【DIY】ゲーム機「収納棚」を自作するよ!パイン集成材にワトコオイルでオシャレにしたい【作り方】

DIY・リメイク

ゲーム機専用の収納棚を手作りします。パソコンデスクの隙間に置いて、利便性とインテリア性を高めたいと思います。デザインはオシャレな感じを「予定」です。

収納棚を作るのは初めてなので、上手く出来るかはわかりませんが、掴んだコツやテクニックは紹介していこうと思います。収納棚DIYの参考にして貰えたら嬉しいです。それでは、スタートです。

関連記事>>>【DIY】パソコンデスクを手作りするよ!天板を作ってIKEAの脚に乗せるだけの簡単設計【作り方】

スポンサーリンク

ゲーム機置き場の現状

ゲーム機達はローテーブルの上に置いています。「達」と言っても、PS4と任天堂スイッチだけですが・・・。

色々持っていても、稼働させるのって2台ぐらいです。プレイステーションクラシックなんかも買ったのですが、箱だけ開けて押し入れの中に入れてしまいました。

グレーとネイビーの収納容器は、セリアで購入しました。蓋付きで100円です。コントローラーやソフトが入っています。

「収納棚でも作って、いつか整理しよう」と思いながら、3カ月ぐらいこの状態でした。むき出し状態なのでホコリを被ります。ゴミも付きます。本体によくないですね。

ハンディモップで定期的に掃除はしていましたが、吸気口周りはやっぱり汚れやすいです。ホコリ対策も兼ねてのDIYです。

スポンサーリンク

ゲーム機収納棚のデザイン

「これぞ収納棚」みたいな本格タイプ(?)だと、存在感が出てしまいそうです。狭いスペースなので、圧迫感が生まれる様なデザインは避けたいと思います。

さりげなく佇んでいて「あ、ゲーム機が置いてあるんだ」みたいな感じが理想です。

背板をなくした「【DIY】壁ぴったりの「本棚」を自作しよう!木材は1×8(ワンバイエイト)だけの簡単シンプル設計【作り方】」や「集成材で収納棚を作ってみるdiy【間仕切りにも】」のようなオープンラック風がいいかなと思います。仕切りも極力少なくします。

それと、床に直接置くタイプではなく、脚を取り付けて浮かせるタイプにしようかな。スタイリッシュな感じになれば存在感も減りそうです。

色は薄めの茶色にしようと思います。周りの家具に合わせた配色です。

ザックリとですが、ある程度デザインの目安はつきました。まずは、それっぽい物をピンタレストで探してみます。パクリとかじゃなくて「参考」にするためです。マネとかじゃなくて「お手本」にするためです。

アプリを開いて、10分ほどで見つかりました。良さそうなデザインを一つ見つけたら、関連するピンを辿っていくだけで、類似したデザインを大量に見る事ができます。便利過ぎます。DIYの強い味方です。

「参考・お手本」にしながら、手書きで設計図を描いてみます。

「?」

いつもこんな感じです・・・。低クオリティですが、なんとなくの雰囲気は分かって貰えるかと思います。

よくあるテレビボード「【DIY】小型「テレビ台」を手作りするよ。ロータイプでおしゃれなデザインを目指す【作り方】」に近い感じです。

PS4、任天堂スイッチ、周辺機器(コントローラー)を仕舞えればいいので、2段タイプのコンパクトな形にしました。ピッタリサイズで収納できる予定です。

大きな家具を作る時は、SPF材ばかり使ってきたので、今回は違う素材で挑戦しようと思います。

といっても、加工の難しい物や高価な物は扱えないので、ホームセンターで手軽に入手できる物になります。

一応、お店を一通り見てから決める予定ですが、パインの集成材辺りになると思います。

棚の脚は、ローテーブルの脚を再利用します。作りもしっかりしていて、スッキリとした見た目がシンプルで可愛いです。今回のテーマにも合うと思います。

既製品のパーツを取り外して使うのは初めてですが、簡単な作りになっているので、「たぶん」上手く出来ると思います(フラグ感が出ていますが、決してそういうワケでは・・・)。

塗装はワトコオイルのミディアムウォルナットを使います。本棚作りの時に余った塗料です。

スポンサーリンク

ゲーム機収納棚の材料を買いに行く

カインズホームにやってきました。DIYの材料を調達する時は、いつもココを利用しています。近場に大型のホームセンターがあると本当に便利です。

資材館のコーナーに向かいます。

パイン集成材です。この板一枚を切り分けるだけで、棚が完成します。「これでいいかな」という気はするのですが、せっかく来たので他の素材も探してみます。

osb合板です。価格も安くて気になっている材料です。柄のクセがちょっと強いので、扱いが難しそうな印象があります。いつか使ってみたいアイテムです。ただ、今回はスルーします。

木材を購入した時に「サランラップみたいなビニールで巻いてくれるけど、あれなんだろう」と思っていたのですが、ミニストレッチフィルムという商品だったみたいです。店内を散策していたら、たまたま見つけました。

結局、パインの集成材を使う事にしました。

ショッピングカートに積んでレジまで運びます。木材運搬用のカートも用意されているのですが、載せ替えるのが面倒なのでこのまま行きます。見た感じ不安定そうですが、バランスはバッチリです。

お会計を済ませました。続いて、カットサービスを利用します。待ち時間もわずかで、ピッタリのサイズに仕上げてもらえます。後片付けの手間もありません。

一度利用してからは、大きめの木材を自分でカットする気が起こらなくなりました。1カット30円という利用しやすい値段設定も魅力です。このサービスがなかったら、ここまでDIYにハマる事はなかった気がします。

手書きの設計図を握りしめて、切り分けサイズをオーダーするのですが

「あれ、これ長さ足ります?ちょっと計算しますね」

と言われて不安になりました。

(長さはバッチリ計算したはず・・・。)

「あ、大丈夫だ大丈夫」

特に問題はありませんでした。良かった。

5分ほどで全ての切り分けが終了です。今回は6カットで180円でした。

帰ります。本当は、「木壁用の木材」や「飾り窓用の木材」も購入したかったのですが、雨が強いので辞めにしました。急ぎで欲しかったわけではないので、天気のいい日に改めて買いに来ようと思います。

ゲーム機収納棚に使う木材

使用する木材のサイズは以下です。

  • 500mm×2
  • 350mm
  • 170mm×2
  • 75mm

ゲーム機収納棚はシンプルな構造なのでパーツが少ないです。管理が楽でいいです。

元々は、

  • パイン集成材(加工性が良く、棚板や家具の作成等に幅広く使える。)サイズ(約)長さ1,820×幅350mm。厚み15mm。ホルムアルデヒド放散量等級F☆☆☆☆。

という商品です。税込3,380円でした。

そうそう、カットサービスを利用する時「集成材を包んでいるビニールは剥がした方がいいのかな」と思っていたのですが、包装ごと切断してしまうんですね。ダイナミックです。

切断面は綺麗です。SPF材でカットサービスを利用すると、ささくれていたり、捲れていたり、毛羽立っていたりする事も多いのですが、今回はいい感じです。集成材だからですかね。ちょっと理由はわかりませんが、研磨の工程が早く終わりそうです。

スケールで長さの最終チェックをします。切り分けサービスを利用して、2mm以上の誤差があった事はないのですが、念のためです。

今回もばっちりジャストサイズでした。作っていきます。

ゲーム機収納棚を自作する(作り方)

「研磨→塗装→組み立て」という手順です。

脚の「取り外し・取り付け」以外は、何度もやったことのある作業ばかりです。苦戦することはないと思います。

ゲーム機収納棚の作り自体は簡単なものなので、それほど時間もかからず完成する「予定」です。

研磨

サンドペーパーを使って研磨します。二重折りにして耐久力を上げてから、軽く押さえて往復させます。コツというほどではありませんが、こうすると作業が捗ります。

大きな家具作りの時は、サンディングの工程が大変です。「【DIY】壁ぴったりの「本棚」を自作しよう!木材は1×8(ワンバイエイト)だけの簡単シンプル設計【作り方】」の時とかは、途中で辞めたかったです・・・。

ただ、今回の収納棚作りは、木材の量も少ないし、切り口も綺麗なので、それほど手間はかからないと思います。一気に終わらせてしまいます。

20分ほどで完了しました。板が重かったので意外と疲れました。

角を丸めすぎると、柔らかい印象が生まれてしまいます。今回はスタイリッシュな感じが欲しかったので、必要以上には削らず、指で触っても引っ掛からないぐらいのちょっとした丸みにしました。

削った木の粉が付着していたので、濡れたキッチンペーパーで水拭きをしました。しっかり払っておかないと、塗装の時に大変なので、この後、乾拭きまでやりました。

研磨後の木材は手触りが良くていいですね。ツルツルしていて気持ちがいいです。

塗装

木材に色を付けます。使うのはワトコオイル(ミディアムウォルナット)です。

そういえば、塗装するのは「組み立てる前」と「組み立てた後」どっちがいいのか気になったことってありませんか。自分はずっと疑問に思ってたんです。

それで、最近調べてみたら「どっちでもいい」との事です。

一応、「組み立てる前」に塗装をした方が、作業が容易になるので綺麗な仕上がりになりやすいそうです。ただ、「乾燥させる時スペースを取る」みたいな問題もあるので、組み立てた後に塗装する人もいるそうです。

自分の作業環境に合わせて、やり易い方でいいみたいですね。

使い捨てのビニール手袋を装着します。

「手にぴったりフィットして素肌感覚」というキャッチコピーで100枚入り600円。カインズホームのPB(プライベートブランド)商品です。

軍手だと塗料が染み込んできて、手が汚れる事が多くありました。そこで用意したのが、この使い切りタイプの手袋です。

ビニール製なので塗料が染み込んでくる事はありません。使い捨てるので軍手に比べて衛生的です。

コストが多少増えてしまうのが難点ですが、導入してからは、塗装する時の必需品になっています。手放せない存在です。

最近知ったテクニックです。新品の刷毛は事前に指でしごいておくと、塗装する時に抜け毛が少なくなるみたいです。同時に付着したゴミも取れるので、新しい刷毛をおろす時はこの処理をした方がいいそうです。

塗っていきます。木目に沿って薄く塗り広げる感じで作業します。

1枚塗ってみました。ワトコオイルを使うときは、SFP材への塗布がほとんどでしたが、集成材に塗布しても味のある感じに仕上がりますね。モザイク柄(とはちょっと違うかな?)みたいに、色の濃淡が付いて綺麗です。

全て塗り終えました。掛った時間は20分ほどです。板が重いのでやっぱり疲れます。

棚の裏側になる「見えない部分」は塗らなくてもいいかな、と思っていたのですが、計量カップに移した塗料が余っていたので、全て塗り切ってしまいました。

ワトコオイルは値段も高めなので、節約のために缶に戻しても良かったのですが、まあいいでしょう・・・。「オシャレは見えない部分から」なんて言いますしね(?)。

光の当たり方で白っぽく見えますが、実際にはこれより黄色っぽい感じです。しっかり色が付いているので、2度塗りはしないつもりです。

ワトコオイルの完全乾燥は24時間とされています。ただ、臭気やベタつく感じが取れるまでは、1週間ほどかかるので(体感です)、部屋の隅にしばらく放っておこうと思います。

組み立て

塗料が乾きました。指で触れてもベタベタするような事はありません。組み立ての工程に移りたいと思います。

今回作るゲーム機収納棚は、全ての木ねじをダボで隠します。

ダボ埋めは、前回の「【DIY】おしゃれな「モニター台」を自作するよ!パソコンデスクのスペースを有効活用【作り方】」で初めて挑戦したテクニックですが(上手くは出来ませんでした)、木ねじを隠すだけで完成形が「それっぽい感じ」になります。

ひと手間増えるので時間はかかりますが、今回もやっていこうと思います。

セリアで購入した曲尺とシャーペンを使って、穴開けポイントに印を付けていきます。玄人っぽくいうと墨付けという作業です。

終わりました。全部で32ヵ所です。

ZENKEの電動ドライバーを使います。安いから、という理由で購入した工具ですが、日々のDIYで大活躍しています。これから木工を始めよう、という方は、真っ先に買うべきアイテムだと思います。

ZENKEについての使用感は、「【レビュー】初めての電動ドライバーは「ZENKE」にしたよ!安くて初心者におすすめの工具だと思う」で紹介しています。

ダボ穴あけ用のビットを取り付けました。大西工業から発売している「木工用6角軸ダボ推」という商品です。

深さに達するとストッパーがドリルの先進を止め、余分な回転時間をとらずバッテリーに優しい。なんて特徴があります。有用性については、イマイチわかっていません。

シャーペンで付けた印に、ビットの先端を合わせます。

それほど力を加えなくても、掘り進むことができます。買ったばかりという事もあって、切れ味がいいんだと思います。音も静かです。

キレイに開きました。深さは7mmほどを意識していますが、測っているわけではないので適当だったりします。ダボが差さればオッケーなので、ある程度いい加減でも問題はないはずです。

32カ所の穴開けが終わりました。数を数えながら作業をしていたら、「まだ〇〇箇所もやらないといけないのか」と嫌になったので、途中からは何も考えず無心で進めました。

綺麗に穴の開いた場所もあれば、ささくれてしまった場所もあります。問題のある場所は、紙やすりで磨いて滑らかに修正します。

ネジで留めていきます。こんな時はコーナークランプでもあれば作業も捗るのでしょうが、あいにく持っていません。グラグラして不安定ですが、積み木スタイルで組み上げていきます。

事前にドリルビットで下穴を開けています。なので、板が割れることもなく、スムーズにネジが入っていきました。垂直に刺さっているので、横から飛び出してくることもありません。いい感じです。

そうそう、使っている木ねじは、40mmのスリムビスです。カインズホームのPB商品(おそらく)大容量「激安」でした。人気があるようで、売り切れている事も多いビスです。

4カ所留め終わりました。トラブルなどはありませんでしたが、思った事はただ一つです。「コーナークランプを買おう」。

積み木スタイルだと、やっぱり不安定です。ネジを回している時に板がズレてきて、何回かやり直しをしました。かなりイライラしました。

コーナークランプは、1度買ってしまえば長く使えるものだし、ちょっとした木箱作りなんかにも使えますよね。活躍する頻度は高そうです。

アマゾンで調べてみたら、1,000円前後で売っていました。思っていたより安いです。おすすめや口コミをチェックしたら、2つぐらい買っておこうと思います。

追記です(2020年10月6日)。コーナークランプを導入しました。「【100均DIY】セリアの木材で「ミニテーブル」を手作りするよ。天板はひのき、水性ニス(ライトオーク)で塗装【作り方】」で初使用しています。便利過ぎました。もう手放せないアイテムです。

電動ドライバーの電池が切れました(赤いランプ見えますか)。いい所なのに・・・。フル充電にして置かなかったのが敗因です。

コードレスのタイプは移動しながら使えたり、何かと便利な事が多いのですが、こういう時に不便を感じます。

まあ、事前にフル充電にしていなかった自分がいけないのですが・・・。完全に準備不足です。

高価な電動ドライバーは、バッテリーの付け替えができたりしますよね。趣味のDIYに使うので、バッテリーの複数所持は現実的じゃない気もしますが、電池切れで作業中断がなくなるのは嬉しいメリットに感じます。

そんなわけで、しばらく充電待ちです。

30分後です。全部で16ヵ所にビスを指して、四隅の固定が終わりました。ようやく収納棚っぽくなってきた感じがします。

内側に取り付ける棚板(仕切り)です。一応、初めに紹介した手描きの設計図にも書き込んであります。

この部分は取り付けた後だと、ダボ埋めができなくなります。先にやってしまおうと思います。

使用するのは、直径8mmサイズの木ダボ。100円均一のハンマー。ゼットソーのライフソー木工175S(ノコギリ)です。

電動ドライバーで開けた穴に木ダボを詰めます。その後、ハンマーで叩いて奥までキッチリ差し込みます。

写真には写していませんが、大きな音がするので、タオルで覆ってから叩きました。

深夜に作業しているわけではありませんが、「トントントントン」煩かったら隣の人も迷惑ですよね。家は賃貸の木造アパートですし。

飛び出している部分を鋸でカットします。この作業苦手なんですよね・・・。

傷だらけになりました。木材にペタっと当てながら、水平に動かしているつもりですが、気が付くとガリっと板まで削ってしまいます。

埋めたダボには、後でオイルを塗ります。その時に傷を付けてしまった箇所も修正しようと思います。そんなに深い傷ではないので、たぶん誤魔化せるはずです。

4カ所埋めました。慎重に作業しましたが、やっぱり細かな傷はいくつも付いてしまいました。難しいです。

この後サンドペーパーで軽く磨いてから次の作業に移ります。

内側の棚を取り付けます。

下穴を開けます。

ビスで留めます。

下の部分です。さっきと同じ手順で作業します。下穴を開けてから。

ビスで留めます。

取り付けが終わりました。これで収納部分(本体)は、ほぼ完成です。

強度が足りなかった時の補強として、T字金具とL字金具を用意していましたが、使う必要はなさそうです。なかなか頑丈にできています。

ひたすらダボ埋め作業をやります。手順はさっきと同じなので、簡単にダイジェストで紹介しますね。

穴にダボを入れて、ハンマーで奥まで差し込みました。

鋸で飛び出した部分を切ります。

紙やすりで磨きます。

裏側(脚を取り付ける面)はダボ埋めをせず、そのままにしてあります。見えない部分だし手抜きをしました。塗装の時は、「オシャレは見えない部分から、なんて言いますよね」とか書いていた気もしますが・・・。

前回のモニター台作りの時は、切断したダボは捨てていたのですが、もう一回ぐらい使える事に気づきました。

再利用できればエコです。ちょっとだけお金も浮きます。次回ダボ埋めする時は、今回の切れ端を使ってみようと思います。

ローテーブルの脚を取り外します。今まですっかり忘れていましたが、折り畳み機能の付いたタイプでした。

収納棚の脚がコンパクトになっても、あまりメリットはないように感じますが、あって困る機能でもないですね。

材質はスチールだと思います。床との設置部分は、ゴムのような素材で保護されています。キズ付き防止か滑り止め目的のものでしょう。

ローテーブルの脚は、6本のねじで固定されています。こういうのって、接着剤とかは使われてないんですかね。とりあえず外してみましょうか。

電動ドライバーでねじを回します。今日はZENKEさんが大活躍の一日です。

特に問題もなく、普通に外れました。残りの3本も一気に片付けてしまいます。

完了です。全部で5分も掛かっていないと思います。全て電動ドライバーのおかげです。手動だったらこうもいきませんよね。科学の力は偉大です。

脚を抜き取られて「ただの板」になったローテーブルの天板です。ナチュラルっぽいカラーにダークウォルナットは、なかなかオシャレな配色だと思います。

この板はどうしようかな。結構大きいからスペースを取るんですよね。捨ててしまうか、端材ボックスに入れておくか悩みます。

ローテーブルから外した足を収納棚に取り付けます。「下穴は開けた方が良いのかな」なんて悩んでいたのですが、開けなくても大丈夫そうでした。

6本のネジを取り付けました。しっかり固定されています。

3本目の脚を取り付けている最中に、また電動ドライバーの充電が切れました。科学の力・・・。

終わりも見えているので、ここからは手回しでいきます。

取り付けが終わりました。

後半戦は手動でネジを締めていたのですが、硬くてなかなか回らない所もありました。ギュッと力を入れ続けていたので、握力が抜けている感じです。

脚の取り付け箇所は、正確な長さを測らず「この辺でいいかな」という感じで決めました。よく見るとズレていたり、曲がっていたりします。

作業の途中で「やっぱりやり直そうかな」とも思ったのですが、電動ドライバーの充電も切れているし、何より疲れていたのでそのまま進めました。

「雑な部分も手作りの味」という事にしておきます。DIYで最も便利な言葉です。

最後の工程です。ワトコオイル(ミディアムウォルナット)で埋めたダボに色を付けます。

ダボ本来のナチュラルカラーでも浮いた感じはしなかったのですが、同じ塗料で色合いを合わせた方が無難ですよね。まとまり感もでると思います。

しばらく時間を置いたら、キッチンペーパーで拭き取ります。

手作りゲーム機収納棚の完成

完成しました。個人的には「すばらしい出来栄え」だと思っています。花丸です。いや、自分で言うのは恥ずかしいのですが・・・。

「手作りしたモノには愛着が湧く」って言いますよね。湧いています。気に入っています。

なので、自己採点はかなり甘めです・・・。客観的にみるとどうなのでしょうか。

正面からのアングルです。後ろの本棚と同化してしまって、少し見づらいですね。壁を背景にして撮影すればよかったかな。

形が「何かに似てるな」と思っていたんですよ。今ピンときました。レトロなテレビっぽくないですか。畳の上に置いてありそうなやつです(違うかな)。

まあそれはいいです・・・。

グラつきや傾きはありません。安定しています。それと、思っていたより丈夫にできました。耐荷重の計算とかまったくわかりませんが、「かなりの重さ」にも耐えられそうです。

ワトコオイル(ミディアムウォルナット)は美しい色が出ます。薄っすらした茶色が柔らかくて、全体的に優しい感じがします。

そうそう、集成材の柄って好みが分かれるそうです。人工的なものだから、苦手な人もいるのだとか。自分は好きです。綺麗な模様だと思います。今まではSPF材ばかり使っていたけど、これからは集成材もガンガン使っていこうと思います。

ダボの丸いポチは、いいアクセントになっていると思います。「数が多すぎると、不自然に見えるかな」と心配しましたが、そんなことはありませんでした。

ダボ埋めする時は、穴に木工ボンドを塗るのが一般的です。ただ、今回のゲーム機収納作りでは使いませんでした。何故かと言うと理由は簡単。忘れていたからです・・・。

木は徐々に痩せていくものらしいので、横の部分なんかは、そのうちポロっと取れないか心配です。取れたら付け直せばいいので、大したことはないのですが、ちょっとした失敗ポイントです。

部屋の雰囲気的には、白い脚より黒い脚の方がマッチすると思います。なので当初は塗装をする予定でした。「【リメイク】スチールラックをアイアン風に塗装するよ。ミッチャクロン(プライマー)を初めて使う」みたいな感じにです。

ただ、組み立てながら「白い脚でも可愛らしさがあっていいかも」と感じたので、そのままの状態で残しました。周りの家具とも馴染んでいるように感じますし、悪くはないと思っています。

ゲーム機収納にもなるスタッキングシェルフを手作りしました(追記:2021年7月19日)

オープンタイプの収納棚をDIYしました。ゲーム機収納棚として使うことも可能です(奥行きの関係で入らない機種もあります)。

「この形、どこかで見たことある」と思われる方もいるかもしれませんが、無印良品のスタッキングシェルフをパクっ、参考にして作りました。内寸・外寸サイズは”ほぼ”完コピしています。有名どころのサイズを模しておくと何かと都合がよくなります。

メインの材料は、本記事のゲーム機収納棚と同じです(右奥にコッソリ写っています!)。パインの集成材を使っています。塗料はワトコオイルです。パっと見の雰囲気は似ていると思います。

ちょっとした工夫というと大袈裟なのですが、収納力のアップを目指して内寸サイズぴったりのコの字ラックも製作してみました。

コの字ラック収納後の棚です。棚本体と同じ材料を使ったので、まとまり感みたいなものは出せているかと思います。デザイン的には悪くないはず。一番大事な使い勝手はいいです。便利で快適。

細かな制作手順や、完成品のレビューは「【DIY】無印スタッキングシェルフ風の棚を手作りするよ。2段式で寝室収納に」で紹介しています。ワトコオイルのなんちゃって色比較なども載せています。気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

さいごに

ゲーム機収納棚作りに掛かった費用です。

  • 木材(パイン集成材) 3,400円
  • 塗料 600円
  • 細々したもの 500円

合計4,500円でした。時間と手間は掛かりましたが、デザインは自分好みだし、ピッタリサイズで利便性は高いし、なかなか良いDIYだったと思います。

ゲーム機が増えて収納力が足りなくなったら、「無印のスタッキングシェルフみたいな、上に積み重ねる部分」を作って拡張しようと思っています。

収納棚に手を加えた時は、この記事に追記していきますね。よかったら、また遊びに来てください。それでは、最後までありがとうございました。