アイリスオーヤマ「ふとんクリーナー(IC-FAC2)」を買いました【レビュー】

整理整頓・収納

アマゾンの売れ筋ランキング一位、アイリスオーヤマの「布団クリーナー(IC-FAC2)」を買ってみます。標準付属パーツの詳細や、使い勝手(吸引力)のレビューなどを、写真付きで紹介していこうと思います。アイリスオーヤマの布団掃除機を検討している方は、ぜひ、参考にしてみて下さい。

関連記事>>>マキタ「14.4Vコードレス掃除機」を購入!レビューと評価、サイクロン化まで。充電式クリーナ「CL141FDRFW」

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アイリスオーヤマのふとんクリーナーを買ってみた

アマゾンでランキングをチェックして、楽天で購入しました(ポイントが高かったので・・・)。注文から2日後に到着です。運送会社は佐川急便でした。

ダンボールは巨大ですが、重さはそれほどでもありません。片手でも支えられる重量です。

アイリスオーヤマのふとんクリーナー「IC-FAC2」です。

アイリスオーヤマのふとんクリーナーには、3通りのモデルがありました。※価格は、アイリスオーヤマのアマゾンストア(2021年1月30日現在)のものです。

  • IC-FAC2(たたき回数5,800回/分)¥6,970
  • IC-FAC3(たたき回数6,500回/分)¥7,980
  • IC-FAC4(たたき回数14,000回/分、パワーブラシ搭載)¥11,447

という感じです。

布団掃除機というのは、人生で初めての購入になります。IC-FAC4の1分間に14,000打撃、というのは魅力的なのですが(有効性はイマイチわかっていませんが、1万回越えという部分に惹かれます)、初めての布団掃除機に¥11,447というのは、ちょっと難しい金額に思いました。「買ってもすぐに使わなくなったら嫌だな」という事で、一番価格の安い下位モデル「IC-FAC2」を選びました。

主要機能は以下です。

  • 使用時サイズ(cm):幅約25×奥行約45.9×高さ約21.2
  • 収納時サイズ(cm):幅約25×奥行約14.4×高さ約40.3
  • 電源:AC100V(50/60Hz)
  • 消費電力:400W
  • コードの長さ:約4m
  • 本体重量(kg):1.6
  • 振動回数:毎分約5800回、ダニ退治機能:有
  • 集塵容量:約0.2L
  • セット内容:掃除機本体、集じんフィルター(本体に取り付け済み)、排気フィルター(本体に取り付け済み)、コードバンド(本体に取り付け済み)

付属品やパーツを細かくて見ていきます。

取扱説明書です。数枚の用紙をホッチキスで繋げた作り。裏面には保証書が付いています。

パラパラっと中を捲ってみました。イラストや数字に記号、ちょっとした補足などもあって丁寧な印象です。

各部の名称ページはこんな感じです。とてもわかりやすい。

掃除機本体です。白のワンカラー。光沢のある艶っぽい質感です。差し色のように、所々にグレーが入っていますが、うるさい感じはなく控えめ。無駄な装飾などはありません。シンプルなデザインで清潔感があると思います。

本体重量は約1.6kgなので、片手で楽々支えられるぐらい軽いです。長時間の使用でも腕が疲れにくそう。作りはしっかりしているように感じます。

ハンドルです。なだらかな曲線になっています。フィットして握りやすいです。滑り止めのゴムなどはついていません。ツルっとした触り心地です。

ハンドルの下には、電源コードが付いています。巻取り式ではないので、常に垂れ下がっている状態です。掃除中、邪魔になる事もあるかもしれません。

コードバンドが付属しています。「【100均ダイソー】コード(ケーブル)をまとめる「配線整理グッズ」をたくさん買ってみました」と似たものです。余計なケーブルは一纏めにすることも出来ますが、長さが4mあるので、なかなかボリュームのある感じになります。コンセント側に上手く纏められたら、便利に使えるのかもしれません。

ハンドルの内側には、排気フィルターカバーがついています。カバー横に、開けると閉めるのガイドがあるので、その方向に捩じると取り付け取り外しをする事ができます。スムーズにスライドするので、力は必用ありません。

手に持っているのは、内部に収まっていた排気フィルターです。消耗品なので定期的に交換する必要があるそうです。目安はだいたい1年とのこと。ただ、排気が悪くなったり、臭いが出てきた場合は、それより早く交換する必要があるそうです。

表示・操作部です。赤枠で囲まれているのが、電源(切、入)ボタンです。一度押して起動すると、標準(たたきあり)モードで運転が開始。もう一度押すと、弱(たたきなし)モードに移行。そのあと、もう一度押すと電源がオフという感じになっているみたいです。ボタンは固めの印象です。

モードに応じてランプが点灯するので、今どの状態で使っているのか迷子になる事はなさそうです。

ダストカップセットです。吸い込んだゴミの溜まる部分。白っぽい半透明の容器になっているので中は見えづらい仕様です。

両サイドのレバーを押し込みながら引っ張ると外すことができます。レバーの構造は少しチープな印象があります。耐久力は無さそうな感じですが、頻繁につけ外しするような物でもないので、問題は無いのかもしれません。

取り付けるときは、本体に押し込むだけです。奥まで差さると「カチ」っという合図音が鳴ります。

ダストカップの中には、フィルターフレーム、集塵フィルターが入っています。汚れた場合には、丸洗いする事が可能です。中性洗剤を希釈した水に浸けると、効果的に汚れを落とすことができるそうです。

先ほど紹介した排気フィルターと同じように、フィルターフレームは消耗品となっているようです。定期的に交換する必要があるのだとか。目安はだいたい1年とのこと。ただ、破れたり吸引力が戻らなくなった場合は、それより早く交換する必要があるそうです。

ヘッドです。ロックシステムが付いています。片手でヘッドを床に抑えながらハンドルを下げると、ロックを外すことが出来ます。可動範囲は75度です。

薄っすらとしたグレーで「CYCLONE STREAM」という表記があります。アルファベットのO(オー)だけ、渦が巻いているようなデザインになっていて、サイクロン感が強めです。主張し過ぎないようなデザインで小洒落感があると思います。

ヘッドの裏です。

  • たたきパッド
  • 吸引口(サイクロンストリームヘッド)
  • ローラー
  • 温風吹出口

という順番で、パーツを確認していきます。

たたきパッドです。不思議な形をしています。丸みを持った突起がいくつも。上下に揺れる仕組みだそうです。

吸引口(サイクロンストリームヘッド)です。吸引口のサイズは、約20×40mmといった感じです。大きなホコリの塊なんかでも、余裕を持って吸い込める大きさだと思います。

吸引口の周りは、イエローのカラーリングになっています。サイクロンストリームヘッドという別名(?)があるので、名前に負けないよう、派手な色遣いにしたのかもしれません(たぶんチガイマス)。吸引口の場所を目立たせるためとか、そういう感じなんですかね。というフワっとしたコメントを書いたら次に進みます。

ローラーです。プラスチックだと思います。カチャカチャしたチープ感があります。回転自体はスムーズなので動作に問題はありません。

温風吹出口です。温風を温風吹出口から吹き付ける事で布団をふっくら乾燥させ、より効果的にダニ対策ができるのだそうです。モーター熱を利用しているので、風が温まるまでに時間がかかる場合もあるのだとか。

製品サイズだけを見ても大きさのイメージが伝わりづらいかと思い、マキタの掃除機と並べてみました。マキタは「CL14FDRFW」というモデルで、バッテリーは14.4v、集塵方法はカプセル式、スイッチはワンタッチボタンという構成です。別売りのサイクロンアタッチメントまで取り付けています。一般的なコードレスクリーナーと比べると、細身の形状かもしれません。ふとんクリーナーと似た形状のハンディモードにしてから並べたら、もっと分かり易くなったのかもしれませんが、それに気づいたのはブログを書いている最中なので諦める事にしました。

アイリスオーヤマのふとんクリーナーの方が一回り小さいです。コードレスと有線タイプの差かな、なんて考えましたが、それは殆ど関係ない気がしてきました。ゴミを貯めるためのスペースの取り方が違っているだけな気がします。という感じの、いい加減で大雑把な考察(?)を書いてみましたが、こんなのでダイジョウブなのでしょうか・・・。

マキタの掃除機については、詳細なレビュー記事を書いています。「マキタ「14.4Vコードレス掃除機」を購入!レビューと評価、サイクロン化まで。充電式クリーナ「CL141FDRFW」」です。気になった方は、ぜひチェックしてみて下さい。

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ふとんクリーナーを試しに使ってみる

電源を入れます。

「ぐおーん」「ぎゅいーん」と煩いです。高い音で、若干耳に付く感じです。音量は換気扇の強モードを上回っていると思います。防音性の低い木造集合住宅なんかだと、夜の使用は難しいかもしれません。

たたきの機能は思っていたより強力です。ハンドルを握っている腕にまで振動が伝わってきます。揺れは、肩に当てて使うマッサージ機のように、細かな振動がずっと続く感じです。どどどどどどどどっ。1分間に5,800回の振動は、なかなか破壊力(?)があるように思います。

弱のたたきなしモードに切り替えると、音はだいぶ落ち着きます。ドライヤーぐらいかと思います。

試運転ということで、部屋の中を色々掃除してみます。まずは、写真のこたつの敷布団です。運転モードは、これから一番使う機会の多いであろう、標準のたたきありに合わせています。

吸いつきがすごいです。布団をピンと張っておかないと、ヘッドに吸われてしまって上手く動かせません。パワーは十分に思います。

こたつのアクセントカバーです。さらっとした軽めのマフラーに近い質感。ホコリやちりは溜まり易そうな場所です。説明書の使い方にあった通り、ゆっくり動かしながら往復させます。

やっぱり、吸いつきはすごいです。張り付いて掃除機が重たい。

かなりのヨゴレを吸い取っている感じがあります。アクセントカバーの掃除はしばらくしていなかったので、結構ヨゴレていたのかもしれません・・・。

何となく立ち寄ったニトリで無計画に購入したこたつの記事は「ニトリで安い「こたつ」を買ってしまった。長方形のリバーシブル天板【レビュー】」です。50枚以上の写真を使ってレポートしているので、よかったらチェックしてみて下さい。

ニトリのユニット畳です。わざわざ布団クリーナーで掃除をするような場所ではないのですが、近かったので試しにかけてみました。布団と違ってほとんど抵抗はありません。スイスイ進みます。普通の掃除機をかけている感覚とかわりません。ただ、センサーのライトがゴミを吸い込むたびに変化するので、掃除機をかけている時よりは、キレイになっている(やっているぞ)感が強いです。

ニトリのユニット畳については、詳細なレビュー記事を書いています。「【い草】ニトリの「ユニット畳(置き畳)」を買ってみたよ。ソファー代わりでリビングに敷いてみる」です。よかったら、覗いてみて下さい。

こたつの掛けふとん、敷きふとん、アクセントカバー、ユニット畳を簡単に掃除してみました。ダストカップを取り外してみるとゴミがごっそり溜まっていました。フィルター部分を写した方が取れ高の確認はしやすいのですが、あまりにもキタナカッタので辞めておきました。吸引力には期待できそうです。ベッドなんかに使うともっとすごいのかな。この辺りのレポートは、しばらくの期間使ってみてから追記するつもりです。

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無印のベッドを掃除してみる(追記しました)

ふとんクリーナーを購入した一番の理由は、無印良品のベッドのマットレス部分を掃除したかったからです。布団とは違って、マットレスはベランダで干すわけにもいきません。ベッドパッドやボックスシーツを取り付けてはいましたが、やっぱり衛生面の事が気になっていました。

さっそく取り掛かります。

「センサーが赤色に点灯しっぱなしだったら嫌だな」なんて思っていたのですが、殆どが緑色の状態で、時折黄色に変わる程度でした。おそらく、そんなに汚れてはいなかったのだと思います。良かった・・・。

無印のベッドについては詳しいレビュー記事を書いています。「無印良品でベッド・寝具をフルセット買ったよ。」です。よかったら覗いてみて下さい。

さいごに

アイリスオーヤマのふとんクリーナーを買ってみました。

まだ数日しか使っていませんが、なかなか良さそうに感じています。買おうかどうしようかずっと悩んでいたのですが、「もっと早く買えばよかった」と思える製品でした。

先程も書いたので繰り返しとなってしまいますが、使い勝手の詳細なレポートは、しばらくの期間使ってみてから追記するつもりです。よかったら、またブログに遊びに来てください。