セリアのパンチングボード(有孔ボード)を買ってみた、というお話です。
木ダボやスタンドなどもまとめて揃えたので、サイズや種類、使い勝手などを写真付きでレビューしていこうと思います。
塗装して簡単なリメイクまでやってみるつもりです。おしゃれ格好良くしたい。セリアのパンチングボードが気になっている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
関連記事>>>ダイソーのデザインボード(有孔ボード)と専用フックを”ほぼ全種類”購入しました【レビュー】
セリアのパンチングボード売り場
DIYのコーナーです。リメイクシート、ぶつかり防止クッション、木板、マスキングテープなどが並んでいます。「セリアの「水性ニス」全3色を買ったよ。色見本と比較、おすすめレビュー【100均】」や「セリアの「軍手」を全部買ってみます【8種類】」などもこの売り場です。
パンチングボードという商品を見つけました。有孔ボードやペグボードと呼ばれる穴あき収納の一種です。
以前に、ダイソーのパンチングボードについてまとめた事があります。いい機会(?)なので、セリアについてのまとめも作ってみようと思います。
買い物カゴに詰め込みました。
そこまで種類は多くなかったので、関連商品をまとめて購入する事にしました。今日は、掃除機を吊るすマグネットフックを買いに来ただけなのに(掃除機の収納アイデアを探る。100均無印フックにスタンドを活用。)、まったく関係のない物がメインに。
お会計を済ませて帰ります。
セリアパンチングボード(有孔ボード)と木ダボの種類
6種類のアイテムを買ってきました。一覧です。
- MDFパンチングボード(約21×29.7cm)
- ホワイトパンチングボードA4(約21×29.7cm)
- MDFパンチングボード(約10.5×45cm)
- パンチングボード
- パンチングボード用スタンド
- 木製ダボ(約φ5×40mm)
パンチングボード(有孔ボード)のサイズ展開は2種類です。
こういった穴あきボードには、フックを組み合わせて使う方法がメジャーに思いますが、セリアではフックの取扱いがないようでした。その代わりに、パンチングボード用の木ダボが販売されていました。
MDFパンチングボード(約21×29.7cm)
基本情報は以下です。
- 商品名:MDFパンチングボード(約21×29.7cm)
- 寸法:約29.7×21cm
- 材質:MDF
- 説明:使い道いろいろ
パッケージの表です。
裏です。ご使用上の注意があります。
- 火気に近づけないでください。
- 湿度の高い場所でご使用になると、カビなど発生する場合があります。
- 水濡れや高温多湿等、保管状況によっては、色落ち・色移りが起こる場合があります。
- 本来の用途以外のご使用はおやめください。
などの内容です。
表です。MDFということで、木目はなく均一な見た目です。フシなどもありません。バランスが良く使いやすい材質だと思います。「セリア「木材」のサイズと種類、DIYのアイデア実例を紹介します。」でも紹介しています。
表面は滑らかです。ツルっとしていて手触りがいいです。一見、水を弾きそうな感じではありますが、ボードの材質は木なので、水濡れなどには弱いと思います。
穴です。縁から、木の繊維が飛び出している部分が多いです。ちょっとした物なので、気にならないと言えば気になりませんが、加工の精度はそれほど高くないのかなという印象があります。
手に持ってみました。サイズ感が掴みやすいと思います。
上から覗き込みます。反りや歪みなどはありません。状態はいいです。
角はキレイな直角になっています。鋭いので指で撫でると引っ掛かる感じがあります。
ひっくり返して裏です。
表面の質感は、表と変わりません。
穴です。
ホワイトパンチングボードA4(約21×29.7cm)
基本情報は以下です。
- 商品名:ホワイトパンチングボードA4(約21×29.7cm)
- 材質:MDF、紙
- 寸法:約21×29.7cm
パッケージラベルの表です。
裏です。ご使用上の注意があります。基本的に、MDFパンチングボード(約21×29.7cm)にあった記載内容と変わりありません。
1つ前に紹介したMDFパンチングボード(約21×29.7cm)を、真っ白に塗り替えた感じです。
表面です。光が強く当たると、若干テカっと輝く感じがあります。
穴です。
手に持ってみました。ずっしりと重いです。片手で支え続けるのは疲れます。
上から覗き込みます。反りや歪みなどはありません。状態はいいです。
角です。角や側はMDF(茶色い繊維)の見た目をしています。
ひっくり返して裏です。MDFが剥き出し(?)になっています。
表面です。
裏です。
ホワイトパンチングボードA4(約21×29.7cm)とMDFパンチングボード(約21×29.7cm)を並べてみました。本体サイズや穴のピッチはまったく同じです。
MDFパンチングボード(約10.5×45cm)
基本情報は以下です。
- 商品名:MDFパンチングボード(約10.5×45cm)
- 材質:MDF
- 寸法:約10.5×45×0.5cm
パッケージの表です。
裏です。ご使用上の注意があります。メイドインチャイナ。
中央が凹んだような、歪んだような形に見えますが、実際にはそんな事はないです。奇麗な一直線になっています。フローリングの縦模様と変にマッチしてしまったせい(だまし絵みたいな感じでしょうか?)で、こう見えるのだと思います。
表面です。
穴です。
手に持ってみました。細長い。
上から覗き込みます。反りや歪みなどはありません。状態はいいです。
角はキレイな直角になっています。鋭い感じも。
ひっくり返して裏です。表とまったく変わりません。
表面です。
穴です。
MDFパンチングボード(約10.5×45cm)とホワイトパンチングボードA4(約21×29.7cm)を並べてみました。大きさの比較がやりやすいと思います。
パンチングボード
基本情報は以下です。
- 商品名:パンチングボード
- 寸法:約14.8×10×0.5cm(パンチングボード)、約φ0.5×4cm(ダボ)
- 材質:MDF(パンチングボード)、天然木(ダボ)
- 説明:スタンドにもなるダボ2個付き
裏です。ご注意があります。必ずお読みくださいとの事です。
- ダボに、ささくれやトゲがある場合がありますのでご注意ください。(赤字表記)
- 貴重品や壊れやすいものには使用しないでください。
- 廃棄の際は各地方自治体の廃棄区分に従って処理してください。
などの内容です。
必ず読んで、という注意まであったので、全てを書き写そうかと思いましたが、あまりにも長いので一部を抜粋するスタイルに変更しました。
中身を取り出しました。パンチングボードとダボの2つがセットになっています。
パンチングボードです。今までに見てきたものを、そのままスケールダウンさせた感じです。
上から覗き込みます。
ひっくり返して裏です。表と特に変わりありません。
ダボです。表面にはギザギザした窪みが掘ってあります。「【DIY】無印スタッキングシェルフ風の棚を手作りするよ。2段式で寝室収納に」で使っているものと形状は似ています。
角が潰れて丸みを持った形になっています。パンチングボードの穴に差し込みやすくするための工夫だと思います。
取り付けてみました。穴の直径とダボの直径がほぼ同じなので、差し込むのに力が必要でした。ある程度奥まで差し込んでしまえば、”ほどほどに”固定されるので、勝手に外れてしまったりする心配は少ないと思います。
横からです。飛び出しているのは3cmほど。付けっぱなしにしていても邪魔になる事は少ないと思います。ナチュラルな見た目なので、主張する事もなく、さり気ない印象があります。
ダボの位置を変更しました。スタンドとして使用する場合はこの配置になります。「【15種類】セリアの写真立て(フォトフレーム)を買ってみます。サイズや使い勝手をレビュー【卓上・壁掛け】」にも似たような仕掛けのアイテムがあります。
横からです。しっかり支えてくれるので安定感はいいです。パンチングボードには程よい傾斜がつくので使いやすいと思います。
正面からです。右下と左下の穴にダボが刺さっています。
横向きにすることも出来ます。
パンチングボード用スタンド
基本情報は以下です。
- 商品名:パンチングボード用スタンド
- 寸法:約8×10×2cm
- 材質:MDF
- 説明:5mm・10mmの厚みのコルクボードやフレームにも、縦置き・横置きOK!
裏です。ご注意があります。必ずお読みくださいとの事です(先ほどのパンチングボードと同じ会社の製品です)。
- 厚みが10mmより大きいボードやフレームにはご使用できません。(赤字表記)
- カビ等が発生する恐れがございますので、湿気や水気のある場所では使用しないでください。
- 大きいものや重いものをボードやフレームに取り付けると転倒する恐れがあります。
などの内容です。一部を抜粋しました。
中身を取り出しました。足が1つです。
パンチングボードなど、厚みが5mmのものは手前の細い溝。フレームなど、厚みが10mmのものは奥の太い溝を使います。
横からです。溝の加工は丁寧だと思います。歪みなどは無く角は直角に仕上がっています。
手に持ってみました。ずっしりと重たいです。その分バランスもとれて、安定すると思います。デザイン的には少しあつぼったい感じもあります。
裏です。真っ平。滑り止めなどは付いていません。
MDFパンチングボード(約21×29.7cm)を乗せてみました。
スタンド1つでは、このサイズのボードを支えるのがギリギリな気がします(安定感の問題で)。これ以上大きなボードを設置したい場合は、スタンドを2つ用意して、左右の2点で支えた方が収まりがよくなると思います。
横からです。
パンチングボードを乗せてみました。
縦にしてみました。ボードとスタンドの幅がピッタリなので収まりがいいです。
追記です(2021年8月7日)。コーヒーで着色をしてみました。「セリアのエコバッグを染める」です。かなり微妙な結果となっているのですが、気になった方は覗いてみてください。
木製ダボ(約φ5×40mm)
基本情報は以下です。
- 商品名:木製ダボ(約φ5×40mm)
- 寸法:約φ5×40mm
- 材質:天然木
- 説明:φ5mm穴のパンチングボードに使用できます
裏です。ご注意があります。必ずお読みくださいとの事です(先ほどのパンチングボード、スタンドと同じ会社の製品です)。
- ささくれやトゲがある場合がありますので注意ください。(赤字表記)
などの内容です。一部を抜粋しました。
取り出しました。40本入りとのことです。本当にその通り入っているのか、数を数えようかとも思いましたが、なんだか大人げない気もしてきた(?)ので辞める事にしました。
木ダボは、それぞれ形や色味に違いがあります。スベスベのものや、ザラザラのもの。白っぽいものや、茶色っぽいものなど、品質にはバラつきがあるようです。
手に持ってみました。表面にはギザギザした窪みが掘ってあります。
少し前にダボ付きのパンチングボードを紹介しましたが、そこに付属されていたものと同じものみたいです。「ダイソー「木材」のサイズと種類(板材、角棒、丸棒、ブロック、MDF材、木ダボ)を紹介します。」でも、似たようなダボを紹介しています。
角が潰れて丸みを持った形になっています。パンチングボードの穴に差し込みやすくするための工夫だと思います。
MDFパンチングボード(約21×29.7cm)に取り付けてみました。ねじりながら押し込むと刺さりやすいです。
正面からです。
横からです。
続いて、ホワイトパンチングボードA4(約21×29.7cm)に取り付けてみました。
白と薄い茶色の組み合わせには、優しくてナチュラルなイメージがあります。色合いも良く使いやすいセットになると思います。
正面からです。
横からです。
ダイソーのデザインボード専用フックを試しに取り付けてみる
セリアのパンチングボードとダイソーのデザインボードは、穴径と穴ピッチ(穴の中心から穴の中心までのサイズ)がほぼ同じです。「ダイソーのデザインボード専用フックも使い回せるんじゃないか」という事で、ちょっと試してみようと思います。
ループフック(3P)です。ダブルタイプで幅があります。緩やかに角度も付いているので使いやすいです。これを試しに。
取り付けてみます。と言っても穴に嵌めるだけですが・・・
出来ました。グラつきなども無く、しっかり固定されています。セリアのパンチングボードには、ダイソーのデザインボード専用フックも問題無く使う事ができました。
横から見るとこんな感じになっています。
手持ちのパーツを一通り取り付けてみました。どれも問題無く使う事ができそうです。パーツの詳細は以下です。
- U字フック(8P)
- ループフック(3P)
- リングフック(2P)
- ハンガーフック
- ボタンフック(6P)
ちなみに、穴径が違うので入らないのは分かっていましたが、「ダイソー「パンチングボード」とフック収納ホルダーを”ほぼ全種類”購入しました【レビュー】」のフック類も一応試してみました。もちろん、入りませんでした。
横からです。
ダイソーのデザインボードと専用フックについては「ダイソーのデザインボード(有孔ボード)と専用フックを”ほぼ全種類”購入しました【レビュー】」にまとめています。気になった方は、ぜひ、チェックしてみて下さい。
セリアパンチングボード(有孔ボード)と木ダボを塗装リメイク
パンチングボードと木ダボです。何となく「色でも付けてオシャレにアレンジしてみようかな」と思いついたので、チャレンジしてみようと思います。ちなみに、「オシャレに」というのは願望に近いものですから、上手くいかない可能性もあります。
パーツを組み合わせるとこんな感じになります。コンパクトでシンプルなボードです。
それでは、塗布するカラーを選びます。
100円均一の塗料集めが趣味のようになっていて、新しい塗料を見つけるたびに購入しています。色見本も作っているので、こういう時に見返すことができて便利です。
100均の塗料は、ブログの記事にもしています。気になった方は「100均の塗料(ペンキ、ニス)まとめ)」を覗いてみて下さい。色見本の紹介だけではなく、100均塗料を使ったDIYアイデアの紹介なんかもしていますよ。
ダイソーのメタリックペイントです。ザラっとした金属感の楽しい塗料。「【金属塗料】ダイソー「メタリックペイント」全5色を買ったよ。色見本と比較、おすすめレビュー【100均】」で詳しいレビューをしています。
水性ニスで無難に仕上げようとも思ったのですが、せっかくの機会なので、普段のDIYでは使う機会の少ない塗料を試すことにしました。
ボードはブラック、木ダボはコッパーという配色にしようと思います。単色で仕上げるより、2色を上手く組み合わせた方が、見た目も派手で小洒落た雰囲気が出せるはずです。
まずはブラックのカラーから。食器用のスポンジを刷毛代わりにします。ネットタイプの商品ですが、ハサミで切り分けました。
薄く塗り広げる感じで色を付けていきます。本格的なDIYでもありませんし、ほどよく手を抜いて、サクサク進めていきます。
塗り終わりました。いい感じに色がついています。色ムラができていたり、下地が透けていたりするような箇所もないので、重ね塗りは省略してしまってもいいかなと思います。しばらく乾かします。
続いて、コッパーのカラーです。銅を模した色。赤味が少し強いです。
特に難しい作業でもないので、一気に終わらせてしまいました。ボードと違って色ムラやかすれが酷いです(形が独特で塗りづらかったです)。しばらく乾かしたら重ね塗りをしようと思います。
木ダボの重ね塗りが終わりました。奥にある2本のダボは、ボード裏に取り付けるスタンド用なので、ブラックに塗装しました。乾き切ったら完成です。ドライヤーの温風で一気にやってしまってもいいのですが、今日は時間があるので、のんびり自然乾燥で終わりを待とうと思います。
乾きました。詳しく見ていきます。
パンチングボードです。金属特有の冷たく鈍い輝きというよりは、ラメのようなテカっと明るい輝きに感じますが、ソレっぽい雰囲気は出ているかと思います。ザラっとした表面の質感は良い感じです。
穴の中に色をつけてないので、MDFの色がさりげなく見えてしまいます。ちょっとチープさを感じますが、一つ一つの穴の中に色をつけるのは、相当な手間になってしまうので、「今回はここまで」という事で妥協しようと思います。
裏はこんな感じです。手抜き仕様。黒い塗料がべったり付いてしまった部分もあって、何だかキタナイ感じにも見えるのですが、正面からは見えないし”まあいいかな”という感じであります(さっきから妥協ばかりしている気が)。
木ダボです。パーツが細かいので確認しづらいかもしれません。一応、ソレっぽく塗装する事には成功しています。
ブラックのカラー。
コッパーのカラー。
組み立ててみます。
ブラックとコッパーのツートンカラーはいい組み合わせに思います。小洒落た感じです。なんだか、スタイリッシュな雰囲気も出ている気がします。思い付きで始めた簡単リメイクですが、上手い具合にまとめる事ができました。満足です。
以前に「有孔ボードを塗装してオシャレにリメイク【100均】」でリメイクした、ダイソーのデザインボードを持ってきました。使っている塗料が全然違うので、比較してもあまり意味はないのかもしれませんが、一応、有孔ボード繋がりということで・・・。
さいごに
100円均一セリアの「パンチングボード(有孔ボード)」を買ってみました。
ボード自体は汎用性も高く、便利に使っていくことができそうだなと感じました。ただ、関連商品が木ダボとスタンドのみ、というのが少し残念なポイントに思います(もしかしたら、探せばあるのかもしれません)。「ダイソーのデザインボード(有孔ボード)と専用フックを”ほぼ全種類”購入しました【レビュー】」では、フック類なども豊富で選ぶ楽しみみたいな物がありました。
後半にやったボードのリメイクは成功しました(ダイジョウブデスヨネ)。上手い具合に仕上げる事ができたので満足しています。今回購入したボードがまだ余っているので、暇な時に別のアレンジもやってみようと思います。
セリアのパンチングボードに手を加えたら、この記事に追記してお知らせしようと思います。よかったらまた、ブログに遊びに来てください。それでは、さいごまでありがとうございました。