【レビュー】初めての電動ドライバーは「ZENKE」にしたよ!安くて初心者におすすめの工具だと思う

DIY・リメイク

賃貸アパートへの引っ越しを機に、本格的なDIYを始めました。まだまだわからない事も多く、腕前も初心者同然ですが、「ZENKE」の電動ドライバーセットを買ってみました。人生で初めての1台です。

あれやこれやと悩みながら選んだ理由や、製品の仕様特徴をまとめてみます。半年間使ってみての口コミやレビューも追記しています。工具選びに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

関連記事>>>【歴1年】DIY初心者が作った家具雑貨をまとめて紹介するよ。

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「ZENKE」の電動ドライバーセットを選んだ理由

電動ドライバーは種類が多すぎて、何を選べばいいかわかりませんでした。

「おすすめランキング」や「初心者にはコレ」みたいな記事をいくつか覗いてみましたが、いまいちピンときません。

「電圧がどうだとか」、「拡張機能がどうだとか」書いてあるわけですが、そんな事はよくわかりません。素人には若干敷居が高いと感じました。

「余裕があるなら、少し高価なインパクトドライバーがいい」と言われてもちょっと困ります・・・。

「ブログ記事の文章を読むより、Youtubeで映像を見た方がわかりやすいかも」と思って、DIYの解説系動画や、工具紹介の動画を一通り見てみました。

たしかに、文字よりは映像(音声)の方がわかりやすいです。電動ドライバーを実際に使っている動画は、製品の想像もしやすくて参考になりました。

飽きさせないよう定期的にカメラアングルを変えたり、効果音を使ってアクセントを加えたり、テロップを付けて分かり易くしたり、番組として面白い物も多かったです。

個人の動画投稿だけど、手間をかけて運営しているんだなと思いました。

それで「お気に入りは見つかったの」という話ですが、見つかりました。「ブラックアンドデッカー(BLACK+DECKER)」というメーカーの商品です。

アタッチメント一式が付いていて、家庭用のDIYであれば、これ一つで十分すぎる性能、という事です。

このあたりの説明はよくわかっていないのですが、とにかく本体のビジュアルがカッコイイんです。黒とオレンジの組み合わせがクールです。

基本的に見た目から入るタイプでもあります。カッコよかったり、おしゃれだったりすれば、大切に扱うし、作業をする時も楽しくなります。

買ってしまおうと思ったのですが、お会計に進むと、そのお値段20,000円でした。予算の上限を決めていたわけではありませんが、ちょっと高くてだせない金額です。

「賃貸アパートをDIYでオシャレにしよう」、という気持ちは強いのですが、少しだけカジって飽きてしまう事もあるかもしれません・・・。

初めて買う工具としては、うーん、という感じです。

そんなわけで、レビュー系のウェブサイトや動画サイトを巡っても、納得できる物がなかったので、Amazonで探すことにしました。

電動工具の売れ筋ランキングを上から覗いていきます。

  • 失敗してもいいように、やっぱり安い商品
  • はじめてでも使いやすそう
  • 収納に困らないようなコンパクトなやつ

なんて条件で見ていって、気になったのは「BOSCH(ボッシュ)」「ZENKE」「リョービ(RYOBI)」というメーカーの商品です。

その中から、「一番安いのに、ビットセットまで付属している」という理由で、ZENKEの電動ドライバーセットに目を付けました。

周りより極端に安いと「大丈夫かな」と心配に思う事もありますが、星の数も高くて口コミ件数も多かったので大丈夫なのでしょう。

日本製品の方がいいかな、と思う気持ちもありますが、悩みだしたら決められなくなりそうです。もうZENKEの電動ドライバーにします。

カートに入れて支払い完了。あとは、配達を待つのみです。

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購入した「ZENKE」の電動ドライバーセット

Amazonでの商品名は、「ZENKE 電動ドライバーセット 充電式 正逆転可能 照明機能 12本ビット 3本ツイストドリル 1本延長棒 コードレス」。これでもかというぐらい、ワードを詰め込んでいます。

専用収納ケースは深い緑色です。本体に合わせたカラーリングだと思います。

中央には、ドライバーのイラストが。立体的でポップな感じです。両サイドの模様は滑り止めでしょうか。

強度のある素材で出来ているので、多少の衝撃ぐらいなら問題ないはずです。取っ手付きなので持ち運びに便利です。コンパクトなので、収納場所にも困りません。

留め具自体はカチっと閉まりますが、左右で形が違っていたり、端がめくれていたり、全体の作りとしてはチープな感じがします。といっても製品価格が安いので、チープというより値段相応ということかもしれません。

何度も開け閉めしていると、留め具が緩くなって、締まりが悪くなりそうな気がします。耐久度は低そうです。

付属品はこちらです。

  • 50mm CRVビット×2本
  • 32mm S2ビット×10本
  • ツイストドリル×3本
  • 延長棒×1本
  • USB電源コード×1本
  • 専用ケース×1個
  • 取扱説明書×1
  • 品質保証書×1

ビットはケース内の窪みに固定されています。パチっとはまるので、雑に扱わなければ、バラバラになる心配はなさそうです。

ケーブルと紙類は空いたスペースに仕舞う形です。収まりが悪いので、別の場所で保管した方がいいかもしれません。

品質保証書と取扱説明書は両面印刷です。安全上の注意や商品仕様の記載があります。

裏面です。「無料サンプル試用の招待状」と記載があります。Facebookの投稿に「いいね!」をすると、ランダムでサンプル提供を受けられるようです。

品質保証書に書いてしまっていいのかな、というのが感想です。こういった取り組みに参加したことはないです。

取扱説明書のご使用方法は、ざっと眺めた限りだと、わかりにくいという印象です。

ビットを差し込みたり、切り替えたり、取り出したりする時、チャックを上へ引き上げてください。

ウェブサイトで無理やり翻訳させたような文章です。まあ意味自体は伝わるので、これでもいいのかもしれません・・・。

スペックは以下です。

  • 電池圧力:3.6V
  • 無負荷回転速度:250RPM
  • 最大トルク4.5N.M
  • コレットチャック寸法:1/4″(6.35mm)
  • 電池タイプ:1300mAhリチウムイオン電池
  • 保護装置:過充電・過放電保護
  • 充電方式:USBケーブル
  • 最大充電電流:5.0V 1000mA

本体は小型で軽いです。片手でも楽々持ち上がります。女性でも扱いやすいと思います。

グリップを握ってみると、少しオモチャっぽい感じがします。「具体的にどの部分が」と聞かれたら難しいのですが、触り心地やボタンの付き方が、そんな印象を与えるんだと思います。

元々、本格的な電動工具というわけではなく、趣味のDIY工具という感じですからね。オモチャっぽいというのも、別に悪くない表現だと思います。

カラーリングは、本体が緑色。スイッチとチャックが黒色。先端部分に銀です。SF映画に出てくるレーザー銃みたいな色の組み合わせです。個人的には好みの配色です。

正面からのアングルです。コレットチャックはスムーズに稼働します。ビットを付け替えるたびに動かす必要があるので、滑らかに動くのは嬉しいポイントです。

LED照明ライトが付いているので、稼働中は手元に光が当たります。暗所での作業も可能です。

持ちての部分は、ラバー加工で滑りにくくなっています。手の形に合わせているのか、不思議なデザインです。

ドリルを回すトリガースイッチと、正回転、逆回転を管理する、切り替えスイッチは、カチャカチャ鳴ります。

堅くもなく緩くもなくという感じで、押し心地は至って普通の感じです。

グリップに付いている、PRESSボタンを押しながら回すと、本体がストレート形状に切り替わります。狭い場所や手の届かない隙間でも、変形させて対応することが出来ます。

「写真も撮ったし、元の形に戻そう」と、ボタンを押しながら力を加えても、グリップが回りません。強めに回してもピクリともしません。

まだ、開封レビューの最中です。一度も実践で使っていません。かなり焦りました。

結局ドッカンドッカンやりながら、フルパワーで回したら元の形に戻りました。よかったです。一生、ストレート形状のままかと思いました。

とりあえず、この変形機能は使わずに、電動ドライバーはピストル形状で使っていこうと思います。

充電ソケットはグリップ上部にあります。本体に、似たような穴がいくつかあったので、初めは場所が分かりませんでした。

製品には、USBコードしか付属していません。市販のアダプター(DC5V 0.5~1.0A)を用意するか、USBポートに繋ぐ必要があります。

今回は、スマートフォンのアダプタに繋いで充電しました。

電池残量表示は赤、黄、緑の3色です。50%以上、50%以下、10%以下をランプの点灯で通知してくれます。

急に充電が切れたら困るので、こういったサポート機能は嬉しいです。

本体の塗装が少し雑です。写真のように、グリーンのカラーがはみ出している箇所があります。ガタガタしていて少しカッコ悪いです。

本体に貼り付けられているロゴシールも、斜めになっています。窪みにしっかり収まっていてくれたらいいのですが、ズレていて気になります。手作業でペタペタ張り付けているんですかね。

この辺りを見ても、価格相応のチープな感じが出ている気がします。ただ、値段からして、精巧な作りの電動ドライバーが来るとは思っていなかったので、特に問題はないです。

ビットを取り付けてみました。なんだか、一気にソレっぽくなった気がします。装着しているのは、50mmのプラスビットです。

32mmのビットを取り付ける時は、専用の延長棒を使います。シルバーとブラウンの色合いがカッコイイです。

「ZENKE」の電動ドライバーセットに付属しているビットです。

  • 50mm ビット2本(PH1/PH2)
  • 55mm 延長棒1本
  • 32mm ビット10本(プラスPH1/PH2/PH3;トルクスT20/T25;マイナス4.0/5.0/6.0;ヘックスH4.0/H5.0)
  • ツイストドリル3本(2.0/ 2.5/ 3.0)

全部で16本あります。初心者のうちは、何を揃えればいいかわからないので、基本となるビットセットが付属しているのは、大きなプラスポイントだと思います。

これだけあれば、色々な工作が楽しめそうです。

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「ZENKE」の電動ドライバーセットを使ってDIY

日常的に使う家具から、「これ必要あるの?」という物まで、ZENKEの電動ドライバーを使って色々と作ってみました。簡単なコメントを添えて紹介します。

ローテーブル

初めてDIYした家具です。右も左もわからなかったので、結構苦戦した記憶があります。組み立てには、ZENKEの電動ドライバーと木ねじを使用しました。

ローテーブルの底面は、木ねじの頭が飛び出していると、床と当たってキズが付いてしまいます。木工用のフォスナービットで、座ぐり穴を空けて平坦に加工しましたよ。

久しぶりに過去記事を読み直したら、用語間違いなどが多数ありました。近いうちに、修正しておきます。

関連記事>>>【DIY】おしゃれなローテーブルを簡単シンプルに1×4(ワンバイフォー)材で作ってみよう【作り方】

本棚

図書館のような、壁一面の本棚にあこがれて作りました。作ったといっても、短い板に長い板を置いているだけですが・・・。

仕切り板の組み立てに電動ドライバーを使っています。棚板と仕切りの固定は、L字の金具を使用しました。この部分のネジは手動で締めています。

「あれもこれも」書いていたら、長文記事になってしまいました。覗くと後悔するかもしれません。

関連記事>>>【DIY】壁ぴったりの「本棚」を自作しよう!木材は1×8(ワンバイエイト)だけの簡単シンプル設計【作り方】

スパイスラック

端材で作りました。オシャレな調味料棚にあこがれて、色々と試行錯誤しています。所々失敗しているのですが、「手作りのいい味がでている」とポジティブな解釈をしています。

組み立ては、電動ドライバーと木ねじのみです。接地面にキズが付いたら困るので、ローテーブルと同じ手順で、座ぐり穴加工をしています。

関連記事>>>【DIY】木製スパイスラック(調味料棚)を手作りしよう!簡単おしゃれにキッチン収納【作り方】

カフェトレイ

「オシャレなカフェトレイが家にあったら素敵だな」と思い作りました。材料はすのこ(100均)を解体して確保しています。

電動ドライバーを使ったのは、黒くペイントした丸棒の固定のみです。

関連記事>>>【100均DIY】おしゃれな木製「カフェトレイ」を手作りしよう!すのこを分解して材料にするよ【作り方】

野菜ストッカー

キッチン用の木箱です。野菜収納に使います。大きめのサイズで作ったので大容量。使い勝手はいいですよ。木工ボンドと木ねじを使って組み立てました。

関連記事>>>【100均DIY】木箱を作って「野菜ストッカー(収納)」にするよ!材料はすのことMDF材だけの簡単設計【作り方】

傘立て

玄関用の傘立てです。もう少し小さく作っても良かったかなと思っています。意外と大きくて、存在感があります。

相欠き継ぎというのに挑戦したら、ガタガタの低クオリティになりました。いつかリベンジします。

座ぐり穴をあけたり、下穴をあけたり、金具を留めたり、電動ドライバーの使用頻度は高いです。

関連記事>>>【DIY】小型の「木製傘立て」を手作りするよ!相欠き加工にも挑戦【作り方】

パソコンデスク

SPF材を繋いで天板にしました。脚はIKEAの既製品を使っています。

余計な物も映っているし、ブルーシートは敷いたまま。「サムネイルの写真を撮り直さないと」といつも思っていますが、結局そのままです・・・。

現在は、ノートパソコンと液晶モニターを置いて使っていますよ。幅140cmで作ったので、広くて便利です。配線隠し用の引き出しを取り付けようかと思っていますが、いつやるかは未定です。

関連記事>>>【DIY】パソコンデスクを手作りするよ!天板を作ってIKEAの脚に乗せるだけの簡単設計【作り方】

ドアプレート

100円均一の端材を使って、ドアプレートを手作りしました。黒板塗料を塗布してチョークでイラストを描き込んでいます。

ZENKEの電動ドライバーは「麻ひもを通すための穴開け」に使っています。

関連記事>>>【DIY】100均端材で黒板ドアプレートを手作り!オリジナルのルーム看板【作り方】

セメント鉢

ダイソーのセメントで作ったプランターです。水性塗料で色塗りもしています。今まで紹介してきた物の中でも、上位にランクインするぐらい気に入っています。

鉢の底部分に、水抜き穴を開けるため、電動ドライバーを使いました。「木」以外の素材に使うのは初めてです。「セメントにも穴って開けられるの?」なんて思いながら作業をしました。簡単に開きました。

失敗やトラブルが続いて苦戦したDIYです。その模様もよかったら。

関連記事>>>【DIY】おしゃれな「セメント鉢」を手作りするよ!観葉植物のディスプレイを楽しむ【作り方】

モニター台

モニター台です。本棚、パソコンデスクと同じSPF(1×8)材を使ってDIYしました。塗装はワトコオイル(ダークウォルナット)とターナーミルクペイント(インクブラック)を使っています。

「ダボ埋めをマスターすれば、あなたのDIYもワンランクアップ」で御馴染み(?)の、ダボ埋めに初挑戦しました。電動ドライバー、木ダボ、木工用6角軸ダボ推(ダボ穴あけ用)を駆使して、何とかやってみましたよ。

関連記事>>>【DIY】おしゃれな「モニター台」を自作するよ!パソコンデスクのスペースを有効活用【作り方】

ゲーム収納棚

ゲーム機専用の収納棚です。「ローテーブルの上に積み上がっているゲーム機を整頓したい」と思って作りました。

パインの集成材を主に使っています。組み立ては全て木ねじ。ZENKEの電動ドライバーを使って締めました。

先ほど紹介した「ダボ埋めをマスターすれば、あなたのDIYもワンランクアップ」で御馴染み(?)のダボ埋めもやっています。モニター台の時よりは上手く出来たかな、という感想です。

仕上がりには満足していて、今まで作った物の中でも上位に食い込むぐらいのお気に入りとなっています。

関連記事>>>【DIY】ゲーム機「収納棚」を自作するよ!パイン集成材にワトコオイルでオシャレにしたい【作り方】

ミニテーブル

ミニテーブルです。「リビングや寝室で、ちょっと使える机が欲しい」と思い手作りしました。

足の組み立てに木ねじを使っています。横着して下穴を空けずに作業していたら、一か所ヒドイひび割れが起こってしまいました。修正できるレベルではないので、しかたなくそのまま使っています。

一応、ガタつきやグラつきは出ていないので、利便性の部分に不都合は感じていません。割れた箇所さえ見なければ、しっかりとしたテーブルになっています。割れた箇所さえみなければ・・・。

コーナークランプ初使用の製作品でもあります。その辺りの様子は、個別記事に細かく乗せているので、良かったら覗いてみて下さい。

関連記事>>>【100均DIY】セリアの木材で「ミニテーブル」を手作りするよ。天板はひのき、水性ニス(ライトオーク)で塗装【作り方】

CDラック

押し入れに仕舞い込んでいたCDを、「インテリアとして飾ってみようかな」と思いつき作ってみました。収納棚です。卓上タイプをイメージしていたので、サイズは小型でスリムな感じになっています。

フレームの組み立てにスリムビスを使っています。電動ドライバーを使って締めました。

木材と木材の接続位置を間違えてしまい、大穴があいてしまった個所もあるのですが、なんとか誤魔化すことができました。詳しいエピソードは個別記事にあります。

関連記事>>>【100均DIY】木製「CDラック(収納棚)」を自作するよ。おしゃれな卓上タイプを目指す【作り方】

テレビ台

テレビ台(ボード)と言えば、DIYの花形の一つではないでしょうか。リビング用に作ってみました。背板のないオープンタイプで、すっきりシンプルな見た目を意識してみました。ちょっとしたオシャレ感も出してみたつもりです。

組み立ては木ねじのみです。かなりの本数を使った覚えがあります。埋木までやったので、なかなか手間がかかりました。頑張った分、テレビ台の雰囲気は良くなったと思っています。

関連記事>>>【DIY】小型「テレビ台」を手作りするよ。ロータイプでおしゃれなデザインを目指す【作り方】

パーテーション

「ネイルサロンで使う飛沫対策用のパーテーション(スニーズガード)を作ってほしい」とお願いされました。

「腕に自信はないんだけど・・・」

という感じで返事をすると

「大丈夫、飛沫の対策が出来れば。あとのデザインとかは、ソレっぽければいいから。お願い」

という返事が

そんなわけで、急遽パーテーションを作ってみました。一応ソレらしくはできているかと思います。電動ドライバーはフレームの組み立てに使っています。

関連記事>>>パーテーション(スニーズガード)を手作りするよ。DIYでネイルサロンの飛沫対策

半年使った「ZENKE」の電動ドライバーセットをレビューする

購入から半年です。ちょっとしたネジ締めから、大きな家具の組み立てまで、一通りの作業にZENKEの電動ドライバーを使ってみました。良かった点、悪かった点を紹介します。

良かった点

安くて機能的です。趣味としてのDIYを楽しむ分には、十分な性能が備わっていると思います。本棚作りや、ローテーブルなど、大きな家具作りの組み立てにも問題なく使えました。一通りのビットが付属しているので、ほとんどのシーンに対応できるのも嬉しいです。

小型軽量なので疲れにくいです。何ヵ所もビス留めをする必要がある時は、ひたすら「下穴開け→木ねじ」の繰り返しになります。長い時間電動ドライバーを握り続ける事は、腕への負担も大きいのですが、ZENKEの工具はコンパクトなので疲労が少ないです。

コードレスなので場所を選びません。「そこまで大きなメリットではないかな」と思っていましたが、使ってみると想像以上に便利でした。

狭い部屋でDIYをしていると、体勢を変えながらドライバーを使う事があります。移動しても、コードが引っかかったり、からまったりしないので、作業がスムーズに進みます。

「棚のネジを締め直そうと思ってたんだ」、なんて思いついたときにも、パッとケースから取り出して、すぐに使う事ができるのは、大きなメリットだと思います。

悪かった点

説明書の「ご使用方法」がわかりにくいです。「ウェブサイトで無理やり翻訳させたような文章」と書きましたが、説明不足だと感じる点が多かったです。

パーツ名称の解説などもないので、何がどの部分を指しているのかわからず、Googleで検索をかけながら解説書を読みました。改良されてイラストや図解が加われば親切だなと思います。

ただ、電動ドライバーの仕組み自体は複雑ではありません。直感でも操作できると思います。

ドリルの回転方向を変換する「正逆転切り替えレバー」が緩くて、意図せず触れた時にレバーが押し込まれることがあります。ドリルの回転方向が逆になるので、作業中だとイラっとすることもあります。

これは少し厄介な問題ですが、レバーの硬さについては、個体差もあると思います。よく、当たり、はずれ、みたいな言い方しますよね。マスキングテープで留めたり、固定しておけば問題なく使用できます。

「ZENKE」の電動ドライバーセットは安くておすすめだと思う

ZENKEの電動ドライバーセットは良い買い物でした。「安くて機能的」コストパフォーマンスの高い工具です。DIY初心者の強い味方だと思います。

「これからDIYを始めようと思うけど、どれを選べばいいかわからない」という方は、参考にしてもらえたら嬉しいです。おすすめの1台です。

それでは、最後までありがとうございました。