布(服)を染める【染色まとめ】

DIY

何となくの思い付きで「藍染」をやってからというもの、布(洋服)の染色にハマってしまいました。コーヒーや紅茶などの身近なものを使ったり、本格的な(?)市販の染料を買ってみたり、出来る範囲で色々なものを試しています。

今回の記事では、今までにやってきた洋服やハンカチの染色をまとめて紹介しようと思います。テンポよくダイジェスト風に進めていくつもりなので、もし、詳しい手順や材料の詳細が知りたい場合は、個別の記事をチェックしてみて下さい。

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藍染め

自宅でも手軽に藍染が楽しめる、という「SEIWAの紺屋藍」を使って染色をしました。藍染をやるのは小学校の体験授業以来だったので、何十年振りとかそういう感じになります・・・。

同封されていた説明書が丁寧だったので、とくに迷う事もなく、スムーズに作業を進めることが出来ました。写真やイラストが豊富なので、途中で離脱する事もなくタスカリマシタ(文字がどさーっとある解説書は飽きてしまって・・・)。

染色自体は、ソコソコ上手くいっているハズです。優しくて大人っぽい仕上がり。上品な感じもあって全体的な雰囲気はいいと思います。生地を何枚か紹介します。

折り絞りという技法を使ったタオルです。

本当は、四角形が均等に並ぶ柄で仕上がるはずだったのですが、雑というか、ダイナミックな四角形が並ぶ柄で完成しました。線の太さも所々違っていますし、色の抜け方もランダムで、個性の強いデザインになっています。

狙った柄にはなりませんでしたが、これはこれでいいなと思っています。偶然できる柄を楽しめるのも、藍染のいい所な気がします。

巻き上げ絞りという技法を使ったタオルです。

クラゲが浮いているような柄です。これは、思い通りに仕上げることができました。藍色の海をクラゲが漂っているような感じがして、好きなデザインです。

割り箸3本で3体のクラゲを作りましたが、小さなクラゲを沢山作ったりしても良さそうです。図柄の出具合を調整できるようになったら、バリエーションも増えて、藍染が更に面白くなりそうです。

個別記事では、作業手順の詳細や怪しさ満点の藍液の紹介などもしています。気になった方は、ぜひ、チェックしてみて下さい。

関連記事>>>自宅で藍染をやるよ。SEIWAの「紺屋藍」を買ってみた。

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珈琲染め【無印エコバッグ】

インスタントコーヒー「職人の珈琲ほろ苦い味わい(UCC)」を使って染色しました。ウチに常備してある珈琲もあったのですが、「出がらしを使うより、インスタントを使った方が手軽に楽しめる」というアドバイスを見つけたので、新品を買ってきました。安いやつですが・・・。

生地には、しっかり色を付ける事ができました。鍋で煮込む、ミョウバン液で色止めする、など、初体験の作業も多くあったのですが、上手く熟すことができました。

ナチュラルで優しい風合いに仕上がったと思います。シンプルな無地の単色はオシャレに感じます。色ムラなどもなくキレイに染めることが出来ました。いい具合の出来だと思います。くしゃっとした表面と色合いから、アンティークのような、レトロのような雰囲気も感じます。好きな感じです。

持ち手とバッグを繋ぐ糸の部分です。

糸には色が付かない、付きにくいものもある

なんて話も聞いた事があったのですが、キレイな茶色に染める事ができました。違和感などもありません。

タグです。キレイに染まりました。布より色が濃く乗っています。ヴィンテージっぽい。紙に色付けをした時の質感に近いと思います。

内側に付いているタグなのですが、もし外側についていたら、いいアクセントになってオシャレ感が増したのかななんて思います。ちなみに、今回染めているこのエコバッグは無印良品のものです。

関連記事>>>コーヒ染めで無印のエコバッグ(布)を染色するよ。オシャレにリメイクしたい

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ダイソーの紅茶で染め【巾着とハンカチ】

ダイソーの紅茶を使って染色しました。紅茶の知識はほとんどなく、どの種類の紅茶を使えばいいかはイマイチわからなかったので、一番有名な(気がする)アールグレイティーを使いました。

パンパン布を伸ばさず乾かしてしまったので、シワシワ状態での完成となっています。アイロンをかけてから写真を撮ればよかったのですが、いつもの横着が・・・。

染色自体は成功しています。巾着とハンカチに色を付けているのですが、どちらも落ち着いたベージュ系のカラーに仕上げる事ができました。薄っすらピンク色も入っています。全体的に柔らかい色味で質感がいいです。

巾着です。中央にある猫さんのイラストも、布の色が変わったことで、また少し違った印象を持った気がします。ふっくらした感じから、スマートな感じに・・・。それはなってないかもしれません。その辺りのビフォーアフターが気になる方は、紅茶染めの記事を覗いてみて下さい。

そうそう、この回では、紅茶が大量に余ってしまったので、「木材を紅茶染めしてみる」という実験をしてみました。結果は、写真を見て貰えばわかる通り、薄っすら色が付くだけ、という地味なものになりました。個別の記事では、ダイソーニスとの簡単な色比較などもしているので、気になった方は是非覗いてみて下さい。

関連記事>>>【100均染色】ダイソーの紅茶で布を染めよう。洋服や木材にも

玉ねぎ染め

「玉ねぎの皮を使えば、黄色っぽく爽やかな色味で布を染色できる。草木染めでは王道の染料。」という噂を聞きつけて、玉ねぎ染めに挑戦してみました。

染色後は柔らかい黄色のカラーになりました(写真右です)。くすんだような印象もあります。好きな感じです。

紅茶染めの時と同じように、パンパン布を伸ばさず乾かしてしまったので、シワシワ状態での完成となっています。ただ、くしゃっとした表面から、アンティークのようなレトロのような雰囲気も出ている気がして、これはこれで悪くはないのかなという感じもしています。

染色液はこんな感じで作りました。ボロの鍋に1リットルの水を入れてから、玉ねぎ3つ分の皮を浸けています。ここから火をつけて煮込みました。

30分経過後です。玉ねぎの皮はくたくたしんなり。染料液は透き通るような茶色になっています。いい具合に色が出たので、この中にハンカチを放り込みました。ここから布を煮て、色止め液に浸けて、なんて手順を踏んでいるのですが、工程の詳細が気になる方は、下の記事をチェックしてみて下さい。50枚以上の写真を掲載しています。

関連記事>>>【草木染め】玉ねぎで布を染色。ハンカチと巾着を黄色にリメイク

ダイロンプレミアム【シャツ】

イギリス製というだけでおしゃれに感じる、「英国製家庭用染料ダイロンプレミアムダイ」を使ってみました。

カラーはベルベットブラックを選びました。購入するときに、ネイビーかブラックかで迷ったのですが、黒のシャツというのは一枚も持っていなかったので、ベルベットブラックのカラーを使う事にしました。

落ち着いた深みのある黒です。発色が良く上質な感じがあります。ムラもなく奇麗なワンカラーに染める事ができたので、「元から黒いシャツだったんじゃないか」なんて気も湧いてきます。

糸の部分には色が入りませんでした。ただ、不自然な感じはありません。黒いシャツに白いラインが入っているように見えて、クールで格好よく見えます。パキっとしたメリハリ感もあるように感じます。オシャレです(染色に手間がかかった分愛着が湧いています。自己評価は高めデス)。

ちなみに、染める前のシャツの状態はこんな感じでした。

購入から5年以上経過していたので、色は褪せてくたびれた感じに。「捨てるほどボロではない」と思って保管していたのですが、「着るほどキレイでもない」ので、どうしようかと困っていました。今回、ダイロンのプレミアムダイで華麗な復活を遂げる事ができて(?)良かったです。日常生活でも身に着けていきます。

関連記事>>>ダイロンプレミアムダイでシャツを真っ黒に染色

墨汁染め

「墨汁、アクリル絵の具、プリンターインクなど、身近な物でも布が染色できる」という噂を耳にして、ツイッターやインスタグラムで検索したところ、チャレンジしている人がたくさんいました。「面白そうなのでやってみよう」と自分も挑戦してみました。絵の具やインクはあとで紹介します。まずは墨汁から。

ダイソーの墨汁を使っています。商品棚にはいくつか種類があったのですが、墨汁の違いなんて分からないし、パッケージを見て何となくで選びました。おそらくどれを選んでも、似たような結果になると思います。

発色はうすーい感じになりました。黒には染まらず、灰色といったニュアンス。ライトグレーとか、そういったものに近いと思います。ちょっと物足りない感じもあるのですが、一応、均一には染まっているので、染色自体は成功しているのかなと思います。

染色液に浸けている時はこんな感じでした。真っ黒。

この液体は墨汁にお湯を加えて作った物ですが、この作業をしている最中は、部屋の中が墨汁の薫りに包まれて凄い事になっていました。あまり得意なニオイではないので気分が・・・という感じだったのを覚えています。

関連記事>>>墨汁、絵の具、プリンターインクで布を染める【100均染色】

絵の具染め

ダイソーのアクリル絵の具を使いました。材質は乳剤とピグメント。カラーは青です。

墨汁の時と同じように、うすーい発色となりました。青と言うよりは水色。淡いブルーとか、そういったものに近いと思います。ちょっと物足りない感じもあるのですが、こちらも一応、均一には染まっているので、染色自体は成功しているのかなと思います。

無着色のハンカチと並べてみました。ビフォーアフター風です。薄っすら色が変化しているのがわかると思います。

墨汁や絵の具で濃い色を出したい場合は、珈琲染めのように鍋で煮込んだらいいのかもしれません。試したわけではないので上手くいくのかはわかりませんが・・・。

プリンターインク染め

プリンターインクを使いました。

鮮やかなイエローのハンカチになりました。なかなか派手な仕上がりです。今までやった染色(墨汁と絵の具)が薄っすら淡い感じだったので、キツめの印象を受けてしまいますが、見慣れてきたら素敵に思えます。

刺繍の糸にまで色が入っています。金色っぽい。ゴールデンわんこ。可愛いです。

ちなみに、使ったインクはこれです。インクジェットプリンター用の詰め替えインク。エプソン向けです。こういったタイプのインクは、今まで使ったことが無かったのですが、手が汚れないように手袋まで付いていて親切だと思いました。

ダイロンマルチ【Tシャツ】

イギリス製というだけでおしゃれに感じる、「英国製家庭用染料ダイロンマルチ」を使ってみました(先ほど紹介したのはプレミアムで、今回紹介するのはマルチです)。

カラーはネイビーを選びました。ダイロンの染料の中でも人気のある色みたいです。いつ見ても売れ筋ランキングの上位にいました。

Tシャツは、キレイに染める事ができたと思います。落ち着きのある色味。深みのある紺色は大人っぽい雰囲気も持っていると思います。何だかいい感じです。

Tシャツの中央には、人間と犬のイラストがあります。太めの黒い線です。濃い目のネイビーの生地とも相性がいいように思います。全体的にまとまっている感じです。

染める前の状態はこんな感じでした。

このTシャツはユニクロで買ったものです。なんとなく売り場を眺めていて「いいな」と思って購入したのですが、どうやら、キース・へリングというアメリカを代表するアーティストとのコラボTシャツだったようです。まったく知らなかったのですが、かなり有名な芸術家みたいです。好みの分かれそうなデザインが多い印象でした。

関連記事>>>ダイロンマルチのネイビーでTシャツ(ユニクロ)を染める

珈琲紅茶染め【セリアのエコバッグ】(追記:2021年4月16日)

セリアのエコバッグです。動物のイラストが可愛いアニマルフレンドというシリーズ。珈琲と紅茶を使って染めてみました。

珈琲と紅茶を使った染色には、ようやく慣れてきた感覚があります。目立ったトラブルなども無く、スムーズな手順で進めることが出来ました。

珈琲染めのエコバッグです。柔らかいベージュのカラー。落ち着いた色味で雰囲気がいいです。トレードマークの猫さんも良い感じに目立っています。シンプルな単色仕上げなので、クセも無く、普段使いもやり易いと思います。

紅茶染めのエコバッグです。落ち着いたベージュのカラー。ピンク系統の色も入っているように見えます。全体的に柔らかい色味で質感がいいです。インテリ系の熊先生がいいアクセントになっていると思います。ブルーとの兼ね合いもなかなか。

関連記事>>>セリアのエコバッグを染める

珈琲紅茶染め【ダイソーのトートバッグ】(追記:2021年4月16日)

ダイソーのトートバッグです。珈琲を使って染色してみました。

思っていたより、薄めの仕上がりとなりました。柔らかいベージュのカラーとなっています。落ち着いた色味で雰囲気はいいです。シンプルな単色仕上げなのでクセはありません。使いやすく仕上がっていると思います。

拡大するとこんな感じです。うーん、もう少し濃く色付けが出来ればよかった、という後悔もあるのですが、まあコレはコレで・・・。

別のトートバッグです。先ほどのバッグと同じタイミングで染色をしていたのですが、こちらは派手に失敗してしまいました。沸騰した染料液に浸けたら、プリントが剥がれてしまいました。こういったトラブルは初めてです。いい勉強になりました。詳しい話は個別記事で紹介しているので、気になった方はリンクから覗いてみて下さい。

関連記事>>>ダイソーのエコバッグ(トートバッグ)を染める【100均】

さいごに

今までにやってきた布や洋服染色の紹介でした。

市販の染色キットを使うのも楽しいですし、身の回りにあるちょっとした物を使うのも楽しいです。経験を積んで技術を磨けば、思い通りの発色を自由自在に出す事も出来るようになるはずです。そこまで頑張れるのかはわかりませんが、目標だけは高く持って続けていこうと思います。

布(服)の染色は、この先もやっていくつもりです。新しく何かに色をつけたら、この記事に追記していこうと思います。よかったら、またブログに遊びに来てください。それでは、最後までありがとうございました。