイとしても楽しいです。
3段目の棚です。鉄コン筋クリートと飛んで埼玉をしまいました。スペースが余ってしまったので、何となくあたしンちもしまっています。
斜めからです。キレイに収まると気持ちがいいです。
後ろにある本棚はDIYしたものです。文庫本専用として手作りをしました。「【DIY】壁ぴったりの「本棚」を自作しよう!木材は1×8(ワンバイエイト)だけの簡単シンプル設計【作り方】」です。設計図の制作や、材料の買い出しなどから紹介しています。よかったら、チェックしてみてください。
文庫本ラック(CMCR-1360)
鬼灯の冷徹や東京リベンジャーズなどの一般的な漫画サイズ用に購入しました。棚板の高さは固定されている文庫本ラックです。
入っていたもの
基本情報は以下です。
- 商品名:文庫本ラック(CMCR-1360)
- 本体サイズ:幅60×奥行17×高さ134cm
- 重量:13kg
- 材質:プリント紙化粧パーティクルボード、プリント紙化粧繊維板
- 原産国:インドネシア
- コミック収納目安:240冊
- DVD収納目安:216枚
- 文庫本収納目安:180冊
メーカー商品説明分です。
奥行スリムで省スペース。カラーボックス
コミック、DVD、CD、文庫本など本やソフト収納に適合なオープンラック。スリムなのにたっぷり収納できてとっても便利です。無駄なく収納できるので、見た目もスッキリ収まります。
ダンボールを開けてみました。ラックは発泡スチロールで保護されています。
中身をすべて取り出しました。入っていたのは以下のアイテムです。
- 天板底板共用 2枚
- 固定棚 5枚
- 側板 2枚
- 背板(片面化粧貼り) 6枚
- 箱(付属部品)
- 取扱説明書
簡単にチェックしてみます。
取扱説明書です。セット内容、品質表示などの記載があります。イラスト付きでわかりやすい印象です。裏には、組み立て方がありました。
別紙です。取扱説明書にホッチキスで留められていました。転倒防止ベルトの取り付け方の記載があります。芯材を目掛けてネジを打ちましょう、などといった内容です。
側板です。ズシっと重たいです。長さは134cmあります。
横からは木部が見えます。天板底板や固定棚などのパーツも似た作りになっています。一つ前に作った、CDCラック(CCDCR-2690)と似た内容です。
背板です。片面が化粧貼りになっています。
箱(付属部品)です。ネジや棚ダボなどが入っています。予備の部品もありました。黒くて細長いパーツは、転倒防止用のベルトです。
組み立て
説明書に倣って組み立てていきます。項目の1からです。
側板に天板/底板共用・固定板を取り付けてください。
側板に天板をセットしました。プラスドライバーでネジを締めます。
上下の二箇所を留めました。硬くて力が必要でした。ネジを締めるたびに木屑がこぼれてきたので、掃除のしやすい広い場所で作業をしたらよかったかもしれません。
終わりです。7枚の棚板を取り付けました。締めたネジは14本です。既に握力が無くなっている感じがあります。反対側も同じ数だけやらないといけないのに・・・。やっぱり大型の家具を組み立てるのは大変です。
項目の2です。
本体を横にして、ミゾに沿って背板を差し込んでください。
本棚を横に倒しました。変なところを持つと壊れてしまいそうだったので、側板をしっかり握って丁寧に倒しました。なかなか重かったので大変でした。二人ペアで組み立てたら楽だと思います。
背板を差し込んでいきます。溝に合わせて押し込むだけなので簡単です。
6枚の背板をセットしました。スマートに進みました。
項目の3です。
側板を取り付けてください。
側板を乗せてネジを指していきます。全部で14箇所あります。
3か所目あたりで、手動は諦めることにしました。取扱説明書のご注意の欄に
電動ドライバーは使用しないでください。部材や部品が破損する恐れがあります。
とあったのですが、握力もなくなってきたことですし(?)、科学の力で一気に終わらせてしまいました。一応、優しく気を使いながら作業をしたら、割れや破損などは起きずに無事に終えることができました。よかったです。
使った電動ドリルは「【レビュー】初めての電動ドライバーは「ZENKE」にしたよ!安くて初心者におすすめの工具だと思う」です。3年ほど前に買った激安工具ですが、まだまだ現役で動いています。いい買い物だったと思っています。
項目の4です。
本体を静かに起こし、ネジ止めにネジ隠しシールを貼ってください。最後に設置する壁面と本体の天板裏面に転倒防止ベルトを取り付けてください。
組み立ての作業はリビングでやっています。ここは本棚の本設置場所ではないので、転倒防止ベルトはあとで取り付けます。ネジ隠しシールだけやってしまいます。
台紙から剥がして貼り付けました。全部で28箇所やらないといけないので、無心でぺたぺたやっていきます。
棚の完成
組み立てが終わりました。写真を撮りながらの作業で50分ほどかかりました。
大きなサイズの本棚です。高さは134cmあります。パソコンデスクが72cmの高さなので、比較するとイメージが掴みやすいかもしれません。「【DIY】パソコンデスクを手作りするよ!天板を作ってIKEAの脚に乗せるだけの簡単設計【作り方】」です。とりあえず、なかなかの迫力があります。
カラーは明るいホワイトです。明るく清潔感があります。
基本的なデザインや質感は、一つ前に作った、CDCラック(CCDCR-2690)と同じなので、そんなに書くことがなかったりします。
縦向きに撮ってみました。中央付近がぐにゃっと歪んでいるのはカメラの補正(?)のせいです。本棚自体に歪みはありません。
上の段です。
真ん中の段です。
やっぱり、リーズナブルな組み立て棚ということで、所々に変な隙間ができていたりします(CDCラックと同じデス)。棚板も微妙に傾いていたりします。ちょっと注意なポイントかもしれません。ただ、値段を考えると十分すぎるクオリティには思います。
漫画本を収納してみました。本当は全棚埋めてから紹介したかったのですが、漫画の運搬が思ったより大変だったので、一列のみの収納です。
鬼灯の冷徹の1巻から31巻と、大ダークの1巻から4巻と、チ。の1巻から4巻までが入っています。漫画の厚みによっても変わってきますが、1段に40冊程度の冊数が入ります。大容量です。途中に仕切りは無いので、「100均ダイソー【ブックスタンド(ブックエンド)】を全部買ってみます【本立て18種類】」なんかがあると便利かもしれません。
A5判も入らないかな、と思って試してみましたが、やっぱりダメでした。2mmほど引っ掛かってしまいます。うーん、入りそうなんですけどねえ。無理矢理入れて折れ曲がってしまっても嫌ですし・・・。
少しサイズの大きいあたしンちは問題なく収納する事ができました。
さいごに
山善で漫画収納用の本棚を買ってみました。
転倒防止用のストッパーを注文してあるので、届き次第設置しようと思っています。その様子は、この記事に追記するつもりです。よかったらまたブログに遊びに来てください。それでは、最後までありがとうございました。