無印良品で大人一人が使う寝具をフルセット揃えました。当初は、ベッドだけを無印で買って、布団やシーツは別のお店(ニトリやIKEA)で揃えようと思っていました。
ただ、「せっかくだし、ブランドを統一した方が良いかな」と考え、というより、色んな場所に探しに行くのがめんどうになり、まとめて一式を無印良品で揃えてしまいました。
購入したのは、ベッド、掛ふとん、毛布、まくら、カバーです。予算などは特に決めずに、これは必要だなと思うものを全て買って、合計44,000円でした。
フルセット購入なのでこんなものなのでしょうか。高いのか安いのかはイマイチわかりません。
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無印の脚付マットレス(ベッド)を買ってみた
ショッピングモール内の無印で購入しました。買う商品は事前に決めていたので、店員さんには「コレをください」とだけ声を掛けます。
レジ横の相談スペースまで案内されて、いくつかのやり取りをします。
「最速で搬送できるのが、8日後の9時から14時の間」という事なので、その日にお願いしました。前日の夕方に確認の電話が入り、時間の詳細を伝えて貰えるとの事です。
その他に、搬入経路の確認、設置スペースの確認、付帯作業の確認などがありました。スタッフさんが話を進めてくれるので、基本「はい」「いいえ」だけしか答えていません。
用紙に名前、搬送先重所、電話番号などを書いて購入と搬送の手続きが完了です。
業者さんに搬入してもらう
10時搬入予定と聞いていましたが、トラックが到着したのは9時40分でした。だいぶ早いです。
ただ、自分がする事はインターホンを取って扉を開けるだけですし、特に問題ありません。遅くなるよりは全然嬉しいです。
運び込む前に、設置スペースの確認を行いました。「どこに置きますか?」「この部屋の奥に設置してください」という簡単なやつです。
トラックから降ろしたベッドが運ばれてきます。作業は男性のスタッフさん2名で行うみたいです。かなり重いはずですが、軽々持ち上げているように見えました。
玄関で縦向きに変えるそうです。「【DIY】小型の「木製傘立て」を手作りするよ!相欠き加工にも挑戦【作り方】」はどかしておけばよかったです。気が利きません・・・。
包装紙越しに抱えているので、滑って運びにくそうです。
玄関や廊下はそれほど広いわけではありませんが、天井が高いのでダブルサイズのベッドぐらいなら運び込めるアパートみたいです。
「セミダブル、うーん、ダブルぐらいは入りますよ。この建物」
「いや、そんな大きなベッドいらないですよ・・・。そこの(シングル)を買ったばかりですし」
「・・・・そうですよね」
「・・・・はい」
ベッドの脚部分を取り付けて貰っています。回すだけで簡単に装着できる、との事です。
自分でやる事も出来るのですが、パーツの取り付けは無料サービスらしいのでお願いしました。
こういう時どこにいればいいのか迷います。たぶん、作業の様子を見守っていた方がいいのでしょうが、会話するわけでもなく若干気まずいです。引っ越しの立会いを思い出します。
脚の取り付けが終わったら、ベッドを起こして設置完了です。これでもかというくらいの丁寧な着地でした。完全に無音でした。
手前にダンボールの箱や包装紙が転がっていますが、有料オプションで梱包材の持ち帰りをお願いしています。撤収時にスタッフさんが綺麗に回収していってくれました。
部屋への設置完了
店舗で見るとそうでもないのですが、部屋の中に運び込むと大きく見えます。6畳の部屋に少し圧迫感を感じます。
収まりが良さそうなので、とりあえず部屋の一番奥に設置して貰いました。脚の裏にフェルトを付けて貰ったので、少しずつ滑らせながら自分一人で移動が可能です。
寝室のインテリアを勉強したら、模様替えをしようと思います。オシャレ空間を目指す予定です。「【DIY】無印スタッキングシェルフ風の棚を手作りするよ。2段式で寝室収納に」など、少しづつ家具もそろえていきます。
マットレスはボンネルコイルです。コイルを連結させ、体を面で支えるという特徴があります。寝心地は硬め、弾力があります。
「ギシギシ」と軋む音がうるさい、というデメリットを耳にした事もありますが、今のところ嫌な音はしていません。長年使うと変わってくるのでしょうか。
木製脚のカラーは、ナチュラルとブラウンの2色です。サイズ(床下)は、10、12、20、26cmから選ぶ事ができます。
今回は、ナチュラルの20cmを注文しました。
ベッド下に20cmの隙間ができれば、衣装ケースやすのこなどを置いて、収納スペースとして使うことが出来ます。アイデア次第でいろいと活用できそうです。
ちなみに、10、12cm(ロータイプ)の脚を使うと、ソファとして使う事もできるみたいです。背もたれはありませんが、クッションなどで代用するんですかね。使用感が気になります。
裏側です。スチールフレームは白色。細いワイヤーが何本も通っています。耐久性のありそうな作りです。
付属している洗えるカバーには、ファスナーが付いています。マジックテープのような形状です。この紐を裏面のワイヤーに巻き付けて固定する仕組みです。
簡単にできる作業ですが、全部で12箇所の固定が必要です。高頻度で取り外す物ではありませんが、付け替えには時間と手間が掛かりそうです。
購入に掛かった費用
無印ベッドの購入と設置に掛かった費用です。
- 脚付マットレス・ボンネルコイル・シングル(スチールメッシュ・洗えるカバー) 17,900円
- 木製脚・20cm/ナチュラル(M8) 2,000円
- 開梱設置包材持帰有料/付帯作業あり(ダンボールや包装紙の回収費) 540円
- 配送料 2,490円
- 共通脚取付/要開梱(木製脚の組み立て) 0円
合計22,930円でした。
寝具セット(毛布、カバー、まくら、掛ふとん)の開封
寝具のセットです。ベッドとは違う日に買いました。
中身はこんな感じです。ベッドの購入とは違って、事前に口コミやレビューを調べていたわけではありません。お店で質感などを確かめて「あれやこれやと悩んで」買ってきました。
あたたかファイバー鹿の子毛布
寒い冬の時期には欠かせません。ブランケットです。一番初めに購入を決めたアイテムでもあります。
カラーバリエーションはベージュ、グレー、ダークブルーの3色です。どれも落ち着きのある色味でした。その中から、部屋にも合わせ易そうなベージュを選びました。
とにかく手触りが良いです。ふわふわしていて優しい感じがします。軽くて暖かいです。
気に入っているので、近いうちにグレーも買おうかと思っています。シンプル無地なので使いやすく、ソファに掛けたり、ひざ掛けに使ったり、汎用性の高い毛布だと思います。
オーガニックコットン三重ガーゼ掛ふとんカバー
「三重織りにしたら、さらにやさしくなりました。」というのがキャッチコピーみたいです。
触ってみると、確かにやさしい感じがします。フワフワしていて気持ちがいいです。感覚としてはタオルケットみたいな感じでしょうか。使ってみるのが楽しみ。
カラーはベージュチェックを選びました。単色のカラーもよかったのですが、チェック柄が可愛いなと思ってこの色にしました。
そうそう、商品紐を外してを広げたら、糸くずが何本か落ちてきました。カバーにも張り付いています。少し残念なポイントです。
セールの対象品だったので、30%offでした。5,990円の3割引きは大きいです。お得に買えてラッキーでした。
オーガニックコットン天竺ボックスシーツ
マットレスに被せて使うカバーです。触り心地がTシャツと似た感じになっています。伸縮性と柔らかさがあって、寝っ転がると気持ちよさそうです。
濃い目の色は避けた方がいいのかな、と思って、ベージュを買ってみました。
ブランケットも同じベージュですが、こちらのシーツの色は白っぽいような、灰色っぽいようなベージュです。
オーガニックコットン三重ガーゼまくらカバー
まくらカバーは、掛ふとんカバーと同じシリーズで揃えました。色はどうしようか悩みましたが、同一カラーを選びました。
ちぐはぐにして、遊び心を出してみても良かったのかなと思います。ただ、無印の商品は少し高いので、失敗しても気軽に買い換えたりはできません。保守的に無難な選択となりました。
こちらもレジにて30%offでした。嬉しい。
羽根まくら
ニトリで「高さが10ヵ所調整できる枕(ソバ)」というのを買って以来、気に入って使い続けています。
特に不満もないし、新しい枕は必要ないのですが、なんとなくで買ってしまいました。完全に無駄遣いです。
見た目はホテルに置いてある枕のようです。ボリュームがあってふっくらしています。真っ白でキレイな形です。
触ってみると弾力は弱くてボフっと潰れます。頭を乗せると、かなり低い位置まで沈みそうです。慣れの問題もあると思いますが、好みの分かれそうな感じがします。
羽毛薄掛ふとん
ホワイトダック羽毛を使った「薄掛ふとん」です。
アタッシュケースのような収納袋に入っています。持ち手があって便利です。
「薄掛ふとん」との事ですが、想像以上にペシャンとしていました。真冬をコレ一枚と毛布で乗り切ろうとしていたのは、無謀だったかもしれません。余っている布団と併せて使います。
春、夏、秋などの季節では、快適に使う事が出来そうです。ふんわりしていて軽いので、寝返りなども楽そう。重い布団と違って体が圧迫されることもないと思います。
購入に掛かった費用
無印寝具の購入に掛かった金額です。
- あたたかファイバー鹿の子毛布 3,990円
- オーガニックコットン三重ガーゼ掛ふとんカバー 4,193円
- オーガニックコットン天竺ボックスシーツ 2,456円
- オーガニックコットン三重ガーゼまくらカバー 1,113円
- 羽根まくら 1,490円
- 羽毛薄掛ふとん 8,491円
レシートを見たら、「寝装ケットふとんレジ10%」という事で、上記の値段から530円値引きされていました。セット購入の割引きか何かだと思います。
合計は21,203円です。
寝具をベッドに取り付けて寝床を作る
全ての商品を開封してチェックしました。タグなども外しています。一度洗濯してから、ベッドに装着しようと思います。
洋服なんかだとあまり気になりませんが、寝具は新品でも洗ってから使いたい派です。
丸めて投げ捨てているので、さっきと雰囲気は同じですが、すべて洗濯してきました。やっぱり気分的に違います。それでは、ベッドメイクのスタートです。
ボックスシーツを取り付けます。
縁にゴムが入っています。マットレスをスッポリ包み込む感じでの装着になります。
角に引っ掛けます。
ぐーっと引っ張って反対側の角も装着します。柔らかいゴムなので力は必要ありません。一人でも簡単に作業が進みます。取り付け取り外しが簡単なのは、嬉しいメリットに思います。
角から角まで、しっかり覆う事ができました。伸縮性がいいので、ピンと張った感じになっています。サイズがピッタリなので、変にたるみがあったりはしません。
マットレスとシーツがゴムでしっかり固定されているので、寝ているうちに外れたりする事はなさそうです。
掛ふとんにカバーを取り付けます。
カバー上部の角には穴が開いています。ここから指を入れて、掛ふとんの紐にカバーのスナップボタンを繋ぎます。
両者を繋ぐ位置は、上、下、真ん中にあります。左右の2カ所ずつなので、計6カ所です。比較的小さいパーツなので、気を使っていないと見落とすかもしれません。
最後に下部のスナップボタンで、カバーとカバーを繋ぎ合わせたら終了です。
こんな感じになりました。ブログを書くために画像を整理している最中ですが、もっとピシっと整えてから写真を撮ればよかったと後悔しています。なんか雑な感じがあります。
続いて、まくらにカバーを取り付けます。といっても、筒状になっているカバーの中に入れるだけです。ファスナーやボタンなどは付いていません。スッポリ入れるだけで終わりです。
カバーの布がだいぶ余りました。30cmぐらいあります。このままだとペラペラして邪魔なので、内側に折り込んで隠してしまいます。
終わりました。シーツやカバーの取り付けって、めんどうで時間のかかる作業だったりするのですが、無印の製品はよく作り込まれていると思いました。余計な手間が省かれていて、時間もかからず楽チンです。
チェックのカラーは、想像していたイメージとは少し違いました。お店の中で商品が畳まれた状態だと、イマイチ掴みきれなかったりするんですね。でも、好きな色合いではあります。
ブランケットはどうしようか迷ったので、とりあえず畳んで乗せておきました。
ベッドパッドが必須らしいです(追記:2020年2月15日)
たまたま、無印の店員さんと話す機会がありました。
「脚付マットレスには、ベッドパッドが必須です。基本的に、ベッドを購入されたお客様全員にご購入いただいています。」
(1年前にベッドを買ったときは、そんな説明されなかったけどなあ・・・)
「寝汗(湿気)が原因で、最悪、中のスプリング(バネと言われたかも)が錆びてしまう事もあります。カビる可能性もあります。」
(そんな説明は・・・)
「とにかく、着けておいた方が絶対にいいです。」
という事だったので、買って帰りました。
手さげから取り出すとこんな感じです。透明のビニールで保護されています。大きさの割に軽いので、持ち運びが楽です(たぶん1kgぐらい)。
抗菌ポリエステルわたベッドパッド・ゴム付(シングルサイズ100×200cm)。税込2,990円。
抗菌機能がある中わたを使用した清潔感のあるベッドパッドです。ゴムが付いているのでズレにくい仕様です。ネットを使って洗濯機で丸洗いができます。
ベッドパッドは、ツルツルとした触り心地です。
厚みは5mmほどなので、クッション性はほとんどないです。敷いている感もあまり出ないと思います。
そこまでキツくはありませんが、独特のニオイがありました。一度洗濯をしてから、しっかり乾燥させて使った方がいいかもしれません。
ベッドと固定するためのゴムです。パッドの四隅に付いています。
取り付けてみます。
四隅にゴムを引っ掛けていきます。
完了です。掛った時間は30秒ほどです。簡単でした。ピッタリサイズで気持ちがいいです。
上からボックスシーツを被せました。ベッドパッドを付けても、問題なく取り付ける事ができました。快適になるのかな。
追記です(2020年10月4日)。8カ月ほど使ってみました。
「ベッドパットを敷く前と後で何か変わったのか」と言うと、何も変わっていない気がします。少なくとも寝心地に関してはまったく変わっていません。
そもそもベッドパッドは、マットレスを寝汗や湿気から保護する目的の物なので、変化を体感できないのは当然な気もしてきます。
一応、衛生的にはなっているはずですし、ベッドの内部は守られ、寿命が延びたりはしているんだと思います。なかなか効果を実感しづらい部分ではありますが・・・。
とにかく、マットレスからすると有難い物のはずなので、付けて置いても損はないと思います。店員さんも「とにかく、着けておいた方が絶対にいいです。」と言っていましたし。
ベッドパットは定期的に洗っています。完全に体感ですが、他メーカーの物と比べて、無印の物は乾きやすいように感じます。助かっています。
繰り返し洗っていると、表面に毛玉などがついてきます。気づくたびに除去しているので、ヒドイ状態にはなっていませんが、若干のくたびれてきた感(?)は出てきました。まあシーツや布団で覆ってしまうので問題はナシです。
マットレス掃除のために布団クリーナー(アイリスオーヤマ)を買いました(追記:2021年2月21日)
掛布団やシーツは洗えばいいけど、「マットレスの掃除はどうするんだ」という事に気づきました。ベッドパッドやボックスシーツを取り付けてはいますが、やっぱり、衛生面の事が気になってしまいます。「みんなどうしてるんだろう」と検索してみたところ、布団専用の掃除機が売っている事を知りました。さっそくポチっと購入です。
買ったのは、アイリスオーヤマのふとんクリーナーです。布団掃除機というのは、人生で初めての購入になります。「買ってもすぐに使わなくなったら嫌だな」という事で、一番価格の安い下位モデル「IC-FAC2」を選びました。
さっそく掃除をします。
「ぐおーん」「ぎゅいーん」と煩い音を立てながら、マットレスの上を進んでいきます。アイリスオーヤマのふとんクリーナーにはセンサーが付いていて、ゴミやホコリを吸い取るとランプの色が変わります。何だか、キレイになっている(やっているぞ)感が強いです。楽しい。
そんな話の詳細は「アイリスオーヤマ「ふとんクリーナー(IC-FAC2)」を買いました【レビュー】」に載せています。よかったら、チェックしてみてください。
さいごに
しばらく使ってみたら、寝心地や使用感、耐久性のレビューを追記しようと思います。
実際に買って使ってみた意見って参考になったりしますよね。出来るだけ詳しく書くつもりです。よかったら、また遊びに来てください。
それでは、さいごまでありがとうございました。