【DIY】壁ぴったりの「本棚」を自作しよう!木材は1×8(ワンバイエイト)だけの簡単シンプル設計【作り方】

DIY・リメイク

壁にぴったりとはまる本棚を手作りしようと思います。図書館みたいな、一面の本棚ってカッコいいですし、憧れがあります。賃貸のアパート暮らしですが、DIYを駆使して自作してみます。

以前作ったローテーブルが思いのほか上手くできたので、妙な自信を持っていたりします。調子に乗って、少し大きなサイズの家具作りにトライという感じです。

工程ごとに画像を載せながら、文章で説明をしていきます。掴んだコツや上手くいったテクニックは紹介するつもりなので、本棚のDIY(作り方)に興味のある方は、参考にしてもらえたらと思います。

ただ、最近工作を始めた初心者の挑戦なので、根本的に間違っている部分もあると思います。「こんなやり方で作ったんだ」ぐらいがオススメかもしれません。

関連記事>>>【DIY】おしゃれなローテーブルを簡単シンプルに1×4(ワンバイフォー)材で作ってみよう【作り方】

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本棚のサイズを決めよう

キッチンの正面にあたる部分です。本来はダイニングテーブルを置いて、ご飯を食べるスペースなんだと思います。

この奥の壁にピタっとはまる本棚を作ります。ゆくゆくは、左右の壁にも本棚を増設して、書斎風にしたいなと考えています。

ただそれは、だいぶ先の話になりそうなので、まずは奥の壁にジャストサイズの本棚を作ります。

端から端まで167cmの幅があります。本棚は余裕を持って164cmぐらいがいいのかな。木材は湿気を吸収して膨張する事もあると言いますし、ギリギリのサイズで作り過ぎても、トラブルの元になったりしそうです。なので、左右に1.5cmずつの余裕(隙間)を持たせて、製作しようと思います。

高さについては、3段ぐらいのロータイプにします。「天井まで一面の本棚」というのもカッコいいですし、憧れるところではありますが、部屋に圧迫感が生まれそうですし、何よりDIY初心者なので完成に至らず頓挫する可能性が大きいんじゃないかと思います。地震対策や耐久面も考えないといけませんしね。3段ぐらいなら、まあ・・・。という感じです。

本の入る棚の高さ(でわかりますかね。棚板と棚板の隙間です。内寸の高さというのかな?)は、文庫本サイズに合わせて作ります。

スケールで何冊か測ってみたところ、文庫本はどれも15cmの高さでした。取り出しやすいように余裕を持たせて、棚の高さは18cmで作ってみようと思います。

本棚の奥行きは、文庫本サイズ(約11cm)に合わせると、極端に薄っぺらくなってしまいます。

安定性を持たせたいので、20cmぐらいで作ってみようかと思います。材料にはワンバイ材を使う予定なので、「1×8(ワンバイエイト)」が一番近いサイズですね。そうなると、奥行きは18cmになるのかな。

クオリティは低いですが、手書きの設計図を書いてみました。こういった図形を描くのは何年かぶりな気がします。

一応、わかりやすいように、ベーシックなデザインを選んで描いたつもりです。ニトリやIKEAなんかでも、こんなタイプの本棚が多いですよね?

さて、緻密な計算もなく、素人が「なんとなく」を駆使して決めた本棚のサイズですが、まぁなんとかなるでしょう・・・。失敗したら我が家の「モニュメント」として扱います。

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本棚のデザインはどうする?

本棚のサイズが決まったので、次はデザインです。上に乗せた図形のような、一般的なタイプでもいいのですが、できれば少しオシャレ感を出したいです。

自分で一から考えるのは難しいので、インスタグラムやルームクリップで検索して、参考になりそうなデザインを探します。

いくつかピックアップして、自分好みに改造してみたのが、次の画像です。

本人にしか理解できないラフ画かもしれません。なんとなくの雰囲気がわかってもらえると嬉しいのですが・・・。

一つ目(上)は、側板を取り払ったオープンシェルフ風の本棚です。これなら存在感も少なそうですし、圧迫感も小さいんじゃないかと思います。作り方も簡単です。

所々の仕切り板(方立というのかな、ブックエンド?)をL字型にして、強度アップと小洒落感を出したつもりです。

カラーも何色かに分けると面白そう。北欧風とか、アメリカンとか、テーマを決めて着色すると楽しいかもしれません。「ダイソーのペンキ「ミルクペイント(水性塗料)」を全7色買ったよ。色見本と比較、おすすめレビュー【100均】」や「セリアの「水性塗料(ペンキ)」全5色を買ったよ。色見本と比較、おすすめレビュー【100均】」が役立つかも。

二つ目(下)は、長方形の箱を何個も作って、積み上げていくタイプの本棚です。

昔、喫茶店に置いてあるのを見て、可愛いデザインだなと感じたのを思い出して書いてみました。

無印にもこんな形の箱って売ってましたよね。こちらも作り方は簡単ですが、若干手間がかかります。

という事で、あまり迷う事もなく、簡単シンプル設計の一つ目を作ることにしました。

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本棚の材料を買いに行く

いつも利用しているカインズホームにやってきました。大型の店舗なので、ここに来れば材料や工作グッズはほとんど揃います。DIYの強い味方です。

一直線で資材館のコーナー(外売り場)にやってきました。お目当てはSPFの1×8(ワンバイエイト)です。

ラックを覗いてみると「1×4」「1×6」「1×10」。ありません。「1×8」の値段プレート自体がないので、売り切れているわけではなく、取り扱い自体がない感じです。

カインズのオンラインショップで確認した時はあったのに、どうしましょう。「1×4を2枚繋げれば大体同じ幅になるし、そっちで作ってみようか?」なんて考えながら店内をフラついていたら、見つけました。

外売り場ではなく中売り場にありました。よかったです。助かりました。

  • クリアセレクト SPF 1×8 6フィート(19×184×1820mm)1,380円

ローテーブル作りの時に、木材選びで多少失敗(反りがありました)してしまったので、今回は慎重にいきます。

1枚ずつ手に取って、反っていたり捻じれていないかをチェック。カインズの通路って広めに作られているので、混んでさえいなければ、多少のスペースを使っても他の方の迷惑にはなりません。親切設計だと思います。

10枚以上の板を確認しました。状態のいい木材を数枚ピックアップしたら、その中から、節が少なくて木目の綺麗な物を選んでレジに持っていきます。

続いて、木材カットサービスを利用します。待ち時間もわずかで、ピッタリのサイズに仕上げてもらえます。後片付けの手間もありません。

一度利用してからは、大きめの木材を自分でカットする気が起こらなくなりました。1カット30円という利用しやすい値段設定も嬉しいです。

「また作るの?棚か何か?」

前回の「【DIY】おしゃれなローテーブルを簡単シンプルに1×4(ワンバイフォー)材で作ってみよう【作り方】」で対応してくれた店員さんです。顔を覚えていてくれたみたい。

「そうなんですよ。DIYにハマってて本棚を作ろうと思って」

「よくやるねー。自分も昔はよく作ってさ、自宅の屋根を平らから三角にしたこともあるんだけど、全部一人で作ったから大変だったよ」

「すごいですね。最近も何か作ってるんですか?」

「いやー、最近は全然だね。屋根を作って満足しちゃってさー。」

みたいな世間話をしながら、木材をカットして貰いました。しかし、屋根を一人で作るって究極のDo It Yourself。本職の大工さんだったのかな。カインズホームの店員さん恐るべし。

「重いから車まで台車で持っていきなよ」

なんて細かな気遣いもしてもらって、楽しく買い物ができました。

以前、DIYの相談窓口(カウンター?)も利用した事がありますが、色々と丁寧に教えてもらえましたし、カインズの店員さんは親切で優しいです。近場にいいお店があってよかったです。

本棚を自作しよう(作り方)

木材を持ち帰りました。本棚3段分の材料を買う予定でしたが、重かったので2段分にしました。作ってみて上手くいったら、追加でまた買いに行こうと思います。

サランラップみたいな包装を剥がして、確認のためスケールで長さを測ってみます。1mmの狂いもなくオーダー通りのサイズでした。

  • 19×184×1640mm×3枚(棚板用)
  • 19×184×180mm×11枚(仕切り用)

2種類しかないので、わかりやすいです。パーツが複数ある場合は、鉛筆で数字を振ったりするのですが、今回はやらなくてよさそうです。

研磨

カットサービスを利用した木材は、切口がささくれていたり、めくれていたりする物もあります。研磨で滑らかにします。本棚は肌に直接触れる家具でもあるので丁寧に進めていきますよ。

ささくれた部分を綺麗にする流れで角も落としました。少し丸めすぎてしまったかな、と思う箇所もありますが、手触りはだいぶよくなったので良しとします。

研磨の作業は、端材にサンドペーパーを挟んで、木目に沿って何往復もさせる感じでやっています。番手は#240を使っていますよ。

この後、板の表面を磨いたら、1枚目が完成です。残り10枚あります・・・。

無心で研磨を続けて、仕切り板のパーツは全て終了です。40分ぐらいかかりました。この作業は腕が痛くなります。

今回、カインズホームに木材を買いに行ったついでに、電動工具売り場に立ち寄ったら、サンダーが置いてあったんですよ。

モーターで振動を起こして、電気の力で研磨作業をするという機械です。見た目はアイロンに近いです。

「これあったら便利だろうな」と思いながらも、値段がどれも7,000円近くしたので諦めて帰ってきたのですが、思い切って買ってしまっても良かったかもしれません。使う機会も多そうですし、これからのDIYも捗りそうです。

さて、そんな事を話していてもしかたがないので、人力研磨に戻りましょう。まだまだ残っているんですよね・・・。

164cmの板を3枚磨きます。

そうそう、「研磨する量が多いから、部屋が粉だらけになりそう」と思って、ブルーシートを導入してみました。1.8×1.8mで300円。なかなか便利です。

塗装の時には、床の汚れ防止としても使えます。安価な物なので汚くなったら買い換えればいいです。オススメのグッズだと思います。

終わりました。硬く絞ったタオルで水拭きもしています。何に使うかは決めてないけど、手元に余っていた1×4も研磨してみました。

ブルーシートを飛び越えて、削った粉が床に付着しているみたいです。掃除機をかけてから次の工程に移ります。もうワンサイズ大きなブルーシートを買ってもよかったかもしれません。

塗装

使う塗料は、ワトコオイルのミディアムウォルナットです。今までのDIYでは、ダークウォルナットのカラーを使っていましたが、本棚は少し明るめに作りたかったので新しく購入しました。

web上の色見本を見る限り、そこまで大きな違いはなさそう(木目の色付きが若干薄いぐらい?)ですが、初使用なのでどんな仕上がりになるか楽しみです。

刷毛は使い捨ててしまうので、ホビーペイントという安いやつを使います。塗料容器もセット売りされている安物です。コスパ重視。

1枚塗ってみました。棚板の面積が広いので、思ったより塗料を消費します。商品詳細では、一缶(200ml)で「2~3平方メートル」とされていたので、もしかしたらちょっと足りないかも。追加購入の必要があるかもしれません。

色味はキレイです。ワトコオイルは、木材によって染み込み方が違うと言われています。基本的に、柔らかい部分は色が濃くなり、堅い部分は色が薄くなります。1枚の板でも、場所によって色のバラ付きは出てきますが、違和感などはなく、全体的に優しくて柔らかい感じの仕上がりになっています。

ワトコオイルのミディアムウォルナット、なかなか良いかもしれません。好きな感じです。他にも、チェリー、ナチュラル、エボニーなど、全部で8種類のカラーが発売されているので、色々試してみたいです。

アップで撮ってみます。さっきの画像だとだいぶ濃い色に見えましたが、実際に見た感じはこちらの画像に近いです。黄色っぽい茶色ですね。

棚板の塗装が終わりました。しっかり色も付いていますし、1度塗りで十分な仕上がりだと思います。重ね塗りはせずに、このまま終わりにします。

写真だとサイズ感がわかりにくいかもしれませんが、長さ164cmの板が3枚並ぶと結構な迫力になります。薄めの色を使って正解だったかもしれません。

続いて、仕切り板に色を付けます。使用するのは、棚板と同じワトコオイルのミディアムウォルナットです。

色味がだいぶ違います。同じ塗料なのに、木材によってこんなに違ってくるんですね。

出来るだけ同じ色味で仕上げた方が、本棚を組み立てた時に、全体のバランスも良くなってまとまり感がでると思います。

ただ、ワトコオイルの良さは「木材を生かす」という事らしいので、これも「木材の良さを生かした結果」と考えておきましょう。

そもそも、そんなに気にしているわけではないですしね・・・。

塗った量が多いせいなのか、いつもより臭気が強い気がします。天気もいいですし、窓を開けて風を通しながら明日まで乾燥させます。完全乾燥は24時間が目安です。

ワトコオイルの使用はここまでなので、さいごに、今回やった手順を簡単に紹介します。

  • 紙やすり(#240)で木目に沿って研磨(素地調整)
  • オイルを木目に沿って塗る
  • 15分乾燥
  • 表面に残った塗料をウエス拭き取る
  • 24時間乾燥(オイルが浮き出ていたら拭き取る)

こんな感じです。オイルを拭き取る前に行うウェット研磨は、今回やりませんでした。仕上がった時の手触りがよくなるのですが、耐水やすりを買い忘れてしまいまして・・・。

オシャレ感を出すために、何枚かの仕切り板は黒色にします。使う塗料はターナーミルクペイントのインクブラックです。

ターナー色彩株式会社

DIYを安全に気軽に楽しむために、原料にこだわった本格派オリジナルペイント!

アーリーアメリカのやわらかい色調で、乾けば美しいマットな仕上がりに。水性で安全性にもすぐれ環境にも優しいシリーズです。

ホームセンターで「初心者にオススメの塗料!」というPOPを見て、試しに買ってみた塗料です。それから凄く気に入って、使う頻度の高いホワイトとブラックの2色は、無くなるたびに買い足しています。

塗り経てなので濡れて艶が出ていますが、乾くとマットで可愛い仕上がりになります。これを活かして、ひび割れ、サビ、汚れ、なんかを再現することもできます。シャビー加工というやつですね。アイデア次第で楽しみ方の増える塗料だと思います。

塗り終わりました。少しムラになっている部分や、下地の木材が透けて見える部分もあるので、しばらく時間をおいてから2度塗りをします。

裏面も含めて2度塗りを終えました。こちらもワトコオイルと同様に、完全乾燥は24時間とされています。このままの状態で明日まで置いておきます。

よっぽど厚塗りしない限りは、もっと早く乾く「気がしてる」んですけどね。素直に公式サイトの情報に従っておきます。

ミルクペイントで使った刷毛は、水で洗ってキレイにすることが出来ます。その後しっかり乾かせば再利用が可能です。何度も繰り返し使えるのは、お財布にも優しくて嬉しいです。

塗料の乾燥待ちもあるので、今日の本棚作りは終了です。

組み立て

使う工具は「ZENKE 電動ドライバーセット」です。木ねじは「CAINZ スリムビス 線形3.3×30mm クロメートめっき」。

両方とも最近買ったもので、選んだ理由は「激安」だったからです。作りが安っぽいなと感じる部分もありますが(主に電動ドライバー)、動作はまったく問題ありませんし、コストパフォーマンスの高い商品だと思っています。

インクブラックで塗った仕切り板をL字型にするため、木ねじで繋ぎ合わせます。まずは下穴を空けます。ドリルのサイズは、木ねじより少し細い2.0mmです。

画像には写っていませんが、板がズレないようにマスキングテープで簡単な固定をしています。

先端をドライバービットに交換して、木ねじを締めていきます。下穴を空けているので、木材が割れたりする事もなく、垂直にスルスルはいっていきました。

2か所ずつ留めています。ビスが丸出しで格好悪いのですが、組み立てれば隠れる部分になるので、手抜き工事で進めていきます。

「お洒落は見えない所から」なんてファッションの諺(?)があった気もしますが、今回はいいでしょう・・・。

3セット作りました。一応、このパーツがアクセントとなって、本棚に小洒落感をプラスしてくれる予定です。

仮止めなどはせず、積み木のように乗せただけです。敷いてある段ボールと色が同化していて、ちょっとわかりにくいですね。

仕切り板の置き方で、全体の印象がガラっと変わります。幅を広めたり狭めたり、順番を入れ替えたりと試行錯誤して、一旦この形に落ち着きました。

もしかしたら、仕切り板の色は全て黒にしてしまった方が、メリハリが出てカッコよくなるかもしれません。ただ、威圧感というか、重い感じが出過ぎてしまうかもしれません。なかなか難しい所です。

この本棚は1段に付き文庫本が100冊以上入ります。大容量です。高さ18cmで作っているので、漫画本(コミック)もギリギリ収納することが出来ます。

仕切りの板は固定させなくても、今のところ安定しています。本棚自体の重量もあって、上手くバランスが取れている感じです。このままなら、仕切り板をスライドさせる事が出来るので、本の量によって幅を簡単に調整することも出来ます。

ただ、地震で揺れた時や、ぶつかった時に崩れてしまう事もありそうなので、裏側から金具を使って簡単に固定しておきます。本当なら、ビスと接着剤でガッチリやったほうがいいと思います。

接続に使うのはL字型の金具です。「平折 35 入数4個」。1セット100円です。

推奨ねじ太さが2.1mmなので、それに合わせて「ユニクロ 木ねじ 皿 2.1×10mm 入数:223本 頭径4.2mm」も購入しています。

カインズの木ねじコーナーには、沢山の種類があり過ぎてどれを選べばいいかわかりませんでした。DIY相談コーナーで店員さんに尋ねて、これをオススメして貰いました。

金具はセロハンテープでぐるぐる巻きに梱包されていました。開封してみると、金具全体がベタベタします・・・。安いセロハンテープを使っていたからなのか、長年巻き続けられていたからなのか、理由は分かりませんが、粘着が移ってしまっているみたいです。ちょっとガッカリしました。

ベタ付きを取ってから使うのがセオリー(?)だと思いますが、「裏側で見えないし。触ることもないし。このまま使おう」という手抜きの精神で、そのまま使用する事にしました。

※粘着テープ跡は、ハンドクリームやお酢を使うとすぐに取れます。

金具を裏側から当てて、木ねじで固定します。最近は電動ドライバーばかり使っていたので、手動でねじを締めるのは久しぶりな気がします。

4カ所留める予定でしたが、穴が木材の繋ぎ目に来てしまったので、最後のねじが入りません。少し触れただけでもグラグラするので、やりなおします・・・。

こっちは4カ所しっかり留めることが出来ました。SPF材は柔らかいので、あまり力を入れなくても、ねじが入っていきます。取り付け箇所が多いので、助かります。

全ての取り付けが完了です。11箇所で20分ぐらい掛かりました。後は、積み重ねて設置するだけです。

一応、形にはなってるんじゃないかと思います。

※追記:半年ほど本棚を使用しました。仕切り板の固定は、L字金具だけでは頼りなく感じたので、結局、裏からビスでガッチリ留めました。写真も撮ったので、近いうちに紹介しようと思います。

本棚(3段目)を増設する

それっぽくはなってきました。一気に作り終えてしまわないと、後々面倒になりそうなので、3段目も作ってしまいます。

「材料を買う→研磨→塗装→固定→設置」

という、今までと何も変わらない手順なので、ダイジェストで簡単に紹介しますね。

1段分の材料を買ってきました。状態の良さそうな木材を選んで、カットサービスを利用しています。

いつもとは違う店員さんだったので、雑談などは特にしていません。

サンドペーパーで磨きます。

ワトコオイルで棚板を塗装、ミルクペイントで仕切り板を塗装します。

1日乾かします。

金具で固定します。

完成です。何度もやっている作業なので、トラブルもなくスムーズに進みました。後は乗せるだけです。

手作り本棚の完成

壁一面にぴったり嵌っているので気持ちがいいです。ワトコオイル(ミディアムウォルナット)で塗装しましたが、床の色(ベージュ)とも上手くマッチしていると思います。違和感はないです。

ただ、マッチしていると言っても、横幅が164cm、高さ60cmあるので、存在感は強いです。

せっかく新居に引っ越したので、部屋のコーディネートも楽しんでみたいのですが、全ての棚に本を収納したら、かなり目立ちそうです。この辺りは若干不安です。

別アングルからの写真です。

表紙カバーに統一感があって写真映えするかなと思い、森博嗣さんの本を並べてみました。小説、エッセイなど、種類がバラバラなのが気になりますが、写真映えを意識するならシリーズ毎に並べればよかったですね・・・。

高さに3cmの余裕を持たせています。仕舞いやすく、取り出しやすいです。隙間を作りすぎると恰好悪く見えそうですし、埃も溜まりやすくなります。これぐらいで丁度良かったと思います。使い勝手はよさそうです。

少し引いてみるとこんな感じです。表紙カバーの色にもよりますが、上手く馴染んでいると思います。

全ての本を引っ越し先(ここです)に運びきれていないので、まだまだ増える予定です。結構処分したんですけど2段目ぐらいは埋まってしまいそうです。

「端から端まで、ビッシリ本を並べたい」という気持ちもありますが、そうなると(収納スペースがなくなると)追加で本棚を作らなくてはなりません。

DIY自体は楽しいのですが、大きな家具作りは手間もかかるので、億劫に思う気持ちもあります。難しいところです・・・。

おまけです。本棚のディスプレイに使うアイテムを買ってみました。

  • インテリアワイヤースタンド

100円均一(セリア)で見つけたものです。「可愛いフォトフレームやポストカードなどをディスプレイ」というキャッチコピーを見て購入しました。

組み立てるとこんな感じです。公園のブランコみたいな形ですね。100均の商品ですが、造りはしっかりしています。見た目もスタイリッシュでグッドです。

ここに本を乗せると、表紙を手前に向けて本をディスプレイすることが出来ます。有効活用できれば、オシャレな雑貨屋さんやブックカフェ感が出せそうです。

「セリアで買ってよかったものランキング」みたいなブログをたまに見るのですが、自分が作るならこのアイテムはランクインしそうです。オススメできそうです。

制作から2年。ミニ書斎と本棚の現状(追記:2020年8月21日)

本棚を設置したスペースを、ミニ書斎(ワークスペース)風にしてみました(立派な物ではありませんから、「風」というのが重要です!)。

奥の壁に本棚、手前の壁にパソコンデスクを置いています。書斎のレイアウトとしては、一番多いタイプではないでしょうか。王道のやり方だと思います。

L型に配置する事で本棚とデスクの距離が縮まり、ちょっと手を伸ばすだけで本を抜き取ることが出来ます。利便性も高くて実用的な配置方法だと思います。

このスペースに置いてある家具は、全て壁と密着させています。2畳ほどの狭いスペースですが、少しでも広く見えるようにという気持ちからです。

配色は薄い茶色と黒色をメインにしています。床のフローリングに合わせたつもりです。「オシャレ空間」とはいかないかもしれませんが、違和感が出ないぐらいのまとまり感は出せているのかなと思っています。

家にいる間は、いつもこのスペースで過ごしています。お気に入りの場所です。

家具の詳細やビフォーアフター写真などは「【賃貸DIY】リビングに「ミニ書斎」を作ったよ。レイアウトのビフォーアフターを写真付きでご紹介」に載せています。気になった方はチェックしてみてください。

本棚をアップで写すとこんな感じになっています。記事には書いていませんでしたが、1段追加して4段タイプの本棚にグレードアップ(?)しています。

製作から3年。本棚を5段式に増築する(追記:2021年7月20日)

本の収納スペースが足りなくなってきました。棚板を足して5段タイプの本棚に改造しようと思います。

材料となる木材は購入済みです。すべてカインズホームで揃えました。切り分けサービスも利用したので、長さは整っています。塗装も済。あとは組み立てるだけ、という状況です。

diy工具一式を引っ張り出してきました。

安いから、という理由で買った電動ドライバーは、まだまだ現役で動いています。なんとも言えないチープ感から、すぐに壊れるんじゃないか、なんて思ったこともあるのですが、意外と耐久性は高かったようです。恐るべし、中国メーカーの実力(?)。

棚板に仕切り板を取り付けます。

木ねじで固定しました。下穴をあける、ビスを指す、という流れで作業をしました。初めて本棚の製作をしたときは、この作業であたふたしていた記憶がありますが、さすがに3年もdiyを続けていると慣れてきた感じがあります。スマートな流れでいけました。

家具をdiyするときは、ダボ埋めをして木ねじを隠すことが多いです。最近作った「【DIY】無印スタッキングシェルフ風の棚を手作りするよ。2段式で寝室収納に」や「【収納作り】キッチンカウンターに棚を作るDIY。ぴったりサイズでおしゃれにしたい」でもそうしました。木ねじが見えないだけで、製作物の雰囲気は上がると思います。可能な限りはやるようにしています。ただ、今回の本棚の場合は、組み上げてしまえば自動的に木ねじが隠れるので、こういった形で仕上げとしてしまいました。

残りの仕切り板も一気に取り付けてしまいます。

終わりました。掛かった時間は15分ほどです。最近コーナークランプを導入したのですが、大活躍してくれました。「もっと早く導入しておけばよかった工具ランキング」なんてものがあれば、ぶっちぎりで一番になるアイテムです。

本棚に取り付けました。一応、全体的なバランスは取れているかと思います(不自然じゃないですよね、ダイジョウブデスヨネ・・・)。

棚板を1段追加したので、100冊ぐらいは収納力が上がったはずです。最近は読書のペースもゆるやかなので、当分の間は収納に困ることは無さそうです。

増築のため床に避難させておいた本たちを戻しました。「100均ダイソー【ブックスタンド(ブックエンド)】を全部買ってみます【本立て18種類】」と「セリアの【ブックスタンド(ブックエンド)】を全部買ってみます【本立て14種類】」も活用しています。

少し離れて写真を撮りました。

今回の増築で、本棚の高さは1mを超えました。なかなか圧迫感が増えたように思います。ちょっと落ち着かない気持ちも。まあ設置したてという事もあるので、しばらくすれば慣れてくるのかもしれません。

また本棚に手を加えたら、追記してレポートしようと思います。ありがとうございました。

さいごに

本棚作りに掛かった費用です。

  • 木材 10,000円
  • 塗料 2,000円
  • ねじ、金具など 1,000円

合計13,000円でした。最近では、サイズを指定できるオーダーメイド本棚も、リーズナブルな価格で注文できるみたいですね。自作したからといって、特別安く済むわけではないようです。

ただ、デザインは自分好みですし、手作りした物には愛着がわきます。好きな物に囲まれて暮らすって、なんだかいいですよね。作ってよかったです。

しばらく使ってみたら、使用感や扱い易さをレビューしようと思います。この記事に追記しますね。それと、本棚に手を加えた時もこの記事に。

よかったら、またブログに遊びに来てくださいね。さいごまで、ありがとうございました。