ダイソーでジョイントラックを見つけました。「こんな物まで売ってるんだ。最近の100円均一はすごいな。」という事で、必要もないのに買ってしまったお話です。
スチールラック、メタルラック、アルミラックなど、呼び方は様々ですが、基本的には同じものです。ダイソーでは「ジョイントラック」という商品名で販売されています。
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ダイソー「ジョイントラック」の売り場
突っ張り棒とフックのコーナーです。ジャンル的には、生活用品のスペースになると思います。ジョイントラックが置いてありました。
ちなみに、通路を挟んだ裏側には、刷毛や塗料などのDIYグッズが並んでいます。今回の来店目的は、このコーナーだったりします。「ダイソーの「水性ニス」全5色を買ったよ。色見本と比較、おすすめレビュー【100均】」を買いに来ました。
棚板は2種類です。
- 20×45cm
- 25×45cm
のサイズがあります。
売り切れている物もあるので、別の大きさもあるかもしれません。人気みたいです。
ポールは5種類です。
基本となるポールです。
- 25cm(短)
- 39cm(中)
- 47cm(長)
それに加えて、延長用のポールがあります。以下です。
- 24cm
- 38cm
固定部品は1種類のみです。ジョイントラックの組み立てには、必須のアイテムになります。
今回は、水性ニスだけを購入するつもりだったのに、カゴには結構な商品が・・・。ジョイントラックに加えて、木材やステンレスボールまで買ってしまいました。
100円ショップに立ち寄ると「安いから」という理由で、余計なものまで買ってしまいます。無駄遣いに注意しないといけません。オコヅカイガ。
ダイソー「ジョイントラック」のパーツサイズと特徴
2段タイプのラックができるようにパーツを買ってきました。詳細は以下です。
- ジョイントラック用「棚Ⅱ型」クロームメッキ×2
- ポール(短)クロームメッキ×4
- 固定部品4個組×2
細かく見ていきます。
棚板になるパーツです。サイズは45×25cmです。
平面に置くとガタガタ揺れます。歪みがあるのかと思い、上から覗き込む形で撮影をしてみました。
パッと見は問題なさそうです。部分的に捻じれていたり、イビツになっていたりするのかもしれませんが、誤差の範囲だと思います。組み立てには影響なさそうです。
持ち上げてみると、棚板のパーツだけでも結構重たいです。メッシュ状なので見た目は軽そうですが、意外とずっしり来ます。
パッケージです。
耐荷重は10kg。
組み立てた際に全体にかかる数値です。測定値であり。保証値ではありません。ご自身でお確かめになってから、使用してください。
という事みたいです。
棚板自体は、かなり頑丈な作りになっています。細いワイヤー部分に力を加えてみても、折れたり変形したりする事はありません。10kg程度の重さなら、余裕をもって支えてくれそうです。
ポールに取り付ける固定部品への負荷が問題になるんですかね。その辺りは、組み立て後に確認してみます。
裏面です。組み立て方が記載されています。
複雑な形状をしているわけではありませんし、なんとなくの感覚でも組み立てられそうですが、一応、チェックしておきます。
- 下段から組み立てます。
- ボールの溝と固定部品の内側の凹凸に合わせて取り付けます。部品は上下の向きを正しく取り付けて下さい。
- 棚は、ボールを通す穴の幅が広い方を下に向け、取り付けます。
- ボールが固定部品から外れないように、ゴム製や木製のハンマーで棚の四隅を軽く叩きます。
こんな感じです。簡単です。分解はする予定がないので、外し方はスキップしてしまいます。
続いて、ポールです。長さは25cm、太さ(直径)は約1,5cmです。
パッケージの厚紙は、結束バンドで括られています。硬く固定されているので、ハサミやカッターがあると便利です。
中央に付いている半透明のリングは、厚紙が外れないためのストッパーなんだと思います。柔らかくて伸び縮みします。おそらくゴム製です。
ポールの溝は、5本ごとに2重線になっています。取り付け箇所をわかりやすくするための加工だと思います。
アジャスター付きです。長さを調整する事で、ガタつきやグラつきを解消することができます。ネジは柔らかいので、それほど力はいりません。簡単に、締めたり緩めたりする事ができます。
パッケージです。記載されているイラストや文言は、棚板のものとほとんど変わりません。
固定部品です。棚板とポールの接続に使います。4個入り100円なのでリーズナブルです。
裏面です。日本語に加えて、英語、スペイン語(ポルトガル語?)での説明書きがあります。ダイソーは海外進出もしているので、そちら向けの記載ですかね。
【使用上の注意】
- 組立後、強度など十分に確認の上ご使用ください。
- 火の側や高温になる場所に置かないでください。
- 破損、変形等が生じた場合はご使用をお止めください。
- 本来の用途以外に使用しないでください。
固定部品の取り付け方です。
- ポールの上下に注意し、棚の取り付けたい位置を決めます。
- ポールの溝と固定部品の内側の凸を合わせ、取り付けます。上下に動かないことを確認してください。ポールの上から棚を通し、取り付けます。
- ポールの上から棚を通し、取り付けます。
気を付けるポイントは「溝を合わせる」という部分ですね。忘れないようにします。
中身を取り出しました。カラーは薄いグレーです。ツルツルした手触りになっています。表面には、方向を確認するための刻印(矢印)があります。
全体的にチープというか、少し玩具っぽい印象があります。ツルっとしたプラスチックの質感がそう感じさせるんだと思います。ただ、100円の安価な商品ですし、これでも十分すぎるクオリティなのかもしれません。
ダイソー「ジョイントラック」を組み立てる
説明書の手順に倣って進めていきます。まずは下段の棚からスタートです。
固定部品の取り付けは、左右から挟み込むだけです。ポールの凹と固定部品の凸が噛み合うと、カチという音が鳴るので、それが目安になります。
しっかり噛み合わないと、完成後に棚板が傾く可能性もあるそうです。要注意。
装着後の固定部品は、接続箇所に隙間が空きます。この状態で正常(破損防止のため)みたいです。棚板を取り付けると、密着する仕組みのようです。
棚板を取り付けます。これはまだ、仮設置の状態です。
ハンマーで叩いて奥まで押し込みます。
カンカン叩いていたら、キズになってしまいました。写真だと、光の筋で確認しづらいかもしれませんが、表面のメッキが剥がれたような跡が付いています。
強く叩き過ぎたのかもしれません。説明書通り、木製かゴム製のハンマーを使えば良かったです。いまさらの反省ですが・・・。
「新品」に不注意でキズが付くというのは、あまり気分のいいものではないです。次からは気を付けていきます。
ワンバイフォーの端材です。「【DIY】おしゃれなローテーブルを簡単シンプルに1×4(ワンバイフォー)材で作ってみよう【作り方】」の余りだったと思います。大きすぎて使いづらいのですが、他に適当なものがなかったのでコレで乗り切ります。
優しく叩いて奥まで押し込みました。続いて、上段の棚です。
固定部品を取り付けます。
棚板を乗せて奥まで押し込みます。「これで完成です」と行きたい所だったのですが、上段の棚板を設置したら全体にガタ付きがでました。
棚のガタ付きというのは、家具として致命的な欠陥だと思います。軽く触れただけで棚が揺れると、使い勝手がすこぶる悪いです。
本来、ガタ付きの解消というのは、手間がかかって面倒な問題です。「【500円】ダイソー「折り畳みラック」を購入。リメイクでオシャレ収納棚に。ガタつき解消まで」では少し苦労しました。
ただ、ダイソーのジョイントラックであれば、足のアジャスターを調整するだけで解決ができます。今回は、片側のアジャスターを5mmほど伸ばして対処しました。手間も時間も掛からず簡単でした。嬉しい仕様です。
それでは、完成品の紹介です。
ダイソー「ジョイントラック」の完成
写真を撮りながらの作業で、15分程かかりました。難しい工程はないので、慣れれば5分程で組み上がると思います。
ジョイントラック本体に重量があるので安定感があります。頻繁に移動させる場合は、別売りのキャスターを取り付けると便利そうです。
頑丈にできています。耐久力も高そうです。丁寧に使っていけば、何十年と使える気がします。
棚板が網目状になっているので、部屋に置いても圧迫感は少なく感じます(物を乗せたら変わるかもしれません)。
コンパクトなので、ちょっとした収納に良さそうです。上手く使えば、デッドスペースを有効活用できるかもしれません。活用アイデアは、この後探してみます。
斜めからです。角は丸まっているので、引っ掛けてケガをする危険は少ないと思います。優しい設計です。
光が当たると妙に輝きます。部屋のインテリアによっては、雰囲気を壊すかもしれません。こういった素材は、使っていくうちにくすんでくるので、しばらくすると落ち着く可能性もあります。
そうそう、「注意する事」というと大袈裟かもしれませんが、素手で作業をしていると金属のニオイが移ります。お金を握った時の鉄っぽいニオイです。石鹸で洗ってもなかなか落ちないので少し厄介でした。
ダイソー「ジョイントラック」の収納方法(活用アイデア)を探す
文庫本を並べてみました。本棚としての活用です。
(DIYで本棚を作ったばかりなので、本の収納場所は必要ないのですが、そばにあったので、一応・・・。)
奥行きが中途半端に余るので、スペースが勿体ない気がします。サイドに支えがないので、本が倒れてきて使い勝手が悪いです。本棚として使う場合は、いろいろと工夫が必要になりそうです。
これはボツにして、次です。
関連記事>>>【DIY】壁ぴったりの「本棚」を自作しよう!木材は1×8(ワンバイエイト)だけの簡単シンプル設計【作り方】
任天堂スイッチとPS4を並べてみました。
(DIYでゲーム機収納棚を作ったばかりなので、ゲーム機の保管場所は必要ないのですが、そばにあったので、一応・・・2回目。)
ゲーム機本体の高さを考えて棚板の位置を調整すれば、見た目はよくなる予感です。2段あるので、コントローラーやソフトも一緒に並べることができます。
熱が籠ることはないので、ゲーム機に優しい収納だと思います。排熱は考えておかないと、ファンの音がうるさくなったりしますよね。故障の原因にもなりますし。
本体がむき出しなので、ホコリや汚れ対策が必要になりそうです。
ツイッターとインスタグラムで検索をしたら、メタルラックをゲーム機置き場として使っている人も多かったです。実用性は高いんだと思います。
作ったゲーム機収納棚が壊れたら、代替としてジョイントラックを使うことができそうです。
他に活かせそうなアイテムがないので、リビングから移動します。
関連記事>>>【DIY】ゲーム機「収納棚」を自作するよ!パイン集成材にワトコオイルでオシャレにしたい【作り方】
自宅のDIYコーナーにやってきました。収納には、カインズホームの折り畳みコンテナを利用しています。スモーキーカラーで可愛いデザイン。気に入っています。
一見、整理整頓できていないように見えますが、「どこに何があるか完璧にわかっている」ので、これはこれでいいのかという気もしています。
いや、もちろん綺麗にしたい気持ちはあるのですが・・・。
とりあえずこの中から、ジョイントラックに仕舞えそうな物体を探してみます。
塗料を置いてみました。ほど良い統一感があって、見た目的にも悪くありません。これはアリかなと思います。
ボトルが太いターナーのミルクペイントシリーズ(左端)や、ワトコオイル(右端)は収まりが良いです。
ただ、ボトルが細い「100均の塗料(ペンキ、ニス)まとめ」は不安定です。キャップをしているので、倒れても中身が零れることはありませんが、収納としてはイマイチな感じがあります。
ベニヤ板やMDFボードで、木製の棚板を作れば便利に使えそうです。材料さえあれば簡単にできるDIYなので検討してみます。
DIYグッズを仕舞ってみました。工具類って特殊な形状をしている物が多くて、カゴなどに入れても収まりが悪かったりします。コーナークランプなんかは、かさばってスペースを取るし厄介です。
鋸は先端(ノコ身)を差し込むと、吊り下げるように設置する事ができました。グラグラと不安定ではありますが、収納アイデアとしてはそこそこ良いかなと思います。
とりあえず、これらの工具を仕舞ってみての感想ですが、「見た目が強烈にダサい」です・・・。
せっかく、オープンタイプのシェルフに仕舞うなら、もう少し美しく並べたいです。見せる収納という言葉もありますしね。
布や木板で目隠しを作ったらいいのかな。手作りすると安っぽい感じにならないか不安ではあります。
同じ部屋の隅っこです。ジェイコムの機器が床に置いてあります。
ネット回線だけを契約しようと思ったら、「ネット回線と専門チャンネル(テレビで見るやつです)をセットで契約した方が料金が安い」と勧められ、そちらのプランにしました。
専門チャンネル用の機器も設置されたので、なんだかゴチャゴチャした感じになっています。一応、この場所を整理するためのDIY計画(ローシェルフ)もあったのですが、やらずに放置していました。
ジョイントラックに片付けてみます。
関連記事>>>【DIY】J:COMの「wifi電波が弱いからアルミホイルで増幅」させるよ。反射板でエリア拡大を狙う!
床に直置きするよりは、スッキリした感じがあります。
配線のゴチャゴチャは相変わらずですが、これぐらいなら「100均ダイソーの「ケーブルボックス」を全部買ってみます。コンセントの収納【3種類】」やマジックバンドで整理する事ができそうです。「【100均ダイソー】コード(ケーブル)をまとめる「配線整理グッズ」をたくさん買ってみました」も使えるかもしれません。
デジモノ系とスチールのラックは、見た目の相性がいいと思います。無機質な冷たい感じがカッコよく見えるのでしょうか。なんだか気に入りました。
当面の間は、ジェイコムの受信機器置き場として使っていこうと思います。
アイアン(鉄)風にリメイクしました(追記:2019年6月30日)
ミッチャクロン(プライマー)と水性塗料を駆使して、黒にカラーチェンジをしました。金属特有のザラザラ感を目指して、工夫してみたつもりです。
詳しくは「【リメイク】スチールラックをアイアン風に塗装するよ。ミッチャクロン(プライマー)を初めて使う」で紹介しています。ぜひ、チェックしてみて下さい。
木製のジョイントラックが新発売(追記:2021年4月13日)
ダイソーをパトロールしていたら”木製”のジョイントラックが発売されていました。「NEW」というポップと共に陳列されていたので新商品みたいです。なんだか良さそうに感じたので、売り場にあるものを全て買ってみました。
一覧にするとこんな感じです。
- 棚板(ナチュラル、30cm×30cm)
- 棚板(ナチュラル、30cm×15cm)
- 天面用、脚部用ポール(ナチュラル、8個)
- 支柱ポール(ナチュラル、2本、15cm+ネジ4本)
- 支柱ポール(ナチュラル、1本、30cm+ネジ2本)
- アジャスター(4個)
これらのパーツを好きに組み合わせて、棚にする事ができます。棚板の販売サイズが2種類のみなので、自由度はそれほど高くはありませんが、ある程度自分好みにカスタマイズする事が可能です。
試しに、木製ジョイントラックを使って棚を作ってみました。2段式タイプです。
木材特有の温もりがあって、柔らかい印象だと思います。白っぽいナチュラルカラーは、ほんわり優しい雰囲気。メタルラックとはまた違った良さがあります。
組み立てに工具は必用ありません。ネジを取り付けて回すだけなので簡単です。お手軽なのは嬉しいポイントに思います。
詳しくは「ダイソーの【木製ジョイントラック】をレビュー。棚板、支柱ポール、アジャスターなどを全種類購入しました」で紹介しています。気になった方は、ぜひ、覗いてみて下さい。
さいごに
掛かった費用です。300円商品が2つ、100円商品が6つ。合計1,200円でした。「100円ショップだから値段の事は気にせずに」という感じで買ってきましたが、冷静に考えると高い気がしてきました。
ホームセンターや家具店にいけば、セット売り商品でもっと安く買える気が・・・。
簡単に調べてみたら、ニトリのスチールラックが安価で良さそうでした。カラーもクローム、ホワイト、ダークグレーと、3色のバリエーションがあります。
パーツもバラ売りしているので、追加購入すれば、用途に合わせて拡張していく事ができます。カスタマイズ性グッドです。
なんだか、ダイソーのジョイントラックを紹介する記事なのに、「ニトリの方がいいよ」みたいな感じになってきました。この辺りで辞めておきます。
まあニトリのスチールラックは、実際に手に取って試してみたわけではないですからね。質感が大きく違ったり、使い勝手に差がある可能性もあります。
機会があったら、ニトリのラックレビューもしてみようと思います。その時は、ブログで紹介しますね。よかったら、また遊びに来てください。それでは、最後までありがとうございました。