キッチンマットの代わりに、タイルカーペットを使っています。定期的なメンテナンスはしてきましたが、さすがに2年間の使用という事で、見るも無残なほど(?)ボロボロになってしまいました。新しく買い直そうと思います。
今まで使っていたものはニトリの製品です。特に不満を感じた事はありませんでしたが、今回は、少し前から気になっていたカインズホームのタイルカーペットを買ってみようと思います。
使用感などのレビューもするつもりです。購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
関連記事>>>【ニトリ】タイルカーペットをキッチンマットの代わりに使う!貼り方とレイアウトのコツ【インテリア】
キッチンタイルカーペットの現状
ニトリのタイルカーペットです。
元々はキッチンマットを敷く予定だったのですが、気に入った柄はあってもサイズがピッタリでなかったり、触り心地が好みとは違っていたり、という事でコレダというものが見つかりませんでした。
なんとなく眺めていたルームクリップで、タイルカーペットを組み合わせてキッチンマットの代用としている写真を発見。「おお、ナイスアイデア。マネしてみよう」という事で、ウチにも導入する事になったのです。
2年間毎日踏み続けていました。表面の繊維に弾力はなくなり、ぺったり潰れた状態になっています。このレベルになると、遠くから見ただけでも「残念な感じ」が伝わってきます。
角や縁の部分は、ほつれてボロボロになっています。この辺りが寿命なのかと思います。
関連記事>>>【ニトリ】タイルカーペットをキッチンマットの代わりに使う!貼り方とレイアウトのコツ【インテリア】
カインズに新しいタイルカーペットを買いに行く
近所のカインズホームにやってきました。たしか「パーテーション(スニーズガード)を手作りするよ。DIYでネイルサロンの飛沫対策」の材料を買いに来て以来なので3カ月振りだと思います。ここまで期間が空いたのは久しぶりです。
タイルカーペットの売り場です。
- 防炎タイプ
- 洗える吸着タイプ
- 制菌・防臭洗える吸着タイプ
パっと見ただけでも、これだけの種類を見つけることができました。それぞれのカラーバリエーションも豊富です。どれにしたらいいのか迷ってしまいます。
シンプルなものだけでなく、派手な柄のデザインも多いです。インテリアに組み込むには、センスと実力が必要そうです。自分には難しそう。
ロール状でも売っています。好きな長さを指定して購入する事ができるみたいです。カーテンなどもそうですが、こういった商品の購入は、何故か敷居が高く感じてしまいます。
9枚入りのセット販売なども。たくさん必要な場合には便利です。
売り場を一通りチェックして、タイルカーペットを選びました。防炎タイプのシリーズにしました。選んだ理由は、一番安かったからです。
片手でつまんで持つのが辛くて、しっかり写真には残せていませんが、4枚重なっています。カラーは3色を購入です。後ほど詳しく紹介します。
それでは、お会計を済ませて帰ります。
カインズホームの防炎タイルカーペットを買ってみた
持ち帰りました。カラーは、グレー、ダークグレー、ベージュの3色を選びました。色違いを交互に敷いて、オシャレ感を出そうという作戦です。1色を単調に並べるレイアウトより、遊び心もあっていいかなと思います。
今まで使っていたニトリのものより、一段階濃い色で揃えてみました。模様替えと言う程ではありませんが、せっかく新調するのでちょっと気分を変えてみました。特徴的な色味を選んだわけではないので、無難に馴染むとは思います。
重ねてみると色の違いがわかりやすいと思います。左から、グレー、ベージュ、ダークグレーの並びです。
色に不自然なムラなどはなく、どれも均一で整っています。安いタイルカーペットにしては、色味の質は高いように感じます。
細かく見ていきます。
購入したタイルカーペットの基本情報です。
- 製品名:防炎タイルカーペット
- サイズ:縦500×横500×厚さ6mm
- 材質:表地:ポリプロピレン100% / 裏地:ポリ塩化ビニル樹脂100%
- 原産国:中国
製品の特長です。
- 敷くだけで床のキズ防止
- 防炎加工で安心
- 断熱効果で快適
足音の軽減効果なども期待できるみたいです。ラグの代替としてもオッケーだとか。
売り場にあった注意書きです。
一部商品の入れ替えに伴い、メーカー仕様の違いによる若干の厚みの違いがあります。施工等でまとめ買いする場合、または以前ご購入されたものを買い足す場合は、商品をよくご確認いただきご購入ください。
とのことです。
表面をアップで写すとこんな感じです。パイルは輪っかのようなループ状になっています。タイルカーペットでは、メジャーな形状かと思います。
タイルカーペットは、端の処理が残念なものも多いです。特に安い物は、繊維がバサバサになっていたり、ほつれて飛び出していたり、状態に難有りというものも多くある様に感じます。
今回購入したカインズのタイルカーペットは、端の処理が綺麗です。4枚全てをチェックしましたが、どれも整っていました。安い商品なのにしっかりしています。
角の処理も綺麗です。
肌触りは固めです。毛足が短いのでクッション性は低いです。印象としては、会社のオフィスに敷かれているような、ゴワゴワした感じが近いと思います。別に悪いという事ではありません。素足で踏むと心地よいです。値段の割にはしっかりしていると思います。
厚さは6mmほどです。弾力性があるので半分に折り畳んだりすることはできません。
裏面です。
丸い窪みがいくつも空いています。指で撫でると引っ掛かる感じはありますが、滑り止めという事ではないように思います。設置してズレが気になるようだったら「100均ダイソー【すべり止めシート(マット)】を全種購入。サイズ活用アイデアまとめ【レビュー】」などで対策をするつもりです。
薄っすらと矢印の刻印があります。これはカーペットの「方向・向き」を表すものです。
カーペットの敷き方には基本となるデザインが存在します。流し貼り・市松貼り・ランダム貼りなど、1枚ごとの向きを調整することによってパターンができあがります。
文字だとややこしいかもしれません。以前、簡単な解説図を作ったことがあるので一部分だけ紹介します。
※矢印はタイルカーペットの方向です。
流し貼り、全ての方向を揃えて並べる敷き方です。模様に統一性が出るので、まとまり感がでると思います。
市松貼り、「↑・→」と交互に並べる敷き方です。貼り合わせたポイントが目立ちにくいという特徴があります。ポピュラーで、一番馴染み深いパターンです。
こんな感じです。もう少し詳しいパターンが知りたい場合は「【ニトリ】タイルカーペットをキッチンマットの代わりに使う!貼り方とレイアウトのコツ【インテリア】」を覗いてみてください。
解説図まで紹介して置いて何なのですが、今回はたった4枚のカーペットを一列に並べるだけです。そんなに気にしてくていい事だったりします・・・。
商品情報のタグです。最近のタグには、組成や取り扱い上の注意が載っているものも多いように思いますが、カインズのタイルカーペットのタグはシンプルな作りになっています。製品名、販売元、原産国の表記だけです。
タグのシールを剥がします。最近は、接着跡が残らないタイプも多くなりました。シール跡を除去するのって意外と面倒だったので嬉しいです。
タイルカーペットを敷く前の準備
動かす度に繊維のゴミが舞いました。咳き込んだりマスクをするほどではありませんが、埃っぽい感じもあったので、設置する前に一度ベランダで叩くことにしました。
まだ払いきれていないようなので、「100均ダイソーの「粘着クリーナー(コロコロ)」を全部買ってみます【6種類】」で掃除をします。カーペットのお手入れに最適なグッズです。
裁断作業です。キッチンカウンターの長さは180cm。タイルカーペット(4枚)の長さは200cm。そのまま設置すると、20cmほどオーバーしてしまいます。余計な部分をカットしてピッタリサイズにリメイクします。
まずはメジャーで長さを測ってから、マッキーで印をつけます。「100均ダイソーの工具(スモーキーシリーズ)を”ほぼ全種類”揃えてみました【レビュー】」です。
床を保護するため、普段のDIYでも使っているブルーシートを張りました。
端材の角棒をガイドにして、カッターで切り分けていきます。角棒は「【DIY】テーブルに収納棚を取り付けるよ。手作り家具のセルフリメイクに挑戦」の余りです。
タイルカーペットの厚さは6mmです。1回歯を入れただけではカットする事ができません。同じ個所に2回、3回と歯を入れて、少しずつ切り進んでいきます。
裏面のポリ塩化ビニル樹脂の部分は切断することが出来ました。あとは表面のパイルを切り離すだけです。この部分は柔らかい素材なので、ハサミを使って作業します。
終わりました。何だか波線のように曲がっています。端材を補助道具として使ったから、真っすぐ以外に切れるはずはないと思うのですが、何故でしょうか・・・。前回のニトリのタイルカーペットを切り分けるときは上手くいったのに。
必要な長さよりは微妙に短くなってしまいますが、やり直すこともできます。ただ、だいぶ手間に感じますし、切断面を壁側にすれば「そんなに目立たないんじゃないか」なんて淡い期待をもっています。このまま完成という事にしてしまいます。
タイルカーペットの加工は終わりました。あとは設置するキッチンスペースの準備です。まずは、今まで使っていたニトリのタイルカーペットを全て引きはがします。
掃除機をかけてホコリやゴミを取り除きます。キレイな状態でタイルカーペットを設置すれば、滑りづらくなり、位置ズレの心配も減ってきます。余計なストレスを省くことができるので、丁寧に掃除を進めていきます。それと、場所がキッチンなので衛生的に、という気持ちも強いです。
使っている掃除機は「マキタ「14.4Vコードレス掃除機」を購入!レビューと評価、サイクロン化まで。充電式クリーナ「CL141FDRFW」」です。
よく「買って良かったものランキング」みたいな記事を目にしますが、自分がもしランキングを作るなら、このマキタの掃除機は上位に食い込みます。毎日の掃除が楽しくなったし、満足度の高い買い物でした。おすすめです。
掃除機をかけ終わったら、拭き掃除をします。
「100均ダイソーの「雑巾」を全部買ってみます【5種類】」などの手頃な雑巾がなかったので、キッチンペーパーを使う事にしました。そんなにひどい汚れはなさそうなので、これで十分だと思います。
水拭きが終わったら乾拭きです。
水分を残してしまうと、カビや変色の原因になってしまうそうです。拭き残しがないよう慎重に作業します。念の為、乾拭きが終わったら窓を開けて風を通しておきます。さすがにここまでやれば問題はないと思います。
奥の壁側です。まずは、カットして幅を調整したタイルカーペットを敷きます。切断面を壁側にしているのですが、真っすぐ切れなかったために、若干の隙間が空いてしまう箇所があります。不満はありますが、今更どうにもできないので「見なかったことにする作戦」で乗り切る事にします。
ちなみに、奥で光っているのは、ガス漏れ用の検知器です。契約の時に取り付けて貰いました。緊急時には音と光(赤く光るらしいです)で知らせてくれるようなのですが、一度も作動したことがないのでどんな具合なのかはわかりません。わからないまま退去したいです。
隙間が空かないようにピッタリ貼り付けます。残りもどんどん並べていきます。
キッチンにカインズホームのタイルカーペットを設置
新品という事で清潔感があります。キッチンですから、衛生的というのは大事に思います。
税込298円の格安カーペットではありますが、安っぽいようなチープ感はありません。
サイズを測ってカットしたので、キッチンの幅にジャストサイズです。やっぱり角と角がぴったり揃うと気持ちがいいです。好みの長さにアレンジできる、といのは、大きなメリットに感じます。使いやすくて自由度の高い製品です。
上から見ると、タイルカーペットの部分だけ、色がくっきりぱっきりしています。
「ちょっと、濃い色を選び過ぎたかも・・・」
なんて後悔もあるのですが、汚れきっていたニトリのタイルカーペットよりは、だいぶマシなのかなと思います。
色に関しては、見慣れていないという事もあると思います。しばらく使っていけば、自然と馴染んでいく事もあるかもしれません。
どうしても納得がいかなかったら、ある程度の期間だけ使って買い換えてしまおうと思います。安価な商品なのでお財布へのダメージはそれほど高くありませんし、ずっと気になり続けるよりは健康的かなと思います。
タイルカーペットの厚みは6mmです。引っ掛けて躓いたりする心配は少ないと思います。お掃除ロボもスムーズに進みます。
繋ぎ目に段差はありません。部分的な浮きもありません。キレイな一直線になっています。フローリングの上にただ並べて置いただけですが、1枚の絨毯のように見えます。
タイルカーペット自体に重量があるので安定感が高いように感じます。横から力を加えてみても、簡単にズレてしまうような事はありません。
ちなみに、キッチンで使っている棚は、ニトリのウッドシェルフをリメイクしたものです。ワトコオイルと水性塗料で着色をしました。オシャレで大人っぽい雰囲気に仕上がったと思っています。「【DIY】ニトリの組み立てウッドシェルフ(棚)をリメイクして男前なオシャレ収納を作ろう」です。
リビングにも敷いてみました(追記:2022年1月10日)
リビングの一角にパソコンデスクを置いてミニ書斎風に使っています。「【賃貸DIY】リビングに「ミニ書斎」を作ったよ。レイアウトのビフォーアフターを写真付きでご紹介」です。このスペースにもカインズのタイルカーペットを敷いてみました。
遊び心を出すために複数のカラーを取り入れています。
- グレー
- ダークグレー
- ブルー
- ブラック
の4色です。一応、実験的な(?)試みだったのですが、”比較的”上手くいったのかなと思っています。程よく「何か拘ってる感」みたいなものが出せた気がします。詳しくは「リビングにタイルカーペットを敷く。PCデスク下のアレンジ【カインズ】」です。ビフォー・アフターなどの写真もあるので、気になった方はチェックしてみてください。
さいごに
カインズホームのタイルカーペットをキッチンに敷いてみました。
税込298円という安価な商品ですが、作りはしっかりしていますし、表面の質感もなかなかいいです。まだ使い始めてから日は浅いのですが、コスパは高いように感じます。
しばらく使ってみたら、使用感のレビューなどを追記するつもりです。よかったらまたブログに遊びに来てください。それでは、最後までありがとうございました。