猫のソファベッドをDIY。イケアの人形用ベッド(ドゥクティグ)をアレンジします。

DIY・リメイク

イケアの人形用ベッド(ドゥクティグ)が、「猫ちゃん用のソファベッドに使える」という噂を聞きつけました。

敷布団(クッション)を好みの柄にアレンジすれば、自分だけのオシャレソファベッドにカスタマイズする事が可能みたいです。楽しそう。なんだか気になるので、イケアまで買いに行ってみようと思います。敷布団のDIYまでやるつもりでいます。

猫ちゃんの居場所作りに悩んでいる方は、ぜひ、参考にしてみて下さい。

関連記事>>>100均のペット用品(猫用グッズ)まとめ【ダイソーとセリア】

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イケアの人形ソファベッドを買いに行く

イケア新三郷店にやってきました。「IKEA(イケア)新三郷に行ってきたよ。」以来なので半年振りです。平日なので空いているかと思ったら、駐車場には車がずらり。急ぎ目で買い物しようと思います。

キッズ&ベビーのコーナーにある事は知っていたので、ショートカットを駆使しながら一直線にやってきました。在庫が山積みになっています。

売り場には展示品もありました。布団がぐちゃっとなっている感じがリアルな気もします。付属の布団だけでなく、別売りのレーン(ベビーベッド用マットレスプロテクター)という商品も乗っているみたいです。

片手で持つには意外と重いです。カートの中に詰め込んで、お会計を済ませようと思います。

いつもは「買い物帰りにホットドッグを食べました」みたいな写真を載せているのですが、今は時期も時期なので、食べずにそのまま帰ってきました。

その代わりに(?)、ビストロで販売されているホットドッグセットを購入して、家で作ってみました。初めてにしては、上手く出来たかなと思います(パンにソーセージを挟んだだけですが・・・)。

味はフードコートのものと変わらず、という感じです。美味しい。10個分の材料を買ったので、しばらくはホットドッグ生活が続きそうです。

マスタードだけは売り切れていたので近場のスーパー産です。

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イケアの人形ソファベッドを猫用に買ってみた

ドゥクティグ(DUKTIG)です。人形用ベッド、ベッドリネンセット付き。おままごとやごっこ遊びに。

2,499円でした。レビューや口コミを見ると、ペット用に購入している人も多いようです。イケアオンラインでは93レビューで星4.5と高評価でした(2020年9月16日現在)。

ぶつけたような凹みがあります。汚れている箇所も。イケアの商品だと「そうだよね」という感じがしてしまいます。

裏側です。英語や中国語など、9カ国の言葉で注意書きがあります。

日本語の記載です。

組み立ては大人が行ってください。組み立て部品の中には小さなパーツが含まれています。3歳未満のお子様のいるご家庭では、パッケージを開封する際にお子さまが誤って部品を飲み込まないよう、くれぐれもご注意ください。

メイドインベトナムです。

開けてみました。キレイに収まっています。余分な隙間は空いていないので、中でゴチャゴチャになっている事などは、ほとんど無いんじゃないかと思います。

標準付属品は以下です。

  • ヘッド(フット)ボード×2
  • サイドフレーム×2
  • 床板
  • 木ダボ、ボルト、六角レンチ
  • 掛布団(毛布)、敷布団(マットレス)
  • 説明書
  • 注意書き

1つずつ細かく見ていきますね。

注意書き(警告!)です。パッケージの裏側に記載されていたものと同じ内容でした。

説明書です。

組み立て方法が載っています。文章はなくイラストだけでの解説です。「【IKEA】オフィスチェア「イェルヴフェレット」を組み立てるよ!パソコンデスクに設置まで【新商品レビュー】」と似たような形になっています。

裏面です。組み立ての工程は、全部で3ステップと短めです。

ボルトと木ダボです。透明のビニール袋に一纏めにされています。

取り出すとこんな感じです。細かく見ていきます。

木ダボです。それぞれ形や色味に違いがあります。スベスベのものや、ザラザラのもの。白っぽいものや、茶色っぽいものなど、品質にはバラつきがあるようです。

説明書を読む限り、フレームの仮留めに使うパーツのようです。組み上がったら、隠れてしまうものなので、別にこういった作りでも問題は無さそうに思います。

曲尺と並べてみました。長さは3cmです。

ボルトと六角レンチです。

ネジの頭はこんな感じです。擦ったようなキズがいくつかあります。

長さは5cmちょっとです。

ヘッド(フット)ボードです。柵みたい。見た目よりずっと重いです。材質はパインだと思います。「【DIY】コの字ラックを手作り。無印風シェルフの収納力倍増計画」と同じです。

裏面です。中央には棚受けが取り付けられています。細めの角材ですが、3か所を釘留めされていて、頑丈に張り付いています。多少の事では剥がれそうにありません。

穴が空いています。下が木ダボ用、上がボルト用です。

縁の繊維が剥がれている箇所もありますが、ボルトを嵌めてしまえばスッポリ隠れます。よっぽど気にならない限りは、紙やすりでの研磨等は必要ないと思います。

接着剤(だと思います)がはみ出している箇所がありました。ただ、透明なのでほとんど目立つことはありません。

天然素材のため、板によって模様(柄)が異なります。太い筋が入ったような木目、柔らかい山形の木目、シワが寄ったような木目など、種類は様々です。

先端は丸く加工されています。尖っている部分がないので遊びやすいと思います。

脚の部分です。底は平。角は軽く面取りされています。

表面はツルツルしていて手触りがいいです。しっとりした感じもあります。毛羽立ちやササクレなどはありませんでした。子供向けのオモチャですし、丁寧に加工しているのだと思います。

ベッドのサイドフレームです。表面。

裏面です。ヘッド(フット)ボードと同じように、中央には棚受けが取り付けられています。

木口には穴があります。左が木ダボ用、右がボルト用です。

2本のサイドフレームを並べてみました。木目の模様は似ていますが、色味に違いがあります。手前の物は黄色っぽいです。

ぶつけたような凹みや、擦ったようなキズがあります。小さいものや浅いものが中心なので、それほど気になりません。ただ、ニスなどで着色をする場合は、こういったキズには色が濃く乗りやすいので、注意した方が良いかもしれません。

床に置いたとき、若干ガタつきがあった板です。上から覗き込んでみましたが、反りなどは確認できませんでした。目視では確認できないぐらいのレベルで曲がっているんだと思います。

大きくて目立つ節は取り除かれているようです。小さくて薄い節はいくつか見つけることが出来ました。

床板です。MDF材だと思います。「ダイソー「木材」のサイズと種類(板材、角棒、丸棒、ブロック、MDF材、木ダボ)を紹介します。」でも紹介している材質です。

ベッドのフレームとは違い、木目がありません。表面が均一でクセが少ないです。

反りや歪みなどはありません。MDF材は強度もあるので、負荷の掛かるポイントで使っても変形する事は少ないと思います。

ツルっとしていて滑らか。触り心地はいいです。

角の部分は鋭く(薄く)なっています。意図的な加工ではなく、もしかしたら、削りすぎちゃっただけかもしれません。指に刺さったりする程ではないので安全です。

ラベルシールを剥がそうと思ったら、表面の繊維まで一緒に剥がれてしまいました。最近のラベルシールは、100均の物でもキレイに剥がれるので油断していました。この面は裏側として使おうと思います。

掛布団と敷布団です。透明のビニールで包装されています。

裏側です。注意書きがずらっと並びます。

注意書き(警告!)です。

窒息の危険があります。プラスチックバッグはお子さまの手の届かない場所に保管してください。

ということです。

開封しました。掛布団と敷布団です。小さいものは枕だと思います。

掛布団です。チェック柄のように、縦横に何本もラインが入っています。青、赤、緑など、カラフルで可愛い感じです。キチっとした直線ではなく、緩やかな曲線になっています。柔らかくて優しい印象です。

裏地です。

タグはこんな感じです。意味はほとんどわかりません・・・。

敷マットです。鮮やかなブルーがオシャレで可愛いと思います。

元々は、人形用のベッドです。敷マットに厚みは少なく、クッション性はほとんどありません。今回は、猫用のソファベッドにするので、付属の敷マットは使わずに、もう少し快適性のあるものに交換するつもりです。

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イケアの人形ソファベッドを組み立てる

説明書を見ながら組み立てていきます。まずは、サイドフレームに木ダボを挿します。

すんなり刺さる箇所もあれば、固くて刺さらない箇所もありました。床に当てながら体重を掛けるという力技で乗り切りました(折れなくてよかった・・・)。

ヘッド(フット)ボードとサイドフレームを繋ぎます。

木ダボの位置を確認しながら差し込むだけなので簡単でした。作業時間は30秒ほど。ベッドのパーツ自体が少し重いので、落とさないようにだけは注意しました。

ネジを差し込んで固定します。

半分ぐらいまでは指で回す事ができました。堅くなってきたら六角レンチを使います。

クルクル回しているだけで、スムーズに進んでいきました。特にストレスは無しです。締めすぎると木材が割れてしまうので、そこだけは注意しました。

裏から接続箇所を見るとこんな感じです。隙間もなくピッタリ張り合わさっています。

床板を乗せます。

置くだけなので簡単。

端には3ミリほどの隙間ができる仕様みたいです。

上から力を加えても、割れたり抜けたりする感じはありません。耐荷重の表記がないので詳しい事はわかりませんが、5kgぐらいなら余裕で支えられると思います。

完成です。布団も敷いてみました。白っぽくてシンプルな木材の柄とマッチしているように感じます。全体的に柔らかい雰囲気で可愛らしいベッドです。人形遊びも捗りそう(?)だと思います。

説明書には2人チームで組み立てて、というイラストがありましたが、1人でも組み立てることができました。複雑な箇所や難しいポイントなどはないので、1人でも問題は無いかと思います。

枕はもう少し厚みがあると存在感が出るように思います。ただ、人形やぬいぐるみの首はそれほど曲がらないはずなので、薄めに作っておかないと不都合が出てくるのかもしれません。

ベッドのサイズに比べて、掛布団はだいぶ大きな作りになっていました。小さく折り畳んで乗せています。

横からです。4本の脚がピタっと床に張り付いています。ガタつきやグラつきはありません。ベッド自体にも重量があるので安定感があります。頼もしいです。今回は、猫ちゃん用に使いますが、頻繁に乗り降りしても問題ないと思います。

ベッドの形状には、曲線も多く取り込まれています。全体的に柔らかい風合いで可愛らしいベッドです(・・・2回目)。

ボルトの金具は常に見えている状態ですが、デザインに違和感は出ていないと思います。

ヘッド(フット)ボードの先端は丸く加工されています。ぶつかっても怪我に繋がる心配は少ないはずです。子供向けの優しい設計だと思います。

俯瞰です。製品サイズは、長さ52cm、幅36cm、高さ30cmとなっています。

ふかふかな猫の敷布団を作る

ウチにあるなかで使えそうなのはコレだけでした。えんじ色が渋くて、猫のプリントが可愛いクッションです。「【い草】ニトリの「ユニット畳(置き畳)」を買ってみたよ。ソファー代わりでリビングに敷いてみる」で買ったものです。

ベッドフレームに当ててみるとわかるのですが、クッションの方がだいぶ大きいです。ちょっと勿体ない気持ちもするのですが、適当なサイズに調整しようと思います。

準備開始です。クッションからカバーを外します。

まずはカバーの大きさから整えていきます。ベッドのフレームに生地を当てて長さを取ります。

マジックで印をつけました。

切り分けていきます。布用の裁ちばさみなんかがあれば良かったのですが、ウチには用意がなかったので、100均製のノーマルなハサミを使います。

切り分けが終わりました。ガタガタヨレヨレ。「【100均DIY】ファブリックパネルを手作りするよ。北欧風のマリメッコ生地は売ってなかった・・・【作り方】」の時とまったく同じクオリティです。ただ、裏返しにして縫い込む予定なので問題はないハズです。

縫い針セットとフィラメント手縫糸。「【100均diy】ニャンモック(猫用ハンモック)はセリアの材料で簡単に手作りできるらしい。ハンドメイドのやり方」を作る時に購入した物です。

「裁縫ってうまく出来ないし、もうやる事もなさそうだから捨ててしまおうかな」と思った事もあったのですが、とっておいて良かったです。

針と糸は、輪っかを作って固結びで繋げました。正しいやり方ではないのですが、外れずに縫い進められているので、これでも問題は無さそうです。

一番オーソドックスな波縫いで進めていきいます。

終わりました。白い糸なので見えづらいかもしれません。波縫いの間隔は広めです。

くるっとひっくり返すとこんな感じです。雑な縫い目が隠れているので、そこそこのクオリティに見える気がします。

力を入れて横に伸ばしても、ほつれてしまったりする感じはありません。丈夫に縫い付けられているみたいです。良かった。

続いてクッションです。大きさだけではなく、ボリュームも調整する必要があります。

少し裂いて中身の綿を取り出すところからスタートします。

綿ではなく、鳥さんでした・・・。想定外。

ここまで来て辞めるわけにはいきません。羽根が四方八方に飛び散ってだいぶ面倒ですが、最後までやり切る事にします。

クッションから2/3ほどの羽根を掻き出しました。ゴミ袋はパンパンです。とりあえず、ボリューム調整はこれで大丈夫だと思います。

部屋の中が羽根だらけなので、掃除機を簡単にかけたら次のステップに進みます。「マキタ「14.4Vコードレス掃除機」を購入!レビューと評価、サイクロン化まで。充電式クリーナ「CL141FDRFW」」を使います。

裁縫は一気に終わらせてしまいました。

サイドの部分は、まつり縫い(たてまつり)というやり方で留めてみました。

カバーにインしてみました。クッションの羽根に偏りが出来てしまい、若干歪な感じにはなってしまいましたが、一応、希望通りのサイズにはなりました。

猫のソファベッドが完成

リメイクしたクッションを、ベッドフレームに乗せてみました。大きさはピッタリです。

寝ている猫のイラストの上で、本物の猫ちゃんが寝てくれたら相当可愛いハズです。ベッドの受け渡しをする時に、写真を撮らせてもらう予定なので、近いうちに追記しようと思います。

横からです。布団の厚みは5cmほど。結構な羽根を抜き出しました。反発力はほとんどないので、上に載るとぺちゃっという感じで潰れます。寝心地は悪くはないと思います。

カバーのえんじ色を考えると、パイン無垢材のナチュラルカラーよりは濃い目のブラウンなどに塗装した方がまとまり感が出る気がします。

猫のソファベッドは手元を離れてしまうので、リメイクするのは難しいかもしれませんが、機会があったら挑戦してみたいです。

ズレ防止のために滑り止めマットを装着(追記:2021年1月20日)

ベッド自体にある程度の重さがあるので、簡単にズレてしまうような事はありませんが、猫さんが使う物なので安全第一です。足の裏に滑り止めを貼り付けて、安定性を向上させようと思います。

使うのは100円均一セリアのスベリ止めマットです。「ネコの脱走防止フェンスを手作り。100均(ダイソーとセリア)素材で折り畳み式にアレンジ」で使ったものと同じアイテムです。

ハサミで切り分けて適当なサイズに調整します。スベリ止めは柔らかい素材で出来ているのでカットも楽々です。

終わりです。小さな長方形を4つ作りました。歪んでいたり、曲がっていたりもするのですが、おそらく問題にはならないと思います。

両面テープを使って貼り付けます。「超強力アクリルフォーム両面テープ」という商品名。何度か使っていますが、その名の通り超強力です。一度貼り付けてしまえば、簡単には剥がれません。頼もしい相棒(?)です。ただ、ゴムっぽい独特のニオイがあるのはマイナスポイント。自分はちょっと苦手なニオイです。

両面テープを貼り付けてから、滑り止めマットを貼り付けました。ぐっと力を入れて圧着までやっています。難しい作業でもないので、残りの3箇所は一気に終わらせてしまいます。

完成しました。試しに横から押してみます。まったく動きません。床にピタっと張り付いている感じがあります。これで猫さんが飛び乗っても、ベッドがズレる事はないと思います。安定感抜群。安全第一。いい感じです。

足をアップで写してみました。両面テープと滑り止めマットに厚みがあるので、若干、床から浮いたような形になっています。といっても2mmほどなので、ほとんど気になる事はありません。

さいごに

イケアの商品を利用して、猫ちゃん専用ソファベッドを作りました。お昼寝タイムが快適なものになったら嬉しいです。

ウチで猫を飼っているわけではないのに、最近、猫グッズをDIYすることが多いです。「【100均DIY】猫のご飯台(餌台)を手作りするよ。高さは5cm。木製でオシャレにしたい」や「【100均diy】ニャンモック(猫用ハンモック)はセリアの材料で簡単に手作りできるらしい。ハンドメイドのやり方」などを作っています。ぜひ、チェックしてみて下さい。

新しくDIYをしたらブログで紹介しようと思います。よかったら、また遊びに来てください。それでは最後までありがとうございました。