【100均】セリア「すのこ」のサイズと種類。DIYアイデアから解体方法までをご紹介

DIY・リメイク

普段のDIYでも使うことの多い「セリア(100均)のすのこ」を紹介しようと思います。

自宅にセリアすのこのストックがあるので、それを紹介してもいいのですが、せっかくの機会です。売っている物を全て購入して、サイズや種類、使い勝手の一覧を作ってみようと思います。

記事の後半では、すのこの解体方法、塗装のやり方、今までに作ってきたセリアのすのこDIY(一部、ダイソーとカインズも含みます)の製作品を紹介するつもりです。工作の参考にしてもらえたら嬉しいです。

関連記事>>>ダイソー「すのこ」のサイズと種類。DIYアイデアから解体方法までをご紹介

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セリアのすのこ売り場

ホームインテリアのコーナーです。木製仕切りケース、ウォールボックス、コルクシート、アイアンバーなどが並んでいます。近くの売り場には「セリアの窓ガラス用「目隠しシート」を全部買ってみます。貼ってはがせるタイプなど【6種類】」や「セリアの「カーテンクリップ」を全部買ってみます【3種類】」もあります。

下段の棚です。すのこが並んでいます。種類ごとにキッチリ分類されていてわかりやすいです。スムーズに買い物する事ができます。

買い物カゴに詰め込みました。お会計を済ませて帰ります。

2020年7月1日からセリアのレジ袋が有料になりました。

レジ袋有料化について

容器包装リサイクル法の改正に伴い、2020年7月1日(水)より、レジ袋の有料化を実施いたします。

「次回はマイバッグを持って行かないと」なんて思っていたのに、すっかり忘れていました(もう3回目ぐらいです・・・)。

大サイズ(縦74cm×横38cm)を5円で購入しました。

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セリアすのこのサイズと種類

5種類のすのこを買ってきました。

  • 桐すのこ(40×25cm)
  • 桐すのこ(45×20cm)
  • すのこ(45×18×1.5cm)
  • すのこ(32×32×1.5cm)
  • 白木鍋敷

セリアのすのこは、コンパクトなものが多いです。デザインは、ナチュラルでさりげない感じ。場所を問わずに組み込めそうです。

キッチンコーナーにあった白木鍋敷は「ほとんどすのこ」だったので買ってみました。工夫次第でDIYにも使うことが出来そうです。後ほど詳しくレビューします。

桐すのこ(40×25cm)

桐すのこです。寸法は約40×25×1.6cm。販売元は株式会社セリアです。

材質は桐の木。桐の特徴を簡単に紹介します。

  • 日本で一番軽い素材、世界的にみると二番目の重量
  • 収縮・膨張が少なくサイズ変化が起こりにくい
  • 柔らかいので鋸やカッターでの加工が容易
  • 調湿性に優れ防虫効果もある(箪笥向き)
  • 熱伝導率は低く、さらに燃えにくい
  • 強度はなく傷がつきやすい

ビニールの包装から取り出すと、桐特有の香りがしました。言葉にするとなんて言うのでしょう。甘いとは違いますし、爽やかとも違いますし、「和」っぽい感じです。好き嫌いが分かれそうなニオイだと思います。

製品ラベルには、ご使用上の注意があります。

  • 天然素材を使用しているため、ゆがみや割れがあります。ご了承の上お買い求めください。
  • トゲにはご注意ください。
  • カビが発生する事があります。
  • 万一カビが発生した場合には、使用を中止してください。
  • 凹凸のない平らな面でご使用ください。
  • 重たい物を乗せると破損の原因となります。強度を確認の上ご使用ください。
  • 幼児の手の届かない場所に保管してください。
  • 本来の用途以外のご使用はおやめください。

「押し入れや流し台下など、湿気がきになる場所に最適です。」という簡単な使い方の紹介もあります。

メイドインチャイナです。

天然素材のため、箇所によって模様(柄)が異なります。太い筋が入ったような木目、柔らかい山形の木目、シワが寄ったような木目など、種類は様々です。

また、色味にも違いがあります。白みがかった茶色や赤みがかった茶色など、若干の違いではありますが、全体の雰囲気が違って見えるぐらいの差はあります。

DIYの素材として組み合わせる時や複数枚を並べて設置する時は、木目の雰囲気や色味の似たすのこを選んだ方がまとまり感のある仕上がりになると思います。

板の幅は3.3cmです。測る場所によって、プラスマイナス1mm程度の誤差はあります。

板と板の隙間は3.9cmです。こちらも測る場所によって若干の誤差があります。

板の厚みは0.7cmです。下駄を含めると1.4cm。パッケージには厚み1.6cmと記載がありましたが、実際のサイズにばらつきがあるようです。

床に置いてみました。ガタつきやグラつきはありません。

重量が軽いので触れるとすぐにズレてしまいます。気になる場合は、滑り止めマットなどと組み合わせるといいと思います。

100均ダイソー【すべり止めシート(マット)】を全種購入。サイズ活用アイデアまとめ【レビュー】」や「セリア「すべり止めシート(マット、テープ)」を全種購入。サイズ形状まとめ【レビュー】」がオススメです。

板と板の隙間が広いので、空気はこもらないと思います。通気性はいいはずです。クローゼットなどでも、衛生的に使えると思います。

注意書きの蘭に「天然素材のため、ゆがみ割れがある」と記載がありました。

上の写真は、2mmほどの割れ(欠け)です。こういった小さなキズや欠けは、パっとみただけでも、いくつも見つけることができました。

ささくれや毛羽立っているような箇所もあります。怪我に繋がりそうなトゲはありませんでしたが、素手で触れる機会の多い場所で使う場合は、紙やすりで軽く研磨した方がいいと思います。

桐なので軽いです。片手で楽々持ち上げることが出来ます。

手に取るとザラっと粉っぽい印象があります。使用する前に拭き掃除をした方がいいかもしれません。

上から覗き込むとこんな感じです。反りや捻じれはないように見えます。キレイな一直線です。

セリア「木材」のサイズと種類、DIYのアイデア実例を紹介します。」の記事でも触れていますが、この手の木材は反っていたり捻じれていたり、状態に難のあるものも多いです。

仕上がりの美しさに関係してくるので、DIYの素材として使う場合は、売り場で入念に状態チェックをした方がいいと思います。

すのこの角は斜めに加工されています。滑らかです。指で撫でてみても、引っ掛かったりするような箇所はありませんでした。

裏面です。下駄(縦の棒)は3本。細めの角材が使われています。シンプルな構造です。

針(釘)を打った跡です。セリアの桐すのこは、接着剤と針で固定されています。

接着剤が少しはみ出していますが、透明なのでそこまで目立ちません。

桐すのこ(45×20cm)

先ほどとサイズ違いの商品です。桐すのこ。寸法は約45×20×1.6cmです。

製品ラベルの記載は、桐すのこ(40×25cm)とほとんど変わりがありません。

床に置いてみました。少しガタつきがあります。不安定です。100円均一の安価な商品なので、ある程度はしかたがないのかもしれません。

板の幅は3cmです。測る場所によって、プラスマイナス1mm程度の誤差はあります

板と板の隙間は2.7cmです。こちらも測る場所によって若干の誤差があります。

板の厚みは0.7cm。下駄を含めると1.4cmです。

板と板の間隔は広いです。空気も通りやすく、湿気には強いと思います。

ちょっと気になるポイント。小さな欠けや凹みはあります。

オレンジに変色している部分がありました。元々の模様と言うよりは、後から何かが付着した感じです。

手に持ってみました。サイズ感のイメージがしやすいかと思います。

上から覗き込むとこんな感じです。ガタつきのあるすのこですが、極端に反っていたり、傾いていたりするわけではなさそうです。

すのこの角は面取りされています。

裏面です。下駄(縦の棒)は3本。細めの角材が使われています。

針(釘)を打った跡です。頭が飛び出していたりする事はありません。しっかり奥まで埋まっています。

下駄と板の接着面に隙間はありません。ボンドのはみ出しなどもありませんでした。

すのこ(45×18×1.5cm)

すのこ(WOODEN DUCKBOARD)です。寸法は約45(縦)×18(横)×1.5(高さ)cm。販売元は株式会社セリアです。

材質は天然木とあります。初めはゴムの木かなと思ったのですが、じっくり眺めていると違う気もしてきました。気になったので検索エンジンやSNSで調べてみましたが、それらしい回答は見つけられませんでした。うーん・・・パインかなあ。

製品ラベルには、ご使用上の注意があります。

  • 天然素材を使用しているため、ゆがみや割れがあります。ご了承の上お買い求めください。
  • トゲにはご注意ください。
  • カビが発生する事があります。
  • 万一カビが発生した場合には、使用を中止してください。
  • 凹凸のない平らな面でご使用ください。
  • 重たい物を乗せると破損の原因となります。強度を確認の上ご使用ください。
  • 幼児の手の届かない場所に保管してください。
  • 本来の用途以外のご使用はおやめください。

文言は、初めに紹介した桐すのこシリーズと変わらない感じです。

メイドインチャイナです。

板と板の隙間が狭いので、細々した物を並べても抜け落ちる事は少ないと思います。扱いやすそうです。

耐荷重の表示がないので、どこまで重さに耐えられるかわかりませんが、耐久性は高そうに感じます。試しに、60kgの自分が乗っても割れる事はありませんでした。ただ、かなりミシミシ音が鳴ったので、この辺りが重さ的に限界なのかもしれません(人が乗る事は想定されていない商品だと思うので、こういった使い方は止めた方がいいと思います)。

木目の模様にバラつきが多いです。物を置いてしまえば関係なくなりますが、DIYの素材として使う場合は注意が必要です。売り場で木目の雰囲気が整ったものを厳選する、などの対策が有効に思います。

板の幅は2.9cmです。測る場所によって、プラスマイナス1mm程度の誤差がありました。

板と板の隙間は0.8cmです。こちらも測る場所によって若干の誤差がありました。

板の厚みは0.6cmです。下駄を含めると1.5cm。パッケージに記載のあった通りの高さです。

床に置いてみました。ガタつきやグラつきはありません。

今まで見てきた桐のすのこに比べて重量があります。床に置いたときの安定感はこちらの方がいいです。

全体で見ると、木目の模様が疎らで纏まり感のないような印象を受けましたが、1本1本の板で見ると、木目の模様も色味も綺麗に感じます。小さな節はいくつかあります。

手に持ってみました。

ツルツルとした触り心地です。手触りはいいです。表面の処理が丁寧なんだと思います。

上から覗き込むとこんな感じです。

すのこの角は丸型に加工されています。指で撫でてみても不自然な部分はありません。精度は高いように思います。

裏面です。下駄(縦の棒)は3本。太めの角材が使われています。

板の一部が欠けて(潰れて)変形しています。表面からだと見えづらい位置です。裏返してから気が付きました。

下駄と板の接着面です。粘着剤がはみ出しています。

セリアのすのこ(WOODEN DUCKBOARD)は、接着剤のはみ出しが多いように感じます(個体差もあると思いますが・・・)。

ニスなどでリメイクする場合は注意が必要です。接着剤のはみ出した部分には色が乗りません。ツヤっとした透明の接着跡と、そこから透けて見える元々の木材の色が目立ってしまいます。場合によっては、不自然さが出てしまうかもしれません。

すのこ(32×32×1.5cm)

先ほどとサイズ違いの商品です。すのこ(WOODEN DUCKBOARD)。寸法は約32(縦)×32(横)×1.5(高さ)cmです。

製品ラベルの記載は、すのこ(45×18×1.5cm)とほとんど変わりがありません。

すのこと言うと、長方形の細長い形が一般的だと思いますが、こちらのすのこは貴重な(?)正方形です。置き場所によっては活躍することも多そう。

板の幅は2.9cmです。測る場所によって、プラスマイナス1mm程度の誤差がありました。

板と板の隙間は1.2cmです。こちらも測る場所によって若干の誤差がありました。

板の厚みは0.6cm。下駄を含めると1.4cmです。

平らな床に置いてみました。ガタつきやグラつきはありません。

板と板の間には程よく隙間が空いています。湿気やカビ対策等の役割は、しっかり果たしてくれそうです。

手に持ってみました。持ち運びもしやすいサイズです。

上から覗き込むとこんな感じです。

すのこの角はラウンド型に加工されています。なだらかです。

裏面です。下駄(縦の棒)は左右に2本。太めの角材が使われています。

接着剤がはみ出しています。先ほどの長方形サイズのすのこは透明な接着跡でしたが、この正方形サイズのすのこは白く濁ったような接着跡です。接着剤自体は同じものを使っていると思うので、時間の経過や保管方法で変わってくるのだと思います。

離れて見るとこんな感じです。木材の色が元々白っぽいので、接着跡が不自然に目立ったりはしません。馴染んでいるというのか、上手く(?)溶け込んではいます。

白木鍋敷

白木鍋敷です。直径は約19cm。素材は天然木、鋼、EVA樹脂。発売元は株式会社林イマニティです。

丸型のほかに、リンゴ型、魚型などもありました。レパートリーが豊富な商品です。

すのこのジャンルに含めて良いのかわかりませんが、せっかく買ってきたので紹介します(見た感じは、ほとんどすのこですので!)。

注意書きです。

  • 本品の用途以外での使用は避けて下さい。
  • 品質には万全を期していますが、万一不良品等の発生がありましたら発売元までご連絡下さい。

メイドインチャイナです。

今のところ、セリアのすのこは全て中国産ですね。リーズナブルな値段を考えると、国産というのは難しいのかもしれません。

シンプルですっきりした形です。丸型には可愛らしさもあります。どんな場所にも合わせやすいデザインだと思います。

表面は白みがかった茶色です。所々に薄っすらと木目が見えます。柔らかくて素朴な印象です。

DIYの素材として使う場合は、この丸型を使いこなすのが中々難しそうに感じます。丸型をフォルムに取り込めたら、優しい感じもでるので好きなのですが、センスやテクニックが必要そうに感じます。ニスやペンキで色を塗って、簡単リメイクぐらいが無難に思えてしまいます。

板の幅は1.3cmです。ほとんどの場所が、この幅で統一されています。

板と板の隙間は0.9cmです。

板の厚みは0.5cmです。下駄と滑り止めを含めると1.3cm。

1枚の板(ベニヤ?)を加工して作られた物みたいです。

近づいてよく観察すると、中央のくり抜かれた穴の処理は、ちょっと雑だったりします。ただ、切り口がささくれていたり、毛羽立っていたりするわけではないので、ほとんど気にはなりません。

手に持ってもほとんど重さは感じません。小さな見た目通り軽量です。

裏面です。滑り止めのゴムが4カ所についています。元々は鍋敷きですから、ズレない、というのは大事に思います。

爪でカリカリやってみましたが、剥がれたりするような感じはありません。耐久性は問題なさそうに感じます。

釘が飛び出している箇所がありました。引っ掛けてしまったりすると危ないです。

陳列棚にはビニールで包装された状態で置いてあるので、チェックはしづらいかと思いますが、商品の状態を一通り調べてから購入した方がいいかもしれません。

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セリアすのこを解体する方法

裏側の下駄を外すと、すのこを分解することが出来ます。

セリアのすのこを分解すると、普通に木材を買うより安い価格で材料を入手することが出来ます。手間は掛かってしまいますが、お財布に優しいお得なテクニックです(後で詳しく紹介しますが、すのこを分解して得た木材は状態が悪くなりがちです)。

今まで実際にやったことのある2通りのバラし方を紹介します。

ドライバーとハンマーを使う

マイナスドライバーを、板と下駄の間に滑り込ませます。接着が弱かったり、隙間が空いている場合は、少し力を入れるだけで奥まで差し込むことが出来ます。

堅くて刺さらないときは、マイナスドライバーの持ち手をハンマーで叩いて、少しずつ押し込む方法が有効です。力を入れて一気に押し込もうとすると木が割れてしまうので、コンコン優しく叩き続けることがコツです。

ちなみに、優しく叩いても響くような音はなります。集合住宅の場合は、タオルで包むなどの方法で防音対策をすると、トラブルを防ぐことができると思います。

接着剤がべったり付いている場合は、ハンマーで叩いても、ドライバーが奥に刺さっていかないこともあります。そんな時は、次の項目で紹介する方法(テコの原理)がおすすめです。

差し込む、横にズレる、差し込む、横にズレる、という作業を繰り返します。端まで来たらグリっと奥までドライバーを押し込みます。

パキっという音と共に下駄が外れました。残りの2カ所も外します。

板を剥がすことが出来ました。作業時間は3分程です。

下駄と張り合わさっていた部分です。気が捲れています。潰れている部分もあります。荒っぽい表面となっていますが、セリアのすのこを分解したにしては、綺麗な状態だと思います。

ここから紙やすりをかけていけば、DIYの素材として「ほとんど」気にならないレベルまで持っていけるハズです。

下駄には、針が残ったままの状態になっています(剥がした板側についている事もあります)。放っておくと危ないです。ケガに繋がらないよう除去してしまいます。

ペンチを使って垂直方向に引っ張ると抜くことが出来ます。斜めに力を加えてしまうと、針が折れて中途半端に残ってしまう事もあります。要注意です。使用工具は「100均ダイソーの工具(スモーキーシリーズ)を”ほぼ全種類”揃えてみました【レビュー】」です。

堅くて抜けない場合は、ねじりながら引っ張ると抜けやすいです。

テコの原理を使う

すのこが2セットある時はこの方法が楽です(長い棒などでも代替できます)。テコの原理を使います。

下駄が強力に張り付いていても、このやり方なら剥がすことが出来ます。

横方向に置いたすのこの隙間に、もう一枚のすのこを縦方向に差し込みます。この状態で、グっと下に押し込みます。

バキっという音とともに板が外れました。ほとんど力はいりませんし、女性の方でも簡単にできる方法だと思います。

ドライバーを使った解体方法に比べると、無理矢理捲り取っている感じなので、剥がれた板の状態は悪くなりがちです。写真の箇所では、板が割れてしまっています。一応、これぐらいなら修正可能なので、許容範囲ではあります。

ちなみに、すのこを足で踏みながら板を掴んで引っこ抜く、という方法もあります。むしゃくしゃしてストレスを発散したい時にはいい方法に思います。ただ、テコの原理を使った時より板の状況はさらに悪くなります。

2通りの方法ですのこを解体してみました。

接着剤の効き具合や針の刺さり方によって、解体方法は変わってくるとは思いますが、時間に余裕があるのなら、ドライバーを使って丁寧に剥がしていく方法をオススメします。

すのこを塗装してリメイクする方法

すのこを塗装する方法、リメイクする方法といっても、特別な作業が必要なわけではありません。普通の木材に色を付けるのと、ほとんど同じ手順です。ダイジェスト風で簡単に紹介していきますね。

サンドペーパー(240番)で表面を整えます。木目に沿って往復させて、ツルツルと手触りがよくなるまで磨いていきます。

塗装の下準備は面倒に感じたりもするのですが、しっかりやると仕上がりに違いが出てきます。時間がある時は極力手を抜かずやるようにしています。

木粉を払います。タオルや雑巾を使うと後片付けが大変なので、手軽なキッチンペーパーを使う事が多いです。

塗布するカラーを選びます。

100円均一の塗料集めが趣味のようになっていて、新しい塗料を見つけるたびに購入しています。色見本も作っているので、こういう時に見返すことができて便利です。

100均の塗料は、ブログの記事にもしています。気になった方は「100均の塗料(ペンキ、ニス)まとめ)」を覗いてみて下さい。色見本の紹介だけではなく、100均塗料を使ったDIYアイデアの紹介なんかもしていますよ。

セリアのすのこを塗装するので、セリアの水性ニスを使う事にしました。「セリアの「水性ニス」全3色を買ったよ。色見本と比較、おすすめレビュー【100均】」です。意味があるのかはわかりませんが、メーカーを合わせての着色作業です。

メープルのカラーを使う事にしました。塗りやすいように紙コップに移したら、塗布作業の開始です。

刷毛を使って塗っていきます。普段の塗装作業では、食器洗用のスポンジを使う事も多いのですが、すのこの形状は凹凸も多く塗りずらいポイントも多いです。今回は、機動力の高い(?)刷毛を使っていきます。

段差のあるポイントも刷毛なら塗りやすいです。

木口にもしっかり色をつけます。こういう部分を塗り忘れると、後々かなり面倒なことになります(経験有)。

終わりました。色はしっかりついています。ムラや刷毛跡などもほとんどないので、重ね塗りはせずこの状態で完成としてしまいます。

こんな仕上がりになりました。メープルのカラーは、ニスの王道という色合いだと思います。柔らかくて優しい発色です。クセも少なく落ち着いているので、馴染みやすさもあります。すのこがガラっと変身しました。

木目にホンノリ色が乗って、いい雰囲気を感じます。「ダイソーの「水性ニス」全5色を買ったよ。色見本と比較、おすすめレビュー【100均】」でも似たような質感を出すことが可能です。

無塗装の桐すのこと比べると、違いが分かり易いです。まったくの別物に見えます。ペイントして壁に掛けるだけでも立派なインテリアになると思います。すのこの塗装リメイクは、アイデア次第で自由に楽しむ事ができます。

すのこDIYのアイデア

セリアのすのこを使ってDIYリメイクをしています。一部、ダイソーやカインズを使ったものもありますが、作り方などは参考になると思います。この欄で一緒に紹介しますね。

カフェトレイ

「オシャレなカフェトレイが家にあったら素敵だな」と思って作りました。

すっきりシンプルな形で、オシャレなデザインを意識しています。

定番の組み合わせですが、ウォルナットとブラックのカラーは、相性バッチリだと思います。バランスがいいです。マットな質感は魅力的に見えます。

材料はすのこを解体して確保しています。普通に木材を買うより、すのこをバラした方が安上がり、という裏技を聞いて実践したのですが、すのこの解体は予想より大変でした。ドライバー、ペンチ、ハンマーなどを駆使して解体しました。

制作費は600円と安価です。

使用したすのこは以下です。

  • セリア桐すのこ(40×25cm)×2

関連記事>>>【100均DIY】おしゃれな木製「カフェトレイ」を手作りしよう!すのこを分解して材料にするよ【作り方】

すのこ収納棚

トイレに置く「ちょっとした収納棚」が欲しくて作りました。

カラーはいつもの通り、ウォルナットとブラックの組み合わせです。つや消しなので、支柱はアイアン風の雰囲気も出ているかと思います。

材料には、カフェトレイと同じすのこを使っています。鋸で切断をして、必要な長さにしました。

組み立ては木工ボンドオンリーです。電動ドライバーなどの派手な工具(?)が必要ないので、工作難易度は低く、初心者でも簡単に作ることができました。

ただ、細部まで細かく観察すると、若干の失敗箇所もあったりします。

横から見ないとわかりませんが、少しだけ右に傾いています。物を乗せたりする事は問題なく出来るので、「ハンドメイド感が出ている」と思って納得しています・・・。

使用したすのこは以下です。

  • セリア桐すのこ(40×25cm)×3

関連記事>>>【100均DIY】すのこでトイレ用の収納棚を手作りするよ【作り方】

野菜ストッカー

「キッチン用の野菜収納が欲しい」という事で手作りしました。

ただ、野菜収納ではなく、カレーやお菓子にインスタントラーメンなど、「何でも入れ」として活躍することになりましたが・・・。大容量で使い勝手がいいんですよ。

すのことMDF材を組み合わせた簡単な作りになっています。

塗装はワトコオイルです。刷毛を使って塗布しました。光沢のないマットな仕上がりには、ちょっとした高級感があると思います。手触りはしっとりした感じになっていますよ。

木工ボンドと木ねじを使って組み立てています。この辺りでようやく、電動ドライバーの扱いにも慣れてきたかな、という感覚がありました。

使用したすのこは以下です。

  • セリア桐すのこ(45×20cm)×4

関連記事>>>【100均DIY】木箱を作って「野菜ストッカー(収納)」にするよ!材料はすのことMDF材だけの簡単設計【作り方】

木箱調味料収納

カインズホームの「すのこ」が余っていたので、分解してDIYの材料にしました(テコの原理で外しましたよ)。作ったのは調味料収納です。木箱タイプになっています。

ナチュラルで優しい感じに仕上がったと思います。明るい雰囲気で質感が良いです。想像していたより、シンプルで上品なイメージになりました。ダイソーの水性ニスで着色をしましたが、それが良かったのだと思います。

オシャレな雑貨屋さんやカフェに置いてあっても、違和感なく溶け込むんじゃないかと思います(それは言い過ぎかもしれません・・・)。

使用したすのこは以下です。

  • カインズホーム桐すのこ2枚組(幅330×奥行500mm)クローゼット用

関連記事>>>【DIY】CAINZすのこを分解して、木箱タイプの調味料収納を手作りするよ。ナチュラルテイストのハンドメイド雑貨

鉢カバー

小さな鉢カバーです。すっきりシンプルな見た目、ちょっとしたオシャレ感を目指して作りました。

材料はダイソーのすのこを分解して確保しています。解体するのに苦労しました。その模様は個別記事で紹介しています。

オシャレな雑貨屋さんに置いてあっても、上手く溶け込むぐらいのデザインにはなっているかなと思います。手作りしたものには愛着がわくので自己評価は高めです。

使用したすのこは以下です。

  • ダイソー桐すのこ(31×30cm)×3

関連記事>>>【100均DIY】小さい「鉢カバー」を手作りするよ。材料はダイソーのすのこを利用

猫の脱走防止フェンス(追記:2021年4月16日)

老猫さんの移動制限用の柵が欲しい、という事で作りました。

2枚のすのこを蝶番で連結しています。蝶番だけだと、扉がパタパタ勝手に動いてしまうので、ロックシステムを搭載しています。というと格好いいのですが、実際にはちょっとした金具を取り付けているだけです。使わないときは半分に折り畳むことができるので、収納スペースも取らず邪魔になりません。地味に便利かなと思っています。

個別記事内では、水性ニスのメープルを使って着色までやっています。木目にホンノリ色が乗って、いい雰囲気に仕上げる事ができたな、というのが自己評価です。その他にも、ちょっとした拘りがいくつもあるDIYです。気になった方は、ぜひ、下のリンクからチェックしてみて下さい。

使用したすのこは以下です。

  • ダイソー桐すのこ(45×20cm)
  • ダイソー桐すのこ(31×30cm)

関連記事>>>ネコの脱走防止フェンスを手作り。100均(ダイソーとセリア)素材で折り畳み式にアレンジ

さいごに

セリア「すのこ」の紹介でした。サイズや種類によって個性があります(大袈裟かも!?)。用途にマッチした商品を選べたら、価格以上のパフォーマンスを発揮するんじゃないかと思います。

新しいすのこを見つけたり、新しくすのこでDIYをしたら、この記事に追記して紹介しようと思います。よかったら、また遊びに来てください。それでは、最後までありがとうございました。